「思」を含む四字熟語 — 40 件
四字熟語一覧
安居危思(あんきょきし)
平和なときにでも、最悪な事態を想定して備えておくことが大切であるという戒めの言葉。 「安居」は平和な生活。 「危思」は危険な事態を思い浮かべること。 「安きに居りて危うきを思う」とも訓読する。
意思表示(いしひょうじ)
自分の意思をはっきりと示すこと。 また法律用語としては、法律上の効果を発生させるために必要な意思を外部に示す行為のこと。
飲水思源(いんすいしげん)
物事の基本を忘れずに大切にするべきという戒め。 または、受けた恩を忘れてはいけないという戒め。 水を飲むときに、水源のことを思うという意味から。 「水を飲むときは井戸を掘った人のことを忘れるな」という中国のことわざから。 「水を飲みて源(みなもと)を思う」とも読む。
于思睅目(うさいかんもく)
他の人よりもひげが多く、目が大きい様子。 「于思」はひげが多い様子。 「睅目」は目が大きい様子。 「于思」は「于腮」とも書く。
越畔之思(えっぱんのおもい)
自分の領分を守り、他者の領域を侵さないように心がけること。 「越畔」は田畑の境界である畦(あぜ)を越えること。 畦を越えて他者の田畑に踏みこむことのないように心がけることをいった言葉。
寒泉之思(かんせんのおもい)
子どもが親を思いやり、尽くそうとする心。 「寒泉」は冷たい地下水。 植物を育む冷たい地下水のように愛情をもって育ててくれた母親に対して、七人の子どもたちは苦労をかけるばかりで孝行できなかったことを自責したという話から。
居安思危(きょあんしき)
平和な世の中でも災難があった時のことを考えておき、いつも用心しておくべきであるという戒め。 「安きに居(お)りて危うきを思う」とも読む。
君子九思(くんしのきゅうし)
人格者が常に心がけるべき九つのこと。 「君子」は人格者、「九思」はいつも忘れないように心にある九つのこと。 物はしっかりと見る、話は正確に聞く、表情はいつも穏やかに保つ、手厚く礼儀正しい姿勢、言葉は真心を持って偽らない、仕事は慎重にする、疑問には質問する、怒る時にはその後どうするか考えておく、道義を犯して利益を貪らないという九つのこと。 「君子は九思あり」とも訓読する。
見賢思斉(けんけんしせい)
賢者を実際に見て、そうなりたいと憧れること。 孔子の言葉から。 「賢(けん)を見ては斉(ひと)しからんことを思う」とも読む。
後顧之思(こうこのうれい)
物事が終わったあとに残っている心配事。後日のことを心配すること。 「後顧」は後ろを振り返るという意味から、あとに残る思いという意味。 「後顧之思」とも書く。
寤寐思服(ごびしふく)
寝ても覚めても忘れられないこと。 「寤」は起床すること。 「寐」は就寝すること。 「思服」はいつも思っていること。 「寤寐(ごび)に思服(しふく)す」とも読む。
再思三省(さいしさんせい)
「再思」は考え直す、「三省」は一日に何度も反省することで、何度も考え直して、反省すること。
三思九思(さんしきゅうし)
何度も繰り返して深く考えること。 「三思」と「九思」はどちらも深く考えること。 「三…九…」は何度もという意味。
三思後行(さんしこうこう)
しっかりと考えた後に行動すること。 三度考えてから行動するという意味から。 元は必要以上に考えすぎること戒めた言葉だったが、現在では軽はずみな行動を戒める言葉として使われることが多い言葉。 中国の春秋時代の魯の季文子の故事から。 「三(み)たび思いて後(のち)に行う」とも読む。
思案投首(しあんなげくび)
よい案が浮かばずに悩み、首を傾けている様子。 「思案」はいろいろと考えること。 「投首」は首を傾げている様子。
思索生知(しさくせいち)
道筋を立ててじっくりと追いながら考えると、よい知恵が生まれるということ。 「思索」は道筋をたてて追いながら考えること。 「生知」は知恵が生まれること。
春愁秋思(しゅんしゅうしゅうし)
春の日に感じる憂鬱と、秋に感じる寂しさのこと。 心地よい気候のときに急に気が塞いだり、寂しくなったりすることをいう。
尚古思想(しょうこしそう)
古代の文化や制度に深い敬意を抱き、現代においても模範として取り入れようとする思想。
思慮分別(しりょふんべつ)
注意深く考えて、物事を判断すること。 「思慮」は注意深く考えること。 「分別」は道理をわきまえた判断のこと。
神仙思想(しんせんしそう)
古代中国の思想で、俗世を超越した不老不死の仙人になろうとする考えをいう。 「神仙」は不老不死で神通力を持っている仙人のこと。 道教では、仙人になることを教義の根幹としていた。
熟思黙想(じゅくしもくそう)
心を落ち着かせて、しっかりと物事を考えること。 「熟思」はしっかりと考えること。 「黙想」は喋らずによく考えること。
熟読三思(じゅくどくさんし)
しっかりと考えながら読んで、その内容を繰り返し考えること。 「熟読」は文章をしっかりと考えながら読むこと。 「三思」は何度も考えること。
孺慕之思(じゅぼのおもい)
幼い子供が親を慕うこと。 または、他人にそのような感情を抱くこと。 「孺」は幼い子供のこと。 幼い子供が親を慕って泣き叫ぶのを見た、孔子の弟子である有子と子游が言ったという故事から。
塵思埃念(じんしあいねん)
一般的なくだらない考えや邪念のこと。 「塵思」と「埃念」はどちらもくだらない考えという意味で、似た意味の言葉を重ねて強調したもの。 塵や埃のように汚れた考えという意味から。
垂直思考(すいちょくしこう)
常識にとらわれて、凝り固まった考え方。 新しい考えは生まれにくいが、論理を深めるには有効とされている。
水平思考(すいへいしこう)
エドワード・デ・ボノが提唱した発想法で、問題を解決するために、次々と視点を変えながら、既成の概念にとらわれずに新たな発想を生み出す方法のこと。
切問近思(せつもんきんし)
理解が難しいことを、身近な問題として取り上げて、真剣に考えること。 「切問」は理解できていないことを問うこと。 「近思」は身近なこととして考えること。 「切(せつ)に問いて近く思う」とも読む。
千思万考(せんしばんこう)
何度も深く考えること。 「千」と「万」は、数が多いことのたとえ。 「思」と「考」は、考えるという意味。
相思相愛(そうしそうあい)
男女がお互いのことを慕い、愛し合っていること。 または、互いに必要とし合っている関係のこと。 「相思」はお互いに恋しく思うこと。 「相愛」はお互いに愛すこと。
断腸之思(だんちょうのおもい)
激しい悲しみや苦しみ。 中国の東晋の桓温の部下が、舟に移動しているときに子猿を捕らえた。 母猿は岸をつたって、百里以上追いかけて船に飛び乗ったところで力尽き、母猿の腹を割くと腸がずたずたになっていたという故事から。
