臥薪嘗胆とは
臥薪嘗胆
がしん-しょうたん
四字熟語 | 臥薪嘗胆 |
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読み方 | がしんしょうたん |
意味 | 目的を果たすために、苦難に耐えて機会を待つこと。 「臥薪」は固い薪(たきぎ)の上で寝ること。 「嘗胆」は苦い肝(きも)をなめること。 春秋時代、呉王の夫差は固い薪の上で寝ることで、父親の敵である越王の勾践への恨みを忘れないようにし、ついには会稽山の戦いで勝利した。 その一方で、会稽山の戦いで敗北した勾践は、寝室に苦い肝を置き目覚める度にそれをなめることで敗北の恥を思い返し、ついには夫差を滅ぼしたという故事から。 |
出典 | 『史記』「越世家」,『十八史略』「春秋戦国」 |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 機会をうかがう / 我慢 / 機会 / ことわざ |
類義語 | 坐薪懸胆(ざしんけんたん) |
漆身呑炭(しっしんどんたん) | |
使用漢字 | 臥 / 薪 / 嘗 / 胆 |