「華」を含む四字熟語一覧
華を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
栄華秀英(えいかしゅうえい)
草木の花の総称のこと。 「栄」は草の花、「華」は木の花、「秀」は実を結ぶが花が咲かないもの、「英」は実を結ばないが花は咲くもののこと。
英華発外(えいかはつがい)
かくしていた美しくてすぐれた内面が、表に現れること。 「英華」は美しい花や華やかな光のこと。 「発外」は表に出ること。
栄華栄耀(えいがえいよう)
富や権力を得て栄え、贅沢を極めること。 または、家が富や権力で繁栄すること。 「栄耀」は栄えて輝くという意味。 「栄華」は華やかに繁栄するという意味。 似ている語を重ねて強調した語。 「栄華栄耀」ともいう。
栄華秀英(えいがしゅうえい)
草木の花の総称のこと。 「栄」は草の花、「華」は木の花、「秀」は実を結ぶが花が咲かないもの、「英」は実を結ばないが花は咲くもののこと。
栄華之夢(えいがのゆめ)
人の繁栄は一時的なもので、長い期間続くことはないということ。 人の栄華は夢のように儚いもので、すぐに終わるということ。
栄耀栄華(えいようえいが)
富や権力を得て栄え、贅沢を極めること。 または、家が富や権力で繁栄すること。 「栄耀」は栄えて輝くという意味。 「栄華」は華やかに繁栄するという意味。 似ている語を重ねて強調した語。 「栄華栄耀」ともいう。
華燭洞房(かしょくどうぼう)
結婚して初めての夜。新婚初夜。 「洞房」は家の奥にある女性の部屋のこと。閨房。 「花燭」は華やかなろうそくの灯りのことから、婚礼という意味。 「花燭」は「華燭」とも書く。 「花燭洞房(華燭洞房)」ともいう。
華燭之典(かしょくのてん)
結婚式のこと。 「華燭」はきらびやかで美しい灯りということから、結婚式の灯りのこと。 「典」は儀式のこと。
華胥之国(かしょのくに)
良い夢のこと。 または、昼寝のこと。 「華胥」は夢の中にある理想郷。 中国の伝説の聖天子の黄帝は、昼寝をしていると華胥という国に行く夢を見た。 華胥では、人民に不満などが何も無く、理想的な政治が行われていた。 夢から覚めた黄帝は、その国を見習った政治をすると自国をうまく治めることができたという故事から。
華胥之夢(かしょのゆめ)
良い夢のこと。 または、昼寝のこと。 「華胥」は夢の中にある理想郷。 中国の伝説の聖天子の黄帝は、昼寝をしていると華胥という国に行く夢を見た。 華胥では、人民に不満などが何も無く、理想的な政治が行われていた。 夢から覚めた黄帝は、その国を見習った政治をすると、自国をうまく治めることができたという故事から。
華如桃李(かじょとうり)
女性の容姿が非常に美しい様子。 桃やスモモの花のように鮮やかで美しい様子ということから。 「華」は花のことで、華やかな様子のたとえ。 「桃」は淡い紅色の花、「李」は濃い紅色や白色の花をいうもので、どちらも華やかな様子のたとえ。また、どちらも多くの実をつけるということから豊穣の象徴とされている。 容姿の優れた男女が結婚する時の様子を詩にした言葉。 「華(はな)やかなること桃李(とうり)の如(ごと)し」とも読む。
華胄家世(かちゅうかせい)
貴族などの名門の家系のこと。 「華胄」は貴族などの名門。 「家世」は家系。
華亭鶴唳(かていかくれい)
栄華を極めた昔のことを懐かしみ、衰退した現状を嘆くこと。 「華亭」は地名。 「鶴唳」は鳥の鶴の鳴き声。 中国の東晋の時代の陸機は、讒言によって処刑される寸前に、故郷である華亭で鶴の鳴き声を聞く楽しみを思い出して嘆いたという故事から。
