「そく」から始まる四字熟語
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足音跫然(そくいんきょうぜん)
人の足音が響く様子。 または、予想もしていなかった来訪や便りがあることのたとえ。 「跫然」は足音が響き渡る様子。 人里離れた荒れ果てた場所で道に迷うと、人の足音が聞こえるだけでも喜ぶという意味から。
惻隠之心(そくいんのこころ)
他人を思いやったり、同情する心のこと。 「惻隠」は人をいたわったり、思いやること。 孟子の性善説の四端説の一つで、「惻隠の心は仁の端なり」を略した言葉。
足音跫然(そくおんきょうぜん)
人の足音が響く様子。 または、予想もしていなかった来訪や便りがあることのたとえ。 「跫然」は足音が響き渡る様子。 人里離れた荒れ果てた場所で道に迷うと、人の足音が聞こえるだけでも喜ぶという意味から。
俗言俚語(ぞくげんりご)
ふつうの生活の中で使われる普段使いの言葉。 「俚言」と「俗語」はどちらも世間で使われる普段使いの言葉のこと。 「俗言俚語」「俚語俗言」ともいう。
息災延命(そくさいえんめい)
災いに遭わないようにして、寿命を延ばすこと。 「息災」は災いをなくすこと。 日々を何事もなく平穏に過ごせることを仏や神に祈る言葉。 「息災延命」ともいう。
粟散辺地(ぞくさんへんち)
辺境にある小さな国のこと。 粟の粒が散らばっているかのように、世界の果てにある小さな国という意味から。 中国やインドから見た日本のことをいう場合もある。 「辺地粟散」ともいう。
粟散辺土(ぞくさんへんど)
辺境にある小さな国のこと。 粟の粒が散らばっているかのように、世界の果てにある小さな国という意味から。 中国やインドから見た日本のことをいう場合もある。
即時一杯(そくじいっぱい)
後で大きな利益を得るよりも、すぐに手に入る小さな利益のほうがよいということ。 「即時一杯の酒に如かず」を略した言葉で、後世に名を残すよりも、今の一杯の酒のほうが大切だという意味から。 古代中国の晋の張翰は、何もせずに毎日を過ごしていたことを人に諫(いさ)められたが、死後に名誉を残すよりも、目の前の酒を飲むことのほうが大切だと答えたという故事から。 「即時一盃」とも書く。
即時一盃(そくじいっぱい)
後で大きな利益を得るよりも、すぐに手に入る小さな利益のほうがよいということ。 「即時一杯の酒に如かず」を略した言葉で、後世に名を残すよりも、今の一杯の酒のほうが大切だという意味から。 古代中国の晋の張翰は、何もせずに毎日を過ごしていたことを人に諫(いさ)められたが、死後に名誉を残すよりも、目の前の酒を飲むことのほうが大切だと答えたという故事から。 「即時一盃」とも書く。
俗臭芬芬(ぞくしゅうふんぷん)
下品で低俗な様子。 「俗臭」は低俗で卑しい様子。 「芬芬」は臭いが強く香ること。 金銭や社会的地位に固執する様子をいう。 「俗臭紛紛」とも書く。
俗臭紛紛(ぞくしゅうふんぷん)
下品で低俗な様子。 「俗臭」は低俗で卑しい様子。 「芬芬」は臭いが強く香ること。 金銭や社会的地位に固執する様子をいう。 「俗臭紛紛」とも書く。
俗臭芬々(ぞくしゅうふんぷん)
下品で低俗な様子。 「俗臭」は低俗で卑しい様子。 「芬芬」は臭いが強く香ること。 金銭や社会的地位に固執する様子をいう。 「俗臭紛紛」とも書く。
俗臭紛々(ぞくしゅうふんぷん)
下品で低俗な様子。 「俗臭」は低俗で卑しい様子。 「芬芬」は臭いが強く香ること。 金銭や社会的地位に固執する様子をいう。 「俗臭紛紛」とも書く。
束手無策(そくしゅむさく)
どうする方法もなく、何もできないこと。 「束」は縛ること。 策略もなく、手も縛られていて何もできないという意味から。 「手(て)を束ねて策無し」とも読む。
即身成仏(そくしんじょうぶつ)
生きたまま悟りの境地に達して仏になること。 「即身」は肉体が生きている状態のこと。 「成仏」は仏になること。
即身是仏(そくしんぜぶつ)
心の中に仏があり、心そのものが仏であるということ。心と仏は区別がなく、一体であるという教え。
