眺望絶佳について

四字熟語 | 眺望絶佳 |
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読み方 | ちょうぼうぜっか |
意味 | 目の前の風景がすばらしい様子。 「眺望」は見晴らしがよいこと。 「絶佳」は非常にすばらしいこと。 |
出典 | - |
類義語 | 一望千里(いちぼうせんり) |
使用されている漢字
「眺」を含む四字熟語
眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)
「望」を含む四字熟語
一望千頃(いちぼうせんけい)
一目で遠くまで見渡すことができること。または、広々としていて遠くまで見渡せる美しい景色のたとえ。 「一望」は景色などで、一度に全体を見ることができること。 「頃」は面積の単位。 一目で千頃を見渡せるということから。
一望千里(いちぼうせんり)
広い範囲を遠くまで見渡すことができること。 または、広々としていて遠くまで見通せる美しい景色のたとえ。 「一望」は景色などで、一度に全体を見ることができること。 「千里」の「里」は距離を表す単位のことで、一里は約四キロメートル。 一度に千里先まで見渡すことが出来るという意味から。
一望無垠(いちぼうむぎん)
一目ではるかかなたまで広々と見渡せること。 広々と見晴らしの良い景色をいう。 「垠」は地の果てのこと。 「一望垠(はて)は無し」とも読む。
倚門之望(いもんのぼう)
母親が子のことを思う愛情のこと。 「倚」は寄りかかるという意味。 母親が門に寄りかかって、子の帰りを待ち望むという意味から。 中国の春秋時代の衛の王孫賈は、朝早くから夜遅くまで出掛けることが多く、母親は家の前の門や、村の入り口にある閭という門に寄りかかって帰ってくるのを待ちわびたという故事から。
倚閭之望(いりょのぼう)
母親が子のことを思う愛情のこと。 「倚」は寄りかかるという意味。 母親が門に寄りかかって、子の帰りを待ち望むという意味から。 中国の春秋時代の衛の王孫賈は、朝早くから夜遅くまで出掛けることが多く、母親は家の前の門や、村の入り口にある閭という門に寄りかかって帰ってくるのを待ちわびたという故事から。
雲霓之望(うんげいののぞみ)
痛切な願いのたとえで、主にすぐれた君主が現れることを願うことをいう。 「雲霓」は雲と虹のこと。または、雨のこと。 日照りが続いて雨が降って虹が出ることを望むということから。
「絶」を含む四字熟語
韋編三絶(いへんさんぜつ)
同じ書物を何度も読むこと。 または、学問に励むことのたとえ。 「韋編」は紙が出来る前の、木や竹の札をひもで綴った書籍のこと。 「三絶」は何度もひもが切れること。 「韋編三たび絶つ」とも読む。 孔子が何度もひもが切れるほど易経を読んだという故事から。
冠前絶後(かんぜんぜつご)
他よりも、飛び抜けてすぐれていること。 または、極めて珍しいこと。 「冠前」は過去から今までで一番すぐれていること。 「絶後」は今から未来にも現われないということ。 「冠絶」と略して使うこともある言葉。 中国の宋の徽宋帝が、唐の画家の呉道子を評した故事から。
空前絶後(くうぜんぜつご)
今までに例がなく、これからも起こることがないような珍しいこと。 「空前」は今までに起きたことがない。 「絶後」はこれからも起こることはありえないという意味。
孔翊絶書(こうよくぜっしょ)
私情を挟まず、公正に政治を行うこと。 「孔翊」は人の名前。 「絶書」は手紙の中身を確認せずに捨てること。 中国の晋の時代の洛陽の長官になった孔翊は、その地位を頼って送ってくる私的な依頼の手紙は、全て読まずに水の中に捨てていたという故事から。
孤峰絶岸(こほうぜつがん)
文章や詩などが、他と比べて飛びぬけてすぐれていること。 「孤峰」は他よりも一つだけ高い峰。 「絶岸」は険しい岸壁。
清絶高妙(せいぜつこうみょう)
汚れが無く、すぐれている様子。 「清絶」はこの上なく清らかなこと。 「高妙」はすぐれていて立派なこと。
「佳」を含む四字熟語
佳人才子(かじんさいし)
理想的な男女のこと。 「佳人」は美しい女性。 「才子」はすぐれた才能の男性。
佳人薄命(かじんはくめい)
美しい女性は運に恵まれずに不幸せなことが多いという意味。 または、美しい女性は病気や事故などに遭いやすく、一生が短いことが多いという意味。 「佳人」は容姿の美しい女性のこと。または、品格や知性のある女性のこと。 「薄命」は短命なこと。運命に恵まれないこと。
佳兵不祥(かへいふしょう)
戦争を批判する言葉で、すぐれた性能の武器は人を殺すためのものであり不吉なものであるということ。 「佳兵」はすぐれた兵ということから、すぐれた性能のある武器のたとえ。 「不祥」は不吉なこと。
才子佳人(さいしかじん)
「才子」はすぐれた才能の男性、「佳人」は美しい女性のことで、理想的な男女のこと。
漸入佳境(ぜんにゅうかきょう)
話や状況が次第に興味深いところに入っていくこと。 「漸入」は深いところに少しずつ入っていくこと。 「佳境」は一番面白く興味深いこと。 中国の晋の画家の顧ガイ之は、好物のサトウキビを食べるときにおいしくないところから食べていたが、その理由を聞かれると、「漸く佳境に入る」と答えたという故事から。 「漸く佳境に入る」とも読む。
珍味佳肴(ちんみかこう)
この上なくおいしく、珍しい味のご馳走。 「珍味」は珍しい味の食べ物。 「佳肴」はとてもおいしい酒のおかず。 「珍味嘉肴」とも書く。