華封三祝(かほうのさんしゅく)
中国の華山を番人が、聖天子の尭帝に述べた三つの祝福。 「華封」は中国の華山を守る番人。 中国の華山の番人が、伝説上の聖天子の尭帝に、長寿・富・多男子の三つの祝福を述べようとしたところ、長く生きると恥をかく機会が多くなり、金持ちになると面倒ごとが多くなり、男子が多いと心配事が増えると言って断ったという故事から。
含英咀華(がんえいしょか)
文章のよい部分をしっかりと味わって、それを理解して身に付けること。 「含」は口に含むこと。 「英」と「華」はどちらも花のこと。 「咀」はよく味わうこと。 すぐれた文章を花にたとえた言葉で、花を口に含んで味わうという意味から。 「英(えい)を含み華(か)を咀(くら)う」とも読む。
去華就実(きょかしゅうじつ)
見た目だけを着飾ることを止めて、真面目な態度をとること。 花を捨てて実を取るという意味で、見た目よりも中身を大切にするということ。 「華(か)を去り実(じつ)に就く」とも読む。
空華乱墜(くうげらんつい)
妄想や幻覚をいう言葉。 または、実際には存在しないものを、実際に存在するかのように間違えること。 「空花」はこの世には存在しない花のこと。 「乱墜」は乱れ落ちること。 目を患った時に、見えないはずの空花の花が乱れ落ちているように見えるということから。 「空華乱墜」とも書く。
絢爛豪華(けんらんごうか)
目がくらむほど美しく、贅沢で煌びやかな様子。 「豪華」は華やかで贅沢なこと。 「絢爛」は目がくらむほど美しいこと。 「絢爛豪華」ともいう。
好名得華(こうめいとくか)
名声だけを欲し続けていても、実質が伴っていない虚名しか得られないということ。 「名(な)を好(この)めば華(はな)を得(う)」とも読む。
枯樹生華(こじゅせいか)
ひどく困難なことの最中に、その状況を抜け出す方法を見出すこと。 または、歳をとって衰えた老人に生気が戻ること。 枯れた木に花が咲くということから。 元は真心が相手に通じることをたとえた言葉。 「枯樹(こじゅ)華(はな)を生ず」とも読む。 「枯樹生花」とも書く。
豪華絢爛(ごうかけんらん)
目がくらむほど美しく、贅沢で煌びやかな様子。 「豪華」は華やかで贅沢なこと。 「絢爛」は目がくらむほど美しいこと。 「絢爛豪華」ともいう。
才華蓋世(さいかがいせい)
すぐれた才能と知恵で世の人々を圧倒すること。 「才華」は内から溢れ出たすぐれた才能と知恵のこと。 「蓋世」は世の中を覆いつくすほどに意気が旺盛という意味から、世の中を圧倒することのたとえ 「才華(さいか)、世を蓋(おお)う」とも読む。
才華爛発(さいからんぱつ)
素晴らしい才能が溢れ出ていること。 「才華」は素晴らしい才能のこと。 「爛発」は鮮やかに現われること。
春華秋実(しゅんかしゅうじつ)
人の外見の美しさと内面の優れた性質のたとえ。 春に咲く美しい花が人の外見の美しさを、秋に実る豊かな実が内面の優れた性質を表した言葉。
荘厳華麗(そうごんかれい)
重々しく威厳があり、華やかな様子。 「荘厳」は威厳があって立派なこと。 「華麗」はきらびやかで美しいこと。
咀嚼英華(そしゃくえいか)
素晴らしい文章や詩の深い意味やよさを感じ取り、心に刻むこと。 「咀嚼」は噛んで味わうこと。 「英華」は美しい花のことで、すばらしい詩文のたとえ。 「英華(えいか)を咀嚼(そしゃく)す」とも読む。
天華乱墜(てんからんつい)
