「風景」に関連する四字熟語 — 65 件
「風景」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全65件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
暗香疎影(あんこうそえい)
どこからともなく漂う花の香りと、月光に照らされた木々の影の情景。 または、梅のこと。 「暗香」はどこからか漂う良い香りのこと。 「疎影」はまばらに広がる木々の影のこと。
一牛吼地(いちぎゅうこうち)
非常に近い距離にあること。 また、のどかな田舎・田園風景のこと。 「牛吼」とは牛の鳴く声のことで、牛の鳴き声が聞こえるほど近い距離という意から。
一牛鳴地(いちぎゅうめいち)
非常に近い距離にあること。 または、のどかな田舎、田園風景のこと。 「牛鳴」とは牛の鳴く声のことで、牛の鳴き声が聞こえるほど近い距離という意から。 「一牛鳴」とも略す言葉。
一望千頃(いちぼうせんけい)
一目で遠くまで見渡すことができること。または、広々としていて遠くまで見渡せる美しい景色のたとえ。 「一望」は景色などで、一度に全体を見ることができること。 「頃」は面積の単位。 一目で千頃を見渡せるということから。
一望千里(いちぼうせんり)
広い範囲を遠くまで見渡すことができること。 または、広々としていて遠くまで見通せる美しい景色のたとえ。 「一望」は景色などで、一度に全体を見ることができること。 「千里」の「里」は距離の単位で、「千里」は非常に遠いことのたとえ。 一度に千里先まで見渡すことが出来るという意味から。
一望無垠(いちぼうむぎん)
一目ではるかかなたまで広々と見渡せること。 広々と見晴らしの良い景色をいう。 「垠」は地の果てのこと。 「一望垠(はて)は無し」とも読む。
一身軽舟(いっしんけいしゅう)
自然の中で自身と乗っている船が一つに感じられ、自身と他のものの区別がつかなくなること。 または、そのように感じるほどに風景が壮観な様子。 「軽舟」は軽快に進む小舟のこと。 「一身軽舟と為る」を略した言葉。
一碧万頃(いっぺきばんけい)
海や湖が広大に広がっている様子。 「一碧」は視界いっぱいに広がる青色を意味し、「頃」は面積の単位で、「万頃」は非常に広い面積のこと。
雨奇晴好(うきせいこう)
晴れでも雨でも美しい景色のこと。 山水の景色は、雨の日は趣きがあり、晴れた日は美しく、どちらも見事であるという意味。 「晴好雨奇」ともいう。
雲水飛動(うんすいひどう)
自然の風景画の素晴らしさをたとえた言葉。 雲が飛んで水が流れるという意味から。
雲濤煙浪(うんとうえんろう)
遠く水平線で連なって見える雲と波。 「濤」と「浪」は大きな波。 「煙」は霞のこと。 海が大きく広いことを言い表す言葉。 「雲濤烟浪」とも書く。
烟波縹渺(えんぱひょうびょう)
水面がもやなどでぼやけていて、空と水面の境界がよくわからない風景のこと。 「縹渺」はぼやけていて、はっきりと区別できない様子。 「烟波」は「煙波」、「縹渺」は「縹緲」「縹眇」とも書く。
鶴汀鳧渚(かくていふしょ)
美しい水辺の風景を言い表す言葉。 鶴のいる水際と、かもが遊んでいる波打ち際ということから。 「汀」は水際、「渚」は波打ち際。 「鳧」はかものこと。
火樹銀花(かじゅぎんか)
町の灯りや花火の光が輝く様子。 または、夜景を言い表す言葉。 「火樹」は灯りで赤く燃えるように見える樹のこと。 「銀花」は銀白色の光のことで、灯りがきらびやかな様子。
花鳥風月(かちょうふうげつ)
季節によって変わる美しい自然の風景。または、そのような自然の風景を題材にして、書画や詩歌を作って楽しむこと。 「花鳥」は花と鳥、「風月」は風と月のこと。 代表的な自然の風物を並べた言葉。
虚無縹渺(きょむひょうびょう)
何もなく、どこまでも広がっている風景を言い表す言葉。 「虚無」は何もないこと。 「縹渺」は遠くはっきりと見えないこと。 「虚無縹緲」とも、「虚無縹眇」とも書く。
金波銀波(きんぱぎんぱ)
日の光や月の光によって金色や銀色に美しく輝く波の様子のこと。 「銀波金波」ともいう。
刻露清秀(こくろせいしゅう)
さっぱりとしていて、すがすがしい秋の景色のこと。 「刻露」は秋になって、木の葉が落ちて、山の姿がはっきりと現れること。 「清秀」は空気が澄んでいて、眺めがよいこと。
五色霜林(ごしきのそうりん)
美しい紅葉の風景。 「五色」は色鮮やかな様子。 「霜林」は霜がふった後の林。 秋の終わり頃の風景を言い表す言葉で、霜がふることで、木々の葉の色が紅や黄色に変化することから。
