「即」を含む四字熟語一覧
即を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
一切即一(いっさいそくいち)
全体は個の中にあり、また個一つ一つの中に全体があること。 個と全体は相即しているという考え方。 または、このように考えれば人生や世界を正しく把握できるという教え。 「一切」はすべてのこと。 仏教用語。
一触即発(いっしょくそくはつ)
非常に緊迫した状態のこと。 「一触」はちょっと触れること。「即発」はすぐに爆発すること。 ちょっとしたことで大変なことが起きるかもしれない危険な状態をいう言葉。
空即是色(くうそくぜしき)
「空」であることによって、はじめてこの世の全ての事象や物体が成り立つということ。 「空」とは、存在しているが実体性を欠いていることで、 この世の全ての事象や物体などのすべてを否定しているのではない。「空」が事象や物体などの真の姿でもあるという意味。 「色」とは、この世に存在する全ての物質的な物や、人が認識できる全ての事象のこと。
災難即滅(さいなんそくめつ)
災いがすぐに消えること。 または、それを願う言葉。
色即是空(しきそくぜくう)
「色」すなわち「この世の全ての事象や物体」で変化しないものはなく、全てのものの実体は「空」であるということ。 「色」はこの世に存在する全ての物質的な物や、人が認識できる全ての事象。 「空」は物質的には存在しているが実体ではないという意味。
相即不離(そうそくふり)
深すぎて切り離すことができない関係のこと。 「相即」は仏教の言葉で、全ての事象は完全に溶け合っていて、一つのものであり、本質は一体であるということ。 「相(あい)即(つ)きて離れず」とも読む。
即身成仏(そくしんじょうぶつ)
生きたまま悟りの境地に達して仏になること。 「即身」は肉体が生きている状態のこと。 「成仏」は仏になること。
即身是仏(そくしんぜぶつ)
心の中に仏があり、心そのものが仏であるということ。心と仏は区別がなく、一体であるという教え。
即時一杯(そくじいっぱい)
後で大きな利益を得るよりも、すぐに手に入る小さな利益のほうがよいということ。 「即時一杯の酒に如かず」を略した言葉で、後世に名を残すよりも、今の一杯の酒のほうが大切だという意味から。 古代中国の晋の張翰は、何もせずに毎日を過ごしていたことを人に諫(いさ)められたが、死後に名誉を残すよりも、目の前の酒を飲むことのほうが大切だと答えたという故事から。 「即時一盃」とも書く。
即時一盃(そくじいっぱい)
後で大きな利益を得るよりも、すぐに手に入る小さな利益のほうがよいということ。 「即時一杯の酒に如かず」を略した言葉で、後世に名を残すよりも、今の一杯の酒のほうが大切だという意味から。 古代中国の晋の張翰は、何もせずに毎日を過ごしていたことを人に諫(いさ)められたが、死後に名誉を残すよりも、目の前の酒を飲むことのほうが大切だと答えたという故事から。 「即時一盃」とも書く。
速戦即決(そくせんそっけつ)
短い期間で物事の決着をつけること。 または、戦いにおいて一気に勝利を決定づけようとすること。
即断即決(そくだんそっけつ)
その場で判断してすぐに決めること。 「即断」と「即決」はどちらもすぐに決めるという意味で、同じ意味の熟語を重ねて強調した言葉。 「即決即断」ともいう。
即決即断(そっけつそくだん)
その場で判断してすぐに決めること。 「即断」と「即決」はどちらもすぐに決めるという意味で、同じ意味の熟語を重ねて強調した言葉。 「即決即断」ともいう。
当意即妙(とういそくみょう)
機転をきかせて、その場で適切に対応すること。 「当意」は工夫して適切な対応をすること。 「即妙」はすぐに思いつくことで、機転のこと。
不即不離(ふそくふり)
二つのものが、近づき過ぎることも離れ過ぎることもなく、適度な関係にあること。 「不即」は近づかないこと。 「不離」は離れないこと。 「即(つ)かず離れず」とも読む。 「不離不即」ともいう。
不離不即(ふりふそく)
二つのものが、近づき過ぎることも離れ過ぎることもなく、適度な関係にあること。 「不即」は近づかないこと。 「不離」は離れないこと。 「即(つ)かず離れず」とも読む。 「不離不即」ともいう。