煮豆燃萁とは
煮豆燃萁
しゃとう-ねんき
四字熟語 | 煮豆燃萁 |
---|---|
読み方 | しゃとうねんき |
意味 | 兄弟の関係が不仲であることのたとえ。
「煮豆」は豆を煮ること。 「萁」は豆殻のこと。 中国の三国時代の曹操の子である曹丕は、弟である曹植の詩才を妬んで冷遇した。 曹丕は七歩歩く内に詩を作らなければ殺すと言い、曹植は「同じ根から生まれた豆殻は燃えて火となり、豆はその火で煮て苦しめ続けられる。兄弟なのに何故苦しめるのか」と答え、それを聞いた曹丕は恥じたという故事から。 「豆を煮るに萁(まめがら)を焼く」とも読む。 「燃萁」は「然萁」とも書く。 |
出典 | 曹植「七歩詩」 |
異形 | 煮豆然萁(しゃとうねんき) |
漢検級 | 1級 |
類義語 | 兄弟鬩牆(けいていげきしょう) |
七歩之才(しちほのさい) | |
使用漢字 | 煮 / 豆 / 燃 / 萁 / 然 |
「煮」を含む四字熟語
- 煮豆燃萁(しゃとうねんき)
- 鋳山煮海(ちゅうさんしゃかい)
- 焚琴煮鶴(ふんきんしゃかく)
「豆」を含む四字熟語
- 瓜剖豆分(かぼうとうぶん)
- 煮豆燃萁(しゃとうねんき)
- 寸馬豆人(すんばとうじん)
- 豆剖瓜分(とうぼうかぶん)
「燃」を含む四字熟語
- 完全燃焼(かんぜんねんしょう)
- 煮豆燃萁(しゃとうねんき)
- 燃犀之明(ねんさいのめい)
- 燃眉之急(ねんびのきゅう)
「萁」を含む四字熟語
- 煮豆燃萁(しゃとうねんき)
「然」を含む四字熟語
- 唖然失笑(あぜんしっしょう)
- 黯然失色(あんぜんしっしょく)
- 安然無恙(あんぜんむよう)
- 怡然自得(いぜんじとく)
- 一目瞭然(いちもくりょうぜん)
- 一結杳然(いっけつようぜん)
- 一旦豁然(いったんかつぜん)
- 威風凜然(いふうりんぜん)
- 易地皆然(えきちかいぜん)
- 塊然独処(かいぜんどくしょ)
- 廓然大公(かくぜんたいこう)
- 廓然大悟(かくねんたいご)
- 廓然無聖(かくねんむしょう)
- 豁然開朗(かつぜんかいろう)
- 豁然大悟(かつぜんたいご)
- 煥然一新(かんぜんいっしん)
- 環堵蕭然(かんとしょうぜん)
- 鬼気森然(ききしんぜん)
- 希言自然(きげんしぜん)
- 屹然特立(きつぜんとくりつ)
- 旧態依然(きゅうたいいぜん)
- 興味索然(きょうみさくぜん)
- 巍然屹立(ぎぜんきつりつ)
- 光輝燦然(こうきさんぜん)
- 恍然大悟(こうぜんたいご)
- 浩然之気(こうぜんのき)
- 孤影悄然(こえいしょうぜん)
- 古色蒼然(こしょくそうぜん)
- 渾然一体(こんぜんいったい)
- 業果法然(ごうかほうねん)