山紫水明(さんしすいめい)
自然の景観がとても澄み切っていて美しいこと。 山は日の光で紫色にかすみ、水はきれいに澄んでいるという意味から。 「水紫山明」ともいう。
山容水態(さんようすいたい)
山や川などの美しい自然の風景のこと。 「容」と「態」は姿や、様子という意味。
紫幹翠葉(しかんすいよう)
山の木々がみずみずしく青々としていて美しい様子。 「紫幹」は暗褐色の幹、「翠葉」は緑色の木の葉のこと。 「紫翠」と略すこともある。
秀色神采(しゅうしょくしんさい)
すぐれた風景や様子のこと。 「秀色」は美しい様子や姿のこと。 「神采」はすぐれた外見。または、品格が高い様子。 「秀色神彩」とも書く。
秋日荒涼(しゅうじつこうりょう)
秋の寂しい風景を言い表す言葉。 「荒涼」は荒れ果てた様子。
鞦韆院落(しゅうせんいんらく)
ぶらんこが設置されている中庭のこと。 「鞦韆」はぶらんこ。 「院落」は中庭。 貴族の大きな屋敷の中庭の景色をいう言葉で、昼間のにぎやかな景色とは違う、春の夜の静かで引きこまれる景色をいう。
春蕪秋野(しゅんぶしゅうや)
春の雑草と秋の野原のこと。 「春蕪」は春の雑草のこと。または、香草のこと。 現実離れした風流な文人の境地をいう。
上下天光(しょうかてんこう)
空も水面も光り輝いていること。 「上下」は空と水面のこと。 「天光」は空全体に広がる日の光のことで、ここでは、水面に反射した日の光のこともいう。
瀟湘八景(しょうしょうはっけい)
中国の湖南省にある美しい景色の八つの場所。 「瀟湘」は中国の湖南省にある、瀟水と湘江という川が合流する場所。 昔から画題として知られている。
心象風景(しんしょうふうけい)
心の中で思い浮かぶ風景のこと。 経験や感覚、感情などが元になって生み出される風景をいう。
水光接天(すいこうせってん)
川の水面に映る月光の輝きが、遥か遠くで空(天)と接していること。 雄大な夜景のさま。
水声山色(すいせいさんしょく)
川の水の流れる音と、山の木々の緑のこと。 穏やかな村を言い表す言葉。 「水声」は川の流れの水の音。 「山色」は山の木々の緑色。
水村山郭(すいそんさんかく)
水辺の村と山里という意味。 元は中国の江南地方ののどかな農村を表現した言葉。 「水村」は江南地方の小運河が多い村のこと。 「郭」は町を囲う城郭のことから「山郭」は山際の集落という意味。
水天一碧(すいてんいっぺき)
水平線で海と空の境が、区別できないように青い色一色に溶け合っている様子のこと。 「水天」は海と空のこと。 「一碧」は水面や空の色が深い青色一色になっていること。
星河一天(せいがいってん)
空一杯に、数え切れないほどの星が川のように輝いて見える様子。 「星河」は天の川のこと。 「一天」は空全体という意味。
青山一髪(せいざんいっぱつ)
遠く離れたところにある山が見える様子。 または、水平線を言い表す言葉。 髪の毛一本に見えるように、遠くはなれた山と地平線が重なって見えるということから。
静寂閑雅(せいじゃくかんが)
ひっそりと静かで風情のある景色や雰囲気のこと。 「静寂」は静かな様子。 「閑雅」は静かで趣のあること。
青苔黄葉(せいたいこうよう)
山と山の間にある家の美しい景色。 「青苔」は青い色のこけ。 「黄葉」は秋になって、葉の色が黄色に変わった葉のこと。
青天白日(せいてんはくじつ)
雲一つない晴れ渡った青空と輝く太陽のこと。 転じて、やましいことが一切ないことのたとえ。 または、無実が明らかになり、疑いが晴れることのたとえ。 「青天」は晴れ渡った青空のこと。 「白日」は明るく輝く太陽のこと。 「白日青天」ともいう。
尺山寸水(せきざんすんすい)
高い山の上から見下ろした景色。 「尺」と「寸」はどちらも長さの単位で、どちらも短い長さのたとえ。 上から見た他の山や川が小さく見えるということから。
雪月風花(せつげつふうか)
四季の季節ごとの美しい自然の風景。 または、それらの風景を鑑賞して、詩歌を作る風流な様子のこと。 冬の雪、秋の月、夏の風(嵐)、春の花ということから。 「風花雪月」ともいう。
千巌万壑(せんがんばんがく)
険しい岩山と深い谷が続く景色。 「巌」は険しい岩山。 「壑」は深い谷。 「千」と「万」は数が非常に多いことを言い表す言葉。
鳥語花香(ちょうごかこう)
のどかな春の景色のこと。 鳥のさえずりと花の香りという意味から。
長汀曲浦(ちょうていきょくほ)
どこまでも遠くまで続く、美しい海岸線のこと。 長く続く波打ち際と曲がりくねった入り江という意味から。
眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)
