「相」を含む四字熟語 — 71 件
「相」を含む四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
相縁奇縁(あいえんきえん)
人と人の縁は不思議な巡り合わせということ。 特に男女の関係についていう言葉。 「合縁」は気心の通じ合う縁、「奇縁」は思いもよらない縁。 「合縁」は「愛縁」や「相縁」、「奇縁」は「機縁」とも書く。
相碁井目(あいごせいもく)
人にはそれぞれ実力の差があり、何事においても優劣や巧拙が存在することを囲碁の勝負にたとえた言葉。 「相碁」は、囲碁において同等の実力を持つ者同士で対局すること。 「井目」は碁盤上の九つの点のことで、実力の差が大きいときに弱い側が先に石を置く場所を示す。
一期四相(いちごしそう)
人生の四つの段階、生、老、病、死のこと。 「一期」は生まれてから死ぬまでの期間、人生。 「四相」は四つの段階の生、老、病、死。または、生、住、異、滅の四つの各相のこと。
一家相伝(いっかそうでん)
一つの家系でのみ、代々引き継いでいく技術やもののこと。 「相伝」は代々引き継いで伝えること。
一子相伝(いっしそうでん)
学問や技芸などの奥義を子孫の一人、または、弟子の一人だけに伝授し、他の者には決して漏らさないこと。 「相伝」は物事を代々伝えていくこと。
衣鉢相伝(いはつそうでん)
弟子が師から奥義を受け継ぐこと。 または、先人から業績や事業を引き継ぐこと。 「衣鉢」は師から受け継いだ袈裟と、托鉢のときに施しを受ける鉢ということから、師からの教えという意味。 「相伝」は代々と受け継いで伝えていくこと。
以毛相馬(いもうそうば)
外見で人を判断することはできないということ。 馬の毛の色ですぐれた馬を見分けようとするという意味から。 「毛(け)を以(もっ)て馬(うま)を相(そう)す」とも読む。
陰陽相摩(いんようそうま)
天と地の間に存在するとされる陰と陽の二つの気が互いに作用しあうことで全てのものを生み出すということ。 「陰陽(いんよう)相(あ)い摩(ま)す」とも読む。
有無相生(うむそうせい)
有があるから無があり、無があるから有があるという、有と無の相対的な関係のこと。 または、この世のものはすべて相対的な関係にあるということ。 「相生」はお互いに生じあうこと。 元は、相対的であるものを絶対的であるかのように錯覚してしまう、人間の愚かさや危うさを警告した言葉。
有無相通(うむそうつう)
片方にあってもう片方に無いものを、互いに補うことでどちらもうまくいくようにすること。 「有無(うむ)相(あい)通(つう)ず」とも読む。
燕雀相賀(えんじゃくそうが)
新しい家の完成を祝う言葉。 家の軒の下に巣を作る鳥の燕や雀も、家の完成を祝うという意味から。 「燕雀(えんじゃく)相(あい)賀(が)す」とも読む。
王侯将相(おうこうしょうしょう)
高貴な身分は、才能や努力などできまり、家柄や血統ではないという意味。 「王侯」「将相」は、王、諸侯、将軍、宰相などの高貴な身分のこと。
往相回向(おうそうえこう)
功徳を積んだものが全ての衆生へと振り向けて、ともに極楽浄土へと往生することを願うこと。 「往相」は極楽浄土へと往生すること。 「回向」は積んだ功徳を衆生へと振り向けること。 中国浄土宗の教義の核心となるもの。
邂逅相遇(かいこうそうぐう)
思いがけずめぐりあうこと。 「邂逅」も「相遇」も、約束をしていないのに出くわすこと。 同じ意味の言葉を重ねて、めぐりあいの喜びを強めた言い方。 『詩経』の、露に濡れた草原で思う人に出会えた喜びをうたう恋の歌にある言葉。
花実相兼(かじつそうけん)
見た目と内容がどちらもすぐれていること。 「花」は草木の花のことで、見た目や外観のたとえ。 「実」は果実のことで、中身や内容のたとえ。 「花実(かじつ)、相(あい)兼(か)ぬ」とも読む。
刮目相待(かつもくそうたい)
