「かし」から始まる四字熟語
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花枝招展(かししょうてん)
女性が着飾っている美しい姿のたとえ。 「展」は広げること。 美しい花を咲かせた枝が風に揺れている様子を、手を広げて人を招いている女性にたとえたもの。 「花枝(かし)、招き展(の)ぶ」とも読む。
和氏之璧(かしのたま)
世に二つとない、極めて珍しい宝物のこと。 「和氏」は楚の卞和という人物のこと。 「璧」は宝玉のこと。 卞和が山中で宝玉の原石を見つけ、レイ王に献上したが、ただの石だと言われ罰として左足を切られた。 のちに武王に献上したが、同じくただの石だと言われ罰として右足を切られた。 のちに、卞和の話を聞いた文王がその原石を磨かせたところ、正真正銘の宝玉であったという故事から。
和氏之璧(かしのへき)
世に二つとない、極めて珍しい宝物のこと。 「和氏」は楚の卞和という人物のこと。 「璧」は宝玉のこと。 卞和が山中で宝玉の原石を見つけ、レイ王に献上したが、ただの石だと言われ罰として左足を切られた。 のちに武王に献上したが、同じくただの石だと言われ罰として右足を切られた。 のちに、卞和の話を聞いた文王がその原石を磨かせたところ、正真正銘の宝玉であったという故事から。
嫁娶不同(かしゅふどう)
嫁入りと嫁取りがうまくいくというやり方のこと。 自分の家よりもよい家に嫁入りさせ、自分より劣っている家から嫁取りをすると、嫁いだ家に誠意と慎みをもって仕えるのでうまくいくということ。 「嫁娶」は嫁入りと嫁取り。 「嫁娶(かしゅ)、同じからず」とも読む。
禍生於忽(かしょうおこつ)
不幸や災難は、油断が原因となって発生するということ。 「忽」は怠ること。 「禍(わざわい)は忽(こつ)より生(しょう)ず」とも読む。
禍生得意(かしょうとくい)
物事が思い通りに進んだ時にこそ、予想外の不幸が生まれるということ。 「禍(わざわい)は得意(とくい)より生(しょう)ず」とも読む。
過小評価(かしょうひょうか)
力や価値などを実際よりも低く評価すること。 「過小」は度を超して低く見ること。 「評価」は価値を判断すること。
禍生不徳(かしょうふとく)
その人自身の不徳が原因となって、不幸が起こるということ。 「禍」は災難、不幸。 「禍(わざわい)は不徳(ふとく)に生(しょう)ず」とも読む。
禍生有胎(かしょうゆうたい)
災難には前触れがあるということ。 「胎」は兆し、前触れ。 「禍(わざわい)の生(しょう)ずるは胎(たい)有(あ)り」とも読む。
華燭洞房(かしょくどうぼう)
結婚して初めての夜。新婚初夜。 「洞房」は家の奥にある女性の部屋のこと。閨房。 「花燭」は華やかなろうそくの灯りのことから、婚礼という意味。 「花燭」は「華燭」とも書く。 「花燭洞房(華燭洞房)」ともいう。
花燭洞房(かしょくどうぼう)
結婚して初めての夜。新婚初夜。 「洞房」は家の奥にある女性の部屋のこと。閨房。 「花燭」は華やかなろうそくの灯りのことから、婚礼という意味。 「花燭」は「華燭」とも書く。 「花燭洞房(華燭洞房)」ともいう。
華燭之典(かしょくのてん)
結婚式のこと。 「華燭」はきらびやかで美しい灯りということから、結婚式の灯りのこと。 「典」は儀式のこと。
華胥之国(かしょのくに)
良い夢のこと。 または、昼寝のこと。 「華胥」は夢の中にある理想郷。 中国の伝説の聖天子の黄帝は、昼寝をしていると華胥という国に行く夢を見た。 華胥では、人民に不満などが何も無く、理想的な政治が行われていた。 夢から覚めた黄帝は、その国を見習った政治をすると自国をうまく治めることができたという故事から。
華胥之夢(かしょのゆめ)
良い夢のこと。 または、昼寝のこと。 「華胥」は夢の中にある理想郷。 中国の伝説の聖天子の黄帝は、昼寝をしていると華胥という国に行く夢を見た。 華胥では、人民に不満などが何も無く、理想的な政治が行われていた。 夢から覚めた黄帝は、その国を見習った政治をすると、自国をうまく治めることができたという故事から。
家書万金(かしょばんきん)
一人で寂しいときに、家族から届く手紙は何よりも嬉しいということ。 「家書」は実家からの手紙。 「万金」は大金という意味から、極めて価値があることのたとえ。 旅先などで一人きりで寂しいときに家族から届く手紙は、大金のような価値があるということから。
禾黍油油(かしょゆうゆう)
植物の稲や黍が勢いよく成長している様子。 「禾」は稲のこと。 「油油」は植物などにつやがあって勢いがよい様子。
禾黍油々(かしょゆうゆう)
植物の稲や黍が勢いよく成長している様子。 「禾」は稲のこと。 「油油」は植物などにつやがあって勢いがよい様子。
軻親断機(かしんだんき)
物事を途中でやめてしまったり、諦めてしまってはいけないという戒めの言葉。おもに学問のことを指す。 「軻親」は孟子(孟軻)の母親のこと。 「断機」は織りかけている機の糸を途中で切ること。 孟子が学問を投げ出そうとしたときに、孟子の母親は織り途中の機の糸を切断して「学問を途中でやめることは、この織物と同じようなものだ」と言って戒めたという故事から。
嘉辰令月(かしんれいげつ)
めでたい月日のこと。 「嘉辰」はめでたