「元」を含む四字熟語一覧
元を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
一元描写(いちげんびょうしゃ)
小説の登場人物の動向や心理状態、事件の描写を、主人公一人の視点から一元的に表現すべきであるという小説作法。
一新紀元(いちしんきげん)
新しい時代の始まりのこと。また、新しい時代の最初の年のこと。 「新紀元」は新時代の最初の年のこと。
一世一元(いっせいいちげん)
天皇や皇帝が一代ごとに一つの元号を定め、変えずに用いること。 日本では明治天皇のときに制度として実施された。
元気溌剌(げんきはつらつ)
生命力が満ち溢れていて、生き生きとしていること。 「元気」は事をなそうとする気持ちのこと。 「溌剌」は魚が飛び跳ねる様子のことから、生き生きとしていることのたとえ。 「元気溌溂」とも書く。
元気溌溂(げんきはつらつ)
生命力が満ち溢れていて、生き生きとしていること。 「元気」は事をなそうとする気持ちのこと。 「溌剌」は魚が飛び跳ねる様子のことから、生き生きとしていることのたとえ。 「元気溌溂」とも書く。
元軽白俗(げんけいはくぞく)
中国の中唐の詩風を批判した言葉。 「元」は元槇、「白」は白居易のことで、どちらも中唐の詩人のこと。 中国の北宋の詩人の蘇軾が批判して言った言葉で、元槇は軽薄で、白居易は卑俗であるという意味。
元亨利貞(げんこうりてい)
易経で乾の卦のもつ四つの徳のこと。 「元」は全てのものが生まれる根源。 「亨」は全てのものが成長すること。 「利」は開花すること。 「貞」は実を結ぶこと。 天の四つの徳として春夏秋冬、仁礼儀智に配したもの。 易経の占いの結果で、積極的に徳を積み、正しい操を守れば、全てのことは上手くいくという意味。 「元(おお)いに亨(とお)る、貞(ただ)しきに利(よろ)し」とも読む。
黄裳元吉(こうしょうげんきつ)
忠義を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。 易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄」は五行で中心の色とされ、天子などの高貴なものの象徴で、もすそは家臣をたとえたもの。 「元吉」は大吉のこと。 「黄裳(こうしょう)は元吉(げんきつ)なり」とも読む。
体元居正(たいげんきょせい)
善や徳を身につけて、常に正しい立場に身を置くこと。 「体」は身につけることや実際に行うこと。 「元」は善や正しいこと。 「居正」は正しい立場に身を置くこと。 「元(げん)を体(たい)して正に居(お)る」とも読む。
喉元思案(のどもとじあん)
軽率な考えという意味。 「喉元」は喉のあたり。 「思案」は考えのこと。 思考を重ねて胸の辺りでじっくり考えたのではなく、胸よりも浅い喉のあたりで思いついた考えということから。 「咽元思案」とも書く。
咽元思案(のどもとじあん)
軽率な考えという意味。 「喉元」は喉のあたり。 「思案」は考えのこと。 思考を重ねて胸の辺りでじっくり考えたのではなく、胸よりも浅い喉のあたりで思いついた考えということから。 「咽元思案」とも書く。
八元八凱(はちげんはちがい)
高い徳を持っていて、清く正しい心の人物のこと。 「元」は善、「凱」は高い徳。 古代中国の神話上の高辛氏の八人の心の清い人物は「八元」と呼ばれ、高陽氏の八人の高い徳を持つ人物は「八凱」と呼ばれていたという故事から。
鼻元思案(はなもとじあん)
軽率な考えという意味。 「鼻元」は鼻の付け根。 「思案」は考えのこと。 思考を重ねて頭でじっくり考えたのではなく、鼻の付け根の付近で思いついた考えということから。
本家本元(ほんけほんもと)
正しい系統や血筋の大本のこと。 「本家」と「本元」はどちらも一番の大本という意味で、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。