「心」で終わる四字熟語 — 60 件
「心」で終わる四字熟語を一覧で紹介します。読み方・意味もあわせて確認できます。
四字熟語一覧
以心伝心(いしんでんしん)
言葉や文字などを使うことなく、心と心で互いの意志や気持ちが通じ合うこと。 元は、文字や言葉では表現できない奥義を、師と弟子の心を通わせることで伝えることを意味した禅宗の言葉。 「心(こころ)を以(もっ)て心(こころ)に伝(つた)う」と訓読する。
異体同心(いたいどうしん)
それぞれ異なる体を持っているが、心は強く結ばれていること。 「異体」は異なる体のこと。 「同心」は心が同じであること。 おもに夫婦や親しい人間関係などの深い関係をいう言葉。
一意専心(いちいせんしん)
他のことに心を奪われることなく、一つのことだけに心を注ぐこと。 「一意」と「専心」はどちらも一つのことだけに心を注ぐこと。 「専心」は「摶心」とも書く。 「専心一意(摶心一意)」ともいう。
一億一心(いちおくいっしん)
全ての日本人が団結すること。 「一億」はおおよその日本の人口ということから、日本人全員のたとえ。 「一心」は団結すること。
一大決心(いちだいけっしん)
生涯に一度しかないような大きな決意のこと。 「一大」は重要なという意味。名詞の前に付けて意味を補ったり変えたりする接頭辞。 「決心」は意志を心に決めること。
一味同心(いちみどうしん)
同じ目的をもって結束すること。または、同じ目的をもち集まり、心を一つにした同志、仲間のこと。 「一味」は同じ目的をもつ同志、仲間のこと。 「同心」は志を同じくすること。
一寸丹心(いっすんのたんしん)
嘘のない本心からの誠意。 ほんの少しだけの真心という意味から。 自身の誠意という意味の謙譲語。 「一寸」の「寸」は長さの単位で、とても短いことや、少ないことのたとえ。 「丹心」は真心、誠意のこと。
一点素心(いってんそしん)
名誉や利益に固執しない純粋な心。 「一点」は一つのや、少しのという意味。 「素心」は世俗にとらわれない純粋な心。
一徳一心(いっとくいっしん)
目的や利益が同じ者同士が心を一つにして事にあたること。 または、君主と臣下が心を合わせ団結して物事を行うこと。 「徳を一(いつ)にし心(こころ)を一(いつ)にす」とも読む。 「一心一徳」ともいう。
一片氷心(いっぺんのひょうしん)
濁りやけがれがなく、綺麗で澄んでいる心。 ひとかけらの氷のように透き通っているということから。 「一片冰心」とも書く。
有所得心(うしょとくしん)
利益・得・成功などを望み、害・損失・失敗などを避けようとするこだわり。執着。 「有所得」は空を理解せずに物事に対して執着すること。仏教の言葉。
迦楼羅心(かるらしん)
仲間や助けてくれる人がいるおかげで物事を達成することができるという心のあり方。 「迦楼羅」は金色の翼をもつ伝説上の鳥であるガルーダのことで、多くの仲間を頼ることで棲息するとされている。
機械之心(きかいのこころ)
「機械」は巧妙な仕組みの器具のことから、たくらみや偽り、たくらみ偽る心のこと。 または、策略をめぐらす考え。
鬼手仏心(きしゅぶっしん)
外科医は冷静に手術をするが、悪意はなく患者を救いたいという優しい心によるものだということ。 または、無慈悲な行いに見えても、相手を思いやる優しい心によるものだということ。 「鬼手」は鬼の残酷な手。 「仏心」は仏のように慈悲深い心のこと。 「仏心鬼手」ともいう。
鬼面仏心(きめんぶっしん)
恐ろしい顔をしているが、性格は穏やかなこと。 または、そのような人のこと。 鬼のような顔と仏の心という意味から。
虚気平心(きょきへいしん)
心を空にして落ち着けること。 「虚気」は感情をなくすこと。 「平心」は心を落ち着けること。 「気を虚(むな)しくして心を平らかにす」とも読む。
勤倹小心(きんけんしょうしん)
熱心に働いて、無駄遣いをせず、注意深いこと。 「勤倹」はしっかりと働いて、無駄遣いせずに質素に暮らすこと。 「小心」は些細なことにも気を配ること。
区区之心(くくのこころ)
「区」は小さな区画という意味で、「区区」は小さくて取るにたらないということから、取るにたらない小さな心のこと。 自分の考えや心のことを謙遜していう言葉。
苦口婆心(くこうばしん)
相手のことを思い、口を苦くして何度も教えさとすこと。 「苦口」は口を苦くするという意味から厳しい助言。 「婆心」は慈愛溢れる老女のような心のこと。
狗馬之心(くばのこころ)
地位が上の者への忠誠心、誠意のこと。 「狗馬」は犬と馬のことで、犬や馬のように恩を忘れず主人に仕えて、少しずつでも恩返しをするという意味。 君主に対する自分の忠誠を自らを卑下していう言葉。
犬馬之心(けんばのこころ)
主君への忠誠心のこと。 犬や馬が飼い主に示す忠誠心ということから。 自身の忠誠心を謙遜していう言葉。
齧指痛心(げっしつうしん)
親孝行の情がこの上なく厚いことのたとえ。 中国の春秋時代の曽参は、母親が自宅で指をかむと、胸騒ぎがしてどこにいてもすぐに帰宅する親孝行者だったという故事から。 「指を齧みて心を痛ましむ」と読む。
高下在心(こうげざいしん)
普段からの心構え次第で、物事がうまくいくかどうかが決まること。または、人事や賞罰を与える権利を一人で握っていて、考え次第で好き勝手にすること。 「高下」は高さと低さ、「在心」は自分の考え方のことで、高くすることも低くすることも自分の考え次第で好きにできるということから。
恒産恒心(こうさんこうしん)
ある程度の財産と安定した職業のない人物は、道徳心や良心を無くさないようにすることは出来ないという意味。 「恒」は安定していること。 「産」は財産や職業のこと。 「心」は良心や道徳心。 「恒産無ければ恒心無し」を略した言葉。
剛腸石心(ごうちょうせきしん)
意志が固く、度胸があること。 「剛腸」は何事にも動じない、豪胆なこと。 「石心」は固い石のような心のこと。
四無量心(しむりょうしん)
他人のために尽くそうという、推し量ることのできない四つの心のこと。 または、仏道を志す人が持つべき心構えのこと。 仏教の言葉で、世の人々に起こす四つの無量心をいう。
釈眼儒心(しゃくがんじゅしん)
仏教の慈悲と儒教の仁愛の両方の心を持つこと。 「釈眼」は釈迦の目。 「儒心」は孔子の心。 仏教の慈悲深い目で見て、儒教の仁愛のある心で接することから。
繍口錦心(しゅうこうきんしん)
詩や文章のすぐれた才能があること。 「錦心」はあや織物のように美しい心のこと。 「繍口」は刺繍のように美しい言葉のこと。 「繍口錦心」ともいう。
上下一心(しょうかいっしん)
地位や身分にこだわらず、目的を果たすために団結すること。 全ての人が団結して取り組めば、どんな困難も乗り越えることができるという教え。 「上下(しょうか)心(こころ)を一(いつ)にす」とも読む。
直指人心(じきしにんしん)
人の心を直に指差すこと。 禅宗の言葉で、人の心と仏は同じものであり、そのことを言葉や文字でなく、直接的に導くことをいう。
