「椎」を含む四字熟語一覧
椎を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
一里撓椎(いちりどうつい)
たくさんの人が同じ事を言うと、あり得ないことも事実のようになってしまうということ。 「一里」は一つの村。 「撓椎」は椎を曲げること。 椎を曲げることが出来る力のある人がいると、村の人々全員が言えば、実際にいるかのようになってしまうという意味から。 「一里(いちり)なれば椎(つち)を撓(たわ)む」とも読む。
大輅椎輪(たいろのついりん)
簡単な物から始まり、複雑になっていき、大雑把になり、細かい部分に行き届いて完成するということのたとえ。 「大輅」は天子が乗るための車。 「椎輪」は飾り気がなく、最低限の車ということから、物事の始めのたとえ。 飾り気の無い最低限の車が、天子が乗るための車になるということから。
頂門金椎(ちょうもんのきんつい)
要点を的確に突く戒めや忠告のこと。 「頂門」は頭頂部。 「金椎」は金槌。 急所である頭頂部を、金槌で確実に叩くという意味から。
椎心泣血(ついしんきゅうけつ)
激しく怒り悲しむこと。 「椎心」は怒りや悲しみのあまりに、自分の胸を拳でたたくこと。 「泣血」は涙が枯れて血が出るほどに、激しく泣き悲しむこと。 「心(むね)を椎(う)ちて泣血(きゅうけつ)す」とも読む。