「順調に進む」に関連する四字熟語一覧
「順調に進む」に関連する四字熟語の一覧です。
阿轆轆地(あろくろくじ)
物事がつまづいたり、止まったりせずに進んでいくこと。 または、詰まることなく、次から次へと言葉を発すること。 「轆轆」は車が回転するときに出る、ゴロゴロという音のこと。 「阿」と「地」は漢文の組み立てを助ける語のこと。助字。 車がくるくると回るように停滞することがない様子から。 「阿漉漉地」とも書く。
一路順風(いちろじゅんぷう)
ものごとが順調に進むこと。 または、旅に出る人の安全を祈ることば。 「一路」はひたすらの意味。 「順風」は追い風のこと。 船の航行が順調ということから。
一瀉千里(いっしゃせんり)
文章や言葉が、止まることなくすらすらと出てくることのたとえ。 または、物事が順調にどんどん進むこと。 「瀉」は斜めになっている場所を水が勢いよく流れること。 「里」は距離の単位。「千里」はとても長い距離のたとえ。 水が勢いよく流れ始めると、あっという間に千里も流れていくという意味から。
円滑洒脱(えんかつしゃだつ)
角を立てることなく、物事を順調に処理すること。 「円滑」は、物事が滞りなく進むこと。 「洒脱」は、さっぱりとしていること。
円転滑脱(えんてんかつだつ)
角を立てることなく、物事を順調に処理すること。 「円転」は、滑らかに転がるという意味から、物事が停滞することなく進むことのたとえ。 「滑脱」は、状況に合わせて自在に変化するという意味から、手落ちのない応対をすること。
円融滑脱(えんゆうかつだつ)
角を立てることなく、物事を順調に処理すること。 「円融」はお互いに融合しているが、それぞれ立場を保ちつつ妨げになっていないこと。 「滑脱」は、状況に合わせて自在に変化するという意味から、手落ちのない応対をすること。
春風得意(しゅんぷうとくい)
仕事や出世にこれといった問題がなく順調なこと。 「得意」は願いどおりに物事が運ぶこと。 望みが叶うことを春の風の心地よさにたとえた言葉。 中国の唐の時代、孟郊が科挙に合格した喜びを表現した詩の一説から。
順風満帆(じゅんぷうまんぱん)
特に問題が起きることなく、思い通りに物事が進んでいくこと。 「順風」は追い風。 「満帆」は船の帆をいっぱいに張ること。 船の帆が追い風を受けていっぱいに張り、順調に進んでいくという意味から。
上昇気流(じょうしょうきりゅう)
上に昇っていく大気の流れのこと。 または、物事が特に問題なく、調子よく進むこと。 「上昇」は上にのぼること。 「気流」は大気の流れ。
転轆轆地(てんろくろくじ)
物事が躓いたり、止まったりせずに問題なく進んでいくこと。 または、詰まることなく、次から次へと言葉を発すること。 「轆轆」は車が走るときに出る音のこと。 「転」と「地」は漢文の文章の組み立てを助ける助字。
帆腹飽満(はんぷくほうまん)
船の帆が風をいっぱいにはらんで、軽やかに進む様子。 「帆腹」は船の帆。 「飽満」は飽きるくらいに満腹になるまで食べるという意味から、帆がいっぱいに膨らむことのたとえ。
無為不言(ぶいふげん)
何もしていなくても、何も言わなくても全てがうまくいくこと。
麻姑掻痒(まこそうよう)
物事が思い通りにうまくいくこと。 または、細かい要望に対して満足する結果で応えることができること。 痒い所に手が届くという意味。 「麻姑」は手の爪が鳥のように長い中国の伝説の仙女の名前。 「掻痒」は痒いところをかくということ。 漢の桓帝の時代、蔡経が「麻姑の爪で背中をかかせたら気持ちが良いにちがいない」と思ったという故事から。