山藪蔵疾とは
山藪蔵疾
さんそう-ぞうしつ

四字熟語 | 山藪蔵疾 |
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読み方 | さんそうぞうしつ |
意味 | 大きな事を成す人物は、どんな人でも包みいれる器量があるということのたとえ。
または、どんなすぐれた人物でも一つくらい弱点があるということ。 「山藪」は山と藪のことで、立派な人物のたとえ。 「蔵」は隠すや、しまい込むということ。 「疾」は害になるものという意味から、虫や毒蛇のこと。 山や藪は害虫や毒蛇ですら隠し包み込むという意味から。 中国の春秋時代、晋の景公が宋に救援を出そうとしたときに、伯宋がそれを諫(いさ)めたという故事から。 「山藪(さんそう)疾(やまい)を蔵(かく)す」とも読む。 |
出典 | 『春秋左氏伝』「宣公一五年」 |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 不完全 |
類義語 | 瑾瑜匿瑕(きんゆとくか) |
川沢納汚(せんたくのうお) | |
使用漢字 | 山 / 藪 / 蔵 / 疾 |
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「藪」を含む四字熟語
- 山藪蔵疾(さんそうぞうしつ)