目の前の風景がすばらしい様子。 「眺望」は見晴らしがよいこと。 「絶佳」は非常にすばらしいこと。
渟膏湛碧(ていこうたんぺき)
水があぶらのように深く静かによどんで、深緑色に見える様子。 「渟」は水が流れずに留まっていること。 「膏」はあぶらのこと。 「湛碧」は深緑色の水が満ちている様子。
桃紅柳緑(とうこうりゅうりょく)
春の景色の美しさの形容。 桃の美しい紅い花と、柳のあざやかな緑の葉という意味から。 「柳緑桃紅」ともいう。
洞天福地(どうてんふくち)
この世のものとは思えないほどの美しい風景。 「洞天」は天に通じている場所。 「福地」は幸福が生まれる場所。 どちらも仙人が住んでいるとされている場所のこと。 道教では、十大洞天、三十六小洞天、七十二福地のことをいう。
白砂青松(はくしゃせいしょう)
海岸の美しい景色を言い表す言葉。 「白砂」は白い砂、「青松」は青々と生い茂った松の林のことで、主に日本の美しい海岸線のことをいう。 「白沙青松」とも書く。
万頃瑠璃(ばんけいるり)
青く、どこまでも広がっている様子。 「万頃」は限りなく広いこと。 「瑠璃」は紺青色のこと。または、紺青色の宝石のこと。 空や海がどこまでも青く広がっている様子をいう。 「万頃琉璃」とも書く。
風雲月露(ふううんげつろ)
風に吹かれる雲と月光にひかる露の玉という意味で、詩を作りたくなるような美しい自然の風景のこと。 または、自然の風景を詠んだだけで、毒にも薬にもならない詩文のこと。
風月無辺(ふうげつむへん)
自然の風景が極めて美しいこと。 「風月」は自然の美しさ、特に風や月などの風情や景色。 「無辺」はその美しさが際限なく、広々としていること。 自然界の壮大さや美しさに感動したり、その無限の広がりを称賛する言葉。
風光明媚(ふうこうめいび)
自然の景色が澄んでいて美しいこと。 「風光」は景色や眺め。「明媚」は景色が美しく澄んでいる様子。
風霜高潔(ふうそうこうけつ)
清く澄み切った秋の景色のたとえ。 風が空高く吹き渡って、霜は白くて清らかに見えるという意味から。
焚琴煮鶴(ふんきんしゃかく)
風流を理解する心を持っていないこと。 または、趣も飾り気もない単調な景色のこと。 琴に火をつけて燃やして、鶴を捕らえて煮るという意味から。 「琴を焚(や)き鶴を煮る」とも読む。
茅堵蕭然(ぼうとしょうぜん)
かやぶきの垣根のある家の物寂しい様子。 「茅堵」はかやぶきの垣根がある粗末な家のことで、田舎の家をいう。 「蕭然」はひっそりとしていて物寂しい様子。
満目荒涼(まんもくこうりょう)
見渡すかぎり全てが荒廃している様子。 「満目」は視認できる距離全て。 「荒涼」は荒れて寂れていること。
満目蕭条(まんもくしょうじょう)
見渡すかぎり全てがひっそりとしていて寂しい様子。 「満目」は視認できる距離全て。 「蕭条」は静かで寂しい様子。
名山勝川(めいざんしょうせん)
景色のいい山と川。 「名勝」と「山川」を組み合わせた言葉。 「名勝」は景色がよいことで有名な場所のこと。
名所旧跡(めいしょきゅうせき)
素晴らしい風景で知られている場所や、歴史的な出来事や建物がある場所。 「旧跡」は歴史的な出来事や建物がある場所。 「名所旧蹟」とも、「名所旧迹」とも書く。
名所古跡(めいしょこせき)
素晴らしい風景で知られている場所や、歴史的な出来事や建物がある場所。 「古跡」は歴史的な出来事や建物がある場所。
麪市塩車(めんしえんしゃ)
雪が降って積もっている景色を言い表す言葉。 「麪市」は白い小麦粉の市場ということから、市場に雪が積もっていることのたとえ。 「塩車」は白い塩を載せている車ということから、車に雪が積もっていることのたとえ。 市街も車も雪が積もっているように見えるという意味から。 「麺市塩車」とも書く。
茂林修竹(もりんしゅうちく)
青青と生い茂っている林と長く伸びている竹のこと。 「修竹」はよく伸びている竹のこと。
嵐影湖光(らんえいここう)
山水の美しい景色の形容。 山の新鮮な精気と湖面の輝きのこと。 「嵐影」は山に立ち込める精気、「湖光」は湖に日の光りが当たって輝くこと。
柳暗花明(りゅうあんかめい)
「柳暗」は柳が茂って薄暗いこと、「花明」は花が明るく咲くことから、春の美しい景観の形容。 または、芸者や遊女の社会のこと。
柳緑花紅(りゅうりょくかこう)
人が手を加えていない自然のままの美しさのこと。 緑の柳と紅い花のことから、春の美しい景色をいう言葉。 禅宗では、柳は緑で花は紅いという自然そのものの姿こそが悟りの境地であるということ。 「花紅柳緑」ともいう。
