「ほく」から始まる四字熟語
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北轅適楚(ほくえんてきそ)
意志と行動が別の方向を向いていて、互いに反していることのたとえ。 「轅」は前進する方向に向けられるかじ棒のこと。 「適」はその向きに行くこと。 かじ棒は北を向いているのに、なぜか南にある楚の国に行くことから。 「適楚北轅」ともいう。
北窓三友(ほくそうのさんゆう)
文人に必要といわれている、琴、詩、酒の三つの友のこと。
北狄南蛮(ほくてきなんばん)
昔の漢民族が呼んでいた南方と北方の異民族の蔑称。 「南蛮」は南方の異民族の蔑称。 「北狄」は北方の異民族の蔑称。 「北狄南蛮」ともいう。
北轍南轅(ほくてつなんえん)
意志と行動が矛盾していることのたとえ。 「轅」は前進する方向に向けるかじ棒のこと。 「轍」は車輪の跡のこと。 かじ棒は南を向いているのに、車輪の跡は北に向かって付いているという意味から。 「北轍南轅」ともいう。
北斗七星(ほくとしちせい)
北天の星座のおおぐま座に含まれている七つの星のこと。 「斗」はひしゃくという意味。 北の空にあるひしゃくの形をした七つの星ということからそう呼ばれ、古くから時間の測定や、航海の指針としても使われている。
北馬南船(ほくばなんせん)
絶え間なくいろいろな所を旅行してまわること。 または、忙しくあちこちへ移動すること。 「南船」と「北馬」はどちらも中国の移動手段。 南部は川などが多いため船を使い、北部は山が多いため馬を使っていた。 それらを使うことから、移動頻度が高いことのたとえ。 「北馬南船」ともいう。
北面稽首(ほくめんけいしゅ)
最もすぐれた挨拶の方法のこと。 「北面」は北の方角を向いて座ること。 玉座は南を向いているので、それに向き合って北を向いて座るということから、臣下の座る場所にいることをいう。 「稽首」は地面に当たるまで頭を下げて礼をすること。
北門之嘆(ほくもんのたん)
仕官した先の主人が愚かな人物で、重要な地位につくことができずに嘆くこと。 「北門」は『詩経」の詩の編名。 中国の東晋の李充が家計のために、地位の低い地方官になったときに言ったとされる言葉から。 「北門之歎」とも書く。
北門之歎(ほくもんのたん)
仕官した先の主人が愚かな人物で、重要な地位につくことができずに嘆くこと。 「北門」は『詩経」の詩の編名。 中国の東晋の李充が家計のために、地位の低い地方官になったときに言ったとされる言葉から。 「北門之歎」とも書く。
北門之嘆(ほくもんのなげき)
仕官した先の主人が愚かな人物で、重要な地位につくことができずに嘆くこと。 「北門」は『詩経」の詩の編名。 中国の東晋の李充が家計のために、地位の低い地方官になったときに言ったとされる言葉から。 「北門之歎」とも書く。
北門之歎(ほくもんのなげき)
仕官した先の主人が愚かな人物で、重要な地位につくことができずに嘆くこと。 「北門」は『詩経」の詩の編名。 中国の東晋の李充が家計のために、地位の低い地方官になったときに言ったとされる言葉から。 「北門之歎」とも書く。
北嶺南都(ほくれいなんと)
奈良と比叡山のこと。 または、奈良の興福寺と比叡山の延暦寺のこと。 「南都」は京都からみて南の都である奈良、または奈良にある興福寺のこと。 「北嶺」は比叡山、または比叡山にある延暦寺のこと。 「北嶺南都」ともいう。