菜圃麦隴について

四字熟語 | 菜圃麦隴 |
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読み方 | さいほばくろう |
意味 | 野菜や穀物を育てる農地、野菜畑や麦畑のこと。 「圃」と「隴」はどちらも畑という意味で、「菜圃」は野菜を植えている畑、「麦隴」は麦を植えている畑ということから。 |
出典 | - |
使用されている漢字
「菜」を含む四字熟語
一汁一菜(いちじゅういっさい)
質素な食事のこと。 「一汁」は一杯の汁物のこと。 「一菜」は一品のおかずこと。 汁物一杯、おかず一品の食事のことから。 現代では、日本の伝統を基にした健康的な食事という良い意味で使われることもある。
菜圃麦隴(さいほばくろう)
三汁七菜(さんじゅうしちさい)
豪華な食べ物のこと。 または、日本の本膳料理の正式な品数。 三品の汁物と七品のおかずのこと。
七種菜羹(しちしゅのさいこう)
七種の野菜の汁物。または、七草粥のこと。 「菜羹」は野菜の汁物。 一年の健康を願い、陰暦一月七日に食べる。
米穀菜蔬(べいこくさいそ)
米と野菜のこと。 「米穀」は米のこと。 「菜蔬」は野菜のこと。
「圃」を含む四字熟語
玄圃積玉(げんぽせきぎょく)
美しい文章のたとえ。 「玄圃」は中国の霊山、崑崙山の仙人が住んでいるとされているところ。 「積玉」は積み重なっている宝石。 たくさんの宝石のように美しいという意味から。
菜圃麦隴(さいほばくろう)
「麦」を含む四字熟語
高鳳漂麦(こうほうひょうばく)
心を込めて学問に取り組むこと。 「高鳳」は中国の後漢の人の名前。 高鳳は妻に干した麦の番をするように頼まれたが、読書に夢中になり、雨が降って麦が流されたことに気がつかなかったという故事から。
兎葵燕麦(ときえんばく)
名前と実体が伴っていないこと。 「兎葵」は植物のいれにえ。 「燕麦」は植物のからすむぎ。 名前に「葵」や「麦」があるが、実際には違うということから。
菟糸燕麦(としえんばく)
名前と実体が伴っていないこと。 「菟糸」は植物のねなしかずら。 「燕麦」は植物のからすむぎ。 名前に「糸」や「麦」があるが、実際には違うということから。 「兎糸燕麦」とも書く。
麦曲之英(ばくきょくのえい)
酒のこと。 「麦」と「曲」の漢字を組み合わせると、酒の原料の「麹」の異体字になるということから。 「英」はすぐれているものという意味。
麦秀黍離(ばくしゅうしょり)
祖国が滅亡したことを嘆くこと。 「麦秀」は植物の麦が伸びること。 「黍離」は植物の黍が生い茂ること。 古代中国の殷の箕子が滅亡した殷の廃墟を見て嘆いた「麦秀之詩」と、東周の大夫が西周の宮殿に黍が生い茂っているのを見て嘆いた「黍離」という詩の題名を重ねた言葉。
麦秀之歌(ばくしゅうのうた)
祖国が滅亡したことを嘆くこと。 「麦秀」は植物の麦が伸びること。 古代中国の殷の箕子が滅亡した殷の廃墟で、麦が生い茂っているのを見て嘆き作った歌ということから。