人の著しい進歩や成長を待ち望むこと。 または、今までとは違う見方をして、相手のことを見直すこと。 「刮目」は目をこすった後に、しっかりと見開いて見ること。 中国の三国時代、呉の孫権に忠告された呂蒙は勉学に勤しみ、その進歩の速さに魯粛は驚き、それに対して呂蒙は、「男子たるもの別れて三日たてば刮目して見なければならない」と言ったという故事から。 「刮目(かつもく)して相待(あいま)つ」とも読む。
禍福相貫(かふくそうかん)
不幸と幸福はお互いに繋がっていて、片方に片寄ることはないということ。 「禍」は災難、不幸。 「福」は幸い、幸福。 「禍福(かふく)、相(あい)貫く」とも読む。
肝胆相照(かんたんそうしょう)
お互いに心の奥深くまで理解しあっていて、打ち解け合っている関係のたとえ。 「肝胆」は内臓の肝臓と胆嚢のことで、心の奥底のたとえ。 肝臓と胆嚢のように近くて深い関係ということから。 「肝胆(かんたん)相(あい)照らす」とも読む。
銜尾相随(かんびそうずい)
一列に連なって、切れ目なく進む様子。 「銜尾」は後ろの馬が前の馬の尾を口にくわえること。 「相随」は前のものについていくこと。 狭く険しい山道などで、まるで前の馬の尾を後ろの馬が口にくわえるように、一列に連なって進むという意味から。 「銜尾(かんび)相随(あいしたが)う」とも読む。
旗鼓相当(きこそうとう)
力が互角なこと。 「旗鼓」は軍旗と太鼓のことから、軍隊のたとえ。 敵と味方の力が釣り合っているという意味から。 「旗鼓(きこ)相当(あいあ)たる」とも読む。
吉人天相(きつじんてんしょう)
善い人は天から助けてもらえるものだということ。 「吉人」は善人。 「天相」は天からの助けのこと。
窮形尽相(きゅうけいじんそう)
全てのものの見た目をそのまま、生き生きと表現して、真に迫ること。 または、人や物事をきわめて巧妙に真似ること。 「窮」と「尽」はどちらも完璧に窮めること。 「形」と「相」はどちらもものの形象、外形のこと。 「形(かたち)を窮(きわ)め相(そう)を尽くす」とも読む。
毀誉相半(きよそうはん)
人や物、出来事などの評価が二つに分かれること。 「毀誉」はけなす人と褒める人。 けなす人と褒める人が同じ数だけいるという意味から。 「毀誉(きよ)相(あい)半(なかば)す」とも読む。
琴瑟相和(きんしつそうわ)
夫婦の仲がよいこと。 「瑟」は大型の琴。 琴と瑟は合奏するとよく調和することから、夫婦仲のよさを琴と瑟の調和にたとえた言葉。 夫婦以外にも、兄弟や友人との仲が良いこともいう。 「琴瑟(きんしつ)相(あい)和(わ)す」とも読む。
形影相随(けいえいそうずい)
心の善悪が行動に出ること。 「形影」は姿形と影。 影は体の動きと同じ動きをするということから。 「形影(けいえい)相(あい)随(したが)う」とも読む。
形影相弔(けいえいそうちょう)
誰かが来ることもなく、一人で寂しい様子。 「形影」は形と影。 「弔」はあわれむこと。 自分と自分の影で慰め合うことから孤独の意。 「形影(けいえい)相(あい)弔(とむら)う」とも読む。
形影相同(けいえいそうどう)
心の善悪が行動に出ること。 「形影」は形と影。 形が曲がれば影も曲がり、形がまっすぐであれば影もまっすぐであるように、心が正しければ行いも正しいということ。
卿相雲客(けいしょううんかく)
公卿と殿上人のこと。または、高い身分の人のこと。 「卿相」は三位以上の公卿。 「雲客」は宮中での昇殿を許された雲上人、殿上人。
血脈相承(けちみゃくそうじょう)
師から弟子へと、仏の教えを受け継いで伝えていくこと。 仏教の言葉で、父親から子へと血を受け継いでいくことにたとえた言葉。
犬牙相制(けんがそうせい)
国境でお互いに牽制しあうこと。 「犬牙」は犬の牙のことで、国境が入り組んでいることのたとえ。 「犬牙(けんが)相(あい)制す」とも読む。
