「対処する」に関連する四字熟語一覧
「対処する」に関連する四字熟語の一覧です。
一上一下(いちじょういちげ)
上がったり下がったりすること。 または、情況に合わせて対応すること。 「一」は"あるときは"の意味。
緩急剛柔(かんきゅうごうじゅう)
状況に合わせて適切に対処すること。 「緩急」は緩やかなことと、厳しいこと。 「剛柔」は強いことと、優しいこと。
間不容髪(かんふようはつ)
何か事が起きたときに、それに合わせた行動をすぐに行うこと。 髪の毛一本を入れる隙間もないという意味から。 「間、髪を容れず」という形で使うことが多い言葉。
好謀善断(こうぼうぜんだん)
しっかりと考えて、物事を正しく処理すること。 「謀」はしっかりと考えること。 「善断」はうまく処理すること。
深厲浅掲(しんれいせんけい)
その時々の状況に合わせて適切に対処すること。 「厲」は着物をたくし上げること。 「掲」は裾をからげること。 深い川を渡る時には着物をたくし上げ、浅い川を渡る時は裾をからげて渡ることから。 「深ければ厲(れい)し、浅ければ掲(けい)す」とも読む。
順水推舟(じゅんすいすいしゅう)
情勢に合わせてやり方などを変え、うまく物事を成し遂げることのたとえ。 川の流れに逆らわずに舟を進めることから。 「水(みず)に順(したが)いて舟(ふね)を推(お)す」とも読む。
随機応変(ずいきおうへん)
状況の変化に応じて対処する方法を適切にかえること。 「応変」は変化に応じて対処すること。
善後処置(ぜんごしょち)
事件が起こって、その後に残った問題をきっちりと処理すること。 「善後」は後始末をすること。
善後措置(ぜんごそち)
事件が起こって、その後に残った問題をきっちりと処理すること。 「善後」は後始末をすること。
対症下薬(たいしょうかやく)
問題点を確認して、それに合わせた処置をすること。 「対症」は病気の症状に合わせて対処すること。 「下薬」は薬を与えること。 「症(しょう)に対して薬(くすり)を下す」とも読む。
多謀善断(たぼうぜんだん)
しっかりと考えて、物事を正しく処理すること。 「謀」はしっかりと考えること。 「善断」はうまく処理すること。
当意即妙(とういそくみょう)
機転をきかせて、その場で適切に対応すること。 「当意」は工夫して適切な対応をすること。 「即妙」はすぐに思いつくことで、機転のこと。
明哲保身(めいてつほしん)
聡明ですぐれた人は危険なことをうまく避けて自身の身を守ること。 または、地位を守るために状況に合わせて対処すること。 「明哲」は理解力や判断力がすぐれていて賢いこと。 「保身」は身を守ること。 また「保身」が曲解されて「他のことを考えずに自分の地位だけを守ろうとする」などのこずるい処世術のことをいう場合もある。
量体裁衣(りょうたいさいい)
状況に合わせて、最も現実的な方法を使って処理すること。 体の大きさを量って、それに合わせて布を裁断して衣服を作るという意味から。 「体(たい)を量(はか)りて衣(い)を裁(た)つ」とも読む。
臨機応変(りんきおうへん)
状況の変化に応じて対処する方法を適切にかえること。 「臨機」は時と場合に応じて適切な手段をとること。 「応変」は変化に応じて対処すること。