「寄」を含む四字熟語一覧
寄を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
雲遊萍寄(うんゆうへいき)
物事に執着せずに、自然にまかせて行動すること。 または、修行しながら様々な国を巡る僧侶のこと。 「萍」は浮き草のこと。 雲のように留まることなく、浮き草のように水の流れに身を任せるという意味から。
寄田仰穀(きでんぎょうこく)
他国の田畑を借りて農耕をして、近くの国の穀物を頼りにすること。 「寄田」は他国の田畑を借りて農耕をすること。 「仰穀」は他国で生産された穀物を頼ること。 食糧を自分たちで生産できない様子を言い表す言葉。
生寄死帰(せいきしき)
人が生きているということは仮にこの世に身を寄せているだけで、死は自分の家に帰るかのように本来いるべき場所に帰ることだという意味。 「生は寄(き)なり死は帰(き)なり」とも読む。
託孤寄命(たくこきめい)
国の重要なことをまかせること。 または、そのような大切なことを任せることのできる臣下。 「託孤」は父親が亡くなった子どもをあずけること。 「寄命」は政治の全てを任せること。 王位を持つ父親に死なれ、幼い内に王位を継いでも、その補佐として政治の全てを任せることのできる重臣という意味から。 「孤(こ)を託し命(めい)を寄(き)す」とも読む。
分憂之寄(ぶんゆうのき)
諸国の政務を行った地方官、国司のこと。 「分憂」は憂いを分かち合うこと。 「寄」は任務のこと。 人々と憂いを分かち合う任務という意味から。