冷嘲熱罵について

四字熟語 | 冷嘲熱罵 |
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読み方 | れいちょうねつば |
意味 | 冷ややかに嘲笑して、激しく罵倒すること。 「冷嘲」は冷ややかに嘲る、「熱罵」は熱く罵るという意味。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「冷」を含む四字熟語
残杯冷炙(ざんぱいれいしゃ)
そっけない扱いをされ、辱めをうけること。 「残杯」は他の人が口をつけて残した酒。 「冷炙」は焼いたあとに冷めた肉。 人の食べ残した飲食物で、もてなしをされるという意味から。
翠色冷光(すいしょくれいこう)
冷たく感じるような青い光のこと。 また、月の光りを表現したもの。 「翠色」は青緑色、または深い緑色のこと。 「冷光」は冷ややかな光という意味。
沈着冷静(ちんちゃくれいせい)
何事にも動じずに、落ち着いていること。 「沈着」と「冷静」はどちらも何事にも動じることなく、落ち着いていることで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
枕冷衾寒(ちんれいきんかん)
一人で寝ることの寂しさを言い表す言葉。 「衾」は掛け布団のこと。 枕も掛け布団も冷たくて寒いということから。 「枕冷ややかに衾寒し」とも読む。
人情冷暖(にんじょうのれいだん)
人情が薄くて軽いこと。または、人情の移ろいやすさを言い表す言葉。 「人情」は人としての思いやりや慈しみの心。 「冷暖」は情の薄いことと厚いこと。 富や名誉があるときには暖かく近寄り、なくなると冷たくいい加減に扱うということから。
熱願冷諦(ねつがんれいてい)
熱意をもって真剣に願うことと、冷静になって本質を見きわめること。
「嘲」を含む四字熟語
嘲風哢月(ちょうふうろうげつ)
即興で風や月を題材にした詩歌を作ること。 または、内容のない詩文のこと。 「嘲」と「哢」はどちらも遊び楽しむこと。 遊びで詩文を作るという意味から。 「嘲風弄月」とも書く。
冷嘲熱諷(れいちょうねっぷう)
素っ気なく鼻で笑うことと激しく皮肉ること。 「冷嘲」は冷ややかに嘲笑すること。 「熱諷」は熱烈な風刺や皮肉を言うこと。
冷嘲熱罵(れいちょうねつば)
「熱」を含む四字熟語
焦熱地獄(しょうねつじごく)
この世で悪いことをした死者が、猛火の責め苦を受ける地獄。 または、そのような責め苦を受けること。 仏教の言葉で、八大地獄のうちの一つ。
趨炎附熱(すうえんふねつ)
その時に権力のあるものにこびへつらうこと。 「趨」は走ること。 「炎」と「熱」は激しい勢いがあるもののたとえ。 勢いのある炎に走って向かい、熱いものにつくということから。 「炎に趨き熱に附く」とも読む。 「趨炎付熱」とも書く。
頭寒足熱(ずかんそくねつ)
頭を冷やして、足を暖めること。 健康によく、ぐっすり眠ることができるとされている。
熱願冷諦(ねつがんれいてい)
熱意をもって真剣に願うことと、冷静になって本質を見きわめること。
熱烈峻厳(ねつれつしゅんげん)
情熱を込めて事に当たり、何があっても絶対に譲らない厳しさを持つこと。 「熱烈」は一つのことに熱中したり、感情が高ぶったりして激しく興奮すること。 「峻厳」は立派で厳格なこと。
冷嘲熱諷(れいちょうねっぷう)
素っ気なく鼻で笑うことと激しく皮肉ること。 「冷嘲」は冷ややかに嘲笑すること。 「熱諷」は熱烈な風刺や皮肉を言うこと。
「罵」を含む四字熟語
悪口罵詈(あっこうばり)
好き勝手に悪口を言うこと。または、その悪口のこと。
嬉笑怒罵(きしょうどば)
感情のこと。 「嬉」は喜ぶこと。 「罵」は悪口を言うこと。
讒謗罵詈(ざんぼうばり)
乱暴で品のない言葉を使い、相手のことを悪く言うこと。 「讒謗」は他人のことを悪く言うこと。 「罵詈」は汚い言葉で相手の悪口を言うこと。
罵詈讒謗(ばりざんぼう)
乱暴で品のない言葉を使い、相手のことを悪く言うこと。 「罵詈」は汚い言葉で相手の悪口を言うこと。 「讒謗」は他人のことを悪く言うこと。
罵詈雑言(ばりぞうごん)
乱暴で品のない言葉を使って、相手のことを悪く言うこと。または、その言葉のこと。 「罵詈」は汚い言葉で相手の悪口を言うこと。 「雑言」は様々な悪口のこと。
冷嘲熱罵(れいちょうねつば)