話し方が生き生きとしていること。 または、物事を実際よりも大きく話して、巧みな話術で人を騙すこと。 「天花」は天に咲いている神秘的な花。 「乱墜」は乱れ落ちるという意味。 古代中国の南朝梁で雲光法師が説法をすると、その説法に感動した天が花を降らせたという故事から。 「天花(てんか)乱れ堕(お)つ」とも読む。 「天華乱墜」とも書く。
天華乱墜(てんげらんつい)
話し方が生き生きとしていること。 または、物事を実際よりも大きく話して、巧みな話術で人を騙すこと。 「天花」は天に咲いている神秘的な花。 「乱墜」は乱れ落ちるという意味。 古代中国の南朝梁で雲光法師が説法をすると、その説法に感動した天が花を降らせたという故事から。 「天花(てんか)乱れ堕(お)つ」とも読む。 「天華乱墜」とも書く。
洞房華燭(どうぼうかしょく)
結婚して初めての夜。新婚初夜。 「洞房」は家の奥にある女性の部屋のこと。閨房。 「花燭」は華やかなろうそくの灯りのことから、婚礼という意味。 「花燭」は「華燭」とも書く。 「花燭洞房(華燭洞房)」ともいう。
曇華一現(どんげいちげん)
稀にしかない、珍しい機会のたとえ。 「曇華」は優曇華という花のことで、三千年に一度、仏が現れるときに咲くとされている。 「曇華一たび現ずるがごとし」を略した言葉。
南華之悔(なんかのくい)
上司を怒らせる余計な発言のせいで、才能があるにもかかわらず出世できないこと。 唐の温庭インは宰相の質問に答えたところ、答え方が宰相の怒りに触れ、能力があるにもかかわらず科挙(試験)に合格できなかったという故事から。
拈華微笑(ねんげみしょう)
言葉を使うことなく、心から心へと通じ合うこと。 「拈華」は花をつねるという意味。 釈迦が花を指でつねったところ、弟子の中で迦葉だけが意味を理解して微笑したので、釈迦は迦葉に仏法の奥義を授けたという故事から。
富貴栄華(ふうきえいが)
身分が高くて財産もあり、華やかに繁栄していること。 「富貴」は身分が高くて財産があること。 「栄華」はきらびやかに栄えていること。
紛華奢靡(ふんかしゃび)
非常に派手で煌びやかなこと。 「紛華」は派手で美しいこと。 「奢靡」は派手なこと。 花町を言い表す言葉。
法華三昧(ほっけさんまい)
心を集中して法華経の奥義を極めること。 「三昧」は一つのことだけに心を集中して取り組むこと。
法華三昧(ほっけざんまい)
心を集中して法華経の奥義を極めること。 「三昧」は一つのことだけに心を集中して取り組むこと。
竜華三会(りゅうげさんえ)
弥勒菩薩が竜華樹の下で行うとされている、三度の法会のこと。 釈迦の死後、五十六億七千万年後に弥勒菩薩が人間界に現れて、想像上の巨木である竜華樹の下で悟りを開いて仏になり、三度の説法を行って世の人々を救うとされている。
竜華三会(りゅうげさんね)
弥勒菩薩が竜華樹の下で行うとされている、三度の法会のこと。 釈迦の死後、五十六億七千万年後に弥勒菩薩が人間界に現れて、想像上の巨木である竜華樹の下で悟りを開いて仏になり、三度の説法を行って世の人々を救うとされている。
蓮華往生(れんげおうじょう)
人が死んだ後に極楽に行くこと。 「蓮華」は極楽浄土のたとえで、仏や菩薩の座を表している。 「往生」は現世を離れて極楽に行くこと。
蓮華宝土(れんげほうど)
極楽浄土のこと。 「蓮華」は蓮、または、睡蓮の花のこと。 「宝土」は仏がいる国の美称。または、理想郷という意味。 常に釈迦が説法をしていて、清らかな蓮の鼻が咲き乱れ、苦しみのない世界をいう。