黄粱一炊とは
黄粱一炊
こうりょう-いっすい
四字熟語 | 黄粱一炊 |
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読み方 | こうりょういっすい |
意味 | 人の世界での繁栄は儚いということのたとえ。 または、人の人生が儚いことのたとえ。 「黄粱」は粟の一種のおおあわ。 「一炊」は粟のかゆを炊く時間。 粟のかゆを炊く間の短い時間という意味から。 唐の盧生という人が、旅の途中の邯鄲の町で、道士から出世が叶うという枕を借りて寝ると、出世して財力や権力を手に入れる夢を見た。 目が覚めると、宿の主人に頼んでいた、粟のかゆが出来上がっていないほどのわずかな時間しか過ぎていなかったという故事から。 |
出典 | 『枕中記』 |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 世の儚さ / 人生の儚さ |
類義語 | 一炊之夢(いっすいのゆめ) |
栄華之夢(えいがのゆめ) | |
邯鄲之枕(かんたんのまくら) | |
黄粱之夢(こうりょうのゆめ) | |
盧生之夢(ろせいのゆめ) | |
使用語彙 | 一炊 |
使用漢字 | 黄 / 粱 / 一 / 炊 |
「黄」を含む四字熟語
- 黄金時代(おうごんじだい)
- 魏紫姚黄(ぎしようこう)
- 黄衣廩食(こういりんしょく)
- 黄屋乗輿(こうおくじょうよ)
- 黄花晩節(こうかばんせつ)
- 黄河水清(こうがすいせい)
- 黄絹幼婦(こうけんようふ)
- 槁項黄馘(こうこうこうかく)
- 黄裳元吉(こうしょうげんきつ)
- 黄塵万丈(こうじんばんじょう)
- 黄中内潤(こうちゅうないじゅん)
- 口中雌黄(こうちゅうのしおう)
- 黄道吉日(こうどうきちにち)
- 黄白青銭(こうはくせいせん)
- 黄髪垂髫(こうはつすいちょう)
- 黄髪番番(こうはつはは)
- 黄袍加身(こうほうかしん)
- 黄茅白葦(こうぼうはくい)
- 黄霧四塞(こうむしそく)
- 黄粱一炊(こうりょういっすい)
- 黄粱之夢(こうりょうのゆめ)
- 数黒論黄(すうこくろんこう)
- 青蓋黄旗(せいがいこうき)
- 青苔黄葉(せいたいこうよう)
- 抽黄対白(ちゅうこうたいはく)
- 天地玄黄(てんちげんこう)
- 牝牡驪黄(ひんぼりこう)
「粱」を含む四字熟語
- 黄粱一炊(こうりょういっすい)
- 膏粱子弟(こうりょうしてい)
- 黄粱之夢(こうりょうのゆめ)
- 持粱歯肥(じりょうしひ)
「一」を含む四字熟語
- 以一当千(いいつとうせん)
- 夷険一節(いけんいっせつ)
- 一意攻苦(いちいこうく)
- 一意孤行(いちいここう)
- 一意専心(いちいせんしん)
- 一衣帯水(いちいたいすい)
- 一飲一啄(いちいんいったく)
- 一韻到底(いちいんとうてい)
- 一栄一辱(いちえいいちじょく)
- 一栄一落(いちえいいちらく)
- 一往一来(いちおういちらい)
- 一往深情(いちおうしんじょう)
- 一往直前(いちおうちょくぜん)
- 一億一心(いちおくいっしん)
- 一月三舟(いちがつさんしゅう)
- 一雁高空(いちがんこうくう)
- 一技之長(いちぎのちょう)
- 一牛吼地(いちぎゅうこうち)
- 一牛鳴地(いちぎゅうめいち)
- 一行三昧(いちぎょうざんまい)
- 一芸一能(いちげいいちのう)
- 一言一行(いちげんいっこう)
- 一言九鼎(いちげんきゅうてい)
- 一言居士(いちげんこじ)
- 一元描写(いちげんびょうしゃ)
- 一言蔽之(いちげんへいし)
- 一期一会(いちごいちえ)
- 一伍一什(いちごいちじゅう)
- 一語一句(いちごいっく)
- 一合一離(いちごういちり)