束皙竹簡(そくせきちくかん)
昔の資料を解読した故事のこと。 「束皙」は中国の晋の時代の人の名前。 「竹簡」は竹に文字を記したもので、紙が発明される前に使われていたもの。 古代の王の墓から掘り出され、誰にも読むことのできなかった文字を束皙が解読したという故事のこと。
速戦即決(そくせんそっけつ)
短い期間で物事の決着をつけること。 または、戦いにおいて一気に勝利を決定づけようとすること。
即断即決(そくだんそっけつ)
その場で判断してすぐに決めること。 「即断」と「即決」はどちらもすぐに決めるという意味で、同じ意味の熟語を重ねて強調した言葉。 「即決即断」ともいう。
続短断長(ぞくたんだんちょう)
多くなりすぎたり、少なくなりすぎたりしないように整えること。 長さが短いものは継ぎ足しすることで長さを補い、長いものは切って短くするという意味から。 「短(たん)を続(つ)ぎ長(ちょう)を断(た)つ」とも読む。
俗談平語(ぞくだんへいご)
普段の生活でいつも使う言葉のこと。 蕉風の俳諧で、詩的な言葉に磨き上げられた普段使いの言葉をいう。
俗談平話(ぞくだんへいわ)
普段の生活でいつも使う言葉のこと。 蕉風の俳諧で、詩的な言葉に磨き上げられた普段使いの言葉をいう。
続貂之譏(ぞくちょうのそしり)
つまらない者が、権力で次々と高官になることを罵しる言葉。 または、劣った者がすぐれた者のあとに続くこと。 「貂」は動物のてんのことで、昔は高官の冠にてんの尾を飾っていた。 「譏」は罵ること。 晋の趙王倫が力を得て、一族をみな高官にして、てんの尾で飾った冠をつけたために、てんの尾が足りなくなって、犬の尾で飾らないといけなくなると人々が罵った故事から。
則天去私(そくてんきょし)
私心を捨てて、自然に身を任せて生きること。 「則天」は自然の法則に逆らわないこと。 「去私」は私心を無くすこと。 夏目漱石が晩年に理想として目指した境地や、文学観をいう。 「天(てん)に則り私(わたくし)を去る」とも読む。
束帛加璧(そくはくかへき)
最もよいとされる礼物のこと。 「束帛」は十反の絹の布。 「璧」は宝石のこと。 十反の絹の布の上に宝石をのせたもののことで、古代中国では最高級の礼物とされていたということから。
束馬懸車(そくばけんしゃ)
往来が困難な道を進むことのたとえ。 「束馬」は馬をつなぐこと。 切り立った山を登る時に、複数の馬をつないで車を引くということから。 「馬を束(つか)ね車を懸(か)く」とも読む。
束髪封帛(そくはつふうはく)
妻が固く貞操を守り続けること。 「束髪」は髪の毛を束ねること。 「封帛」は白い絹で包んで封印すること。 中国の唐の時代の賈直言は、他人の罪の連帯で処罰されて左遷されることになり、若い妻に再婚するようにいうと、白い絹で髪を束ねて封印して賈直言に署名させ、これを守り続けると誓った。 二十年後に賈直言が戻ると封印されたままだったという故事から。
属毛離裏(ぞくもうりり)
親子のつながりが深いこと。 「属」と「離」はどちらも連なるという意味。 「毛」は体の外側にあるという意味から、陽の存在を言い表す言葉で、父親のたとえ。 「裏」は母胎という意味から、母親のたとえ。 父親を手本にし、母親に育てられて成長することをいう言葉。
粟粒一炊(ぞくりゅういっすい)
人の世界での繁栄は儚いということのたとえ。 または、人の人生が儚いことのたとえ。 「粟粒」は穀物の粟のこと。 「一炊」は一度飯を炊くこと。 唐の盧生という人が、旅の途中の邯鄲の町で、道士から出世が叶うという枕を借りて寝ると、出世して財力や権力を手に入れる夢を見た。 目が覚めると、宿の主人に頼んでいた、粟のかゆが出来上がっていないほどのわずかな時間しか過ぎていなかったという故事から。
鏃礪括羽(ぞくれいかつう)
現状に満足せず、学識に磨きをかけて、さらにすぐれた人材になること。 「鏃礪」は矢の先にやじりをつけて、それを研いで鋭くすること。 「括」は弦を受ける矢の部分、矢筈。 「羽」は矢羽。 竹にやじりや矢筈、矢羽をつけて矢を作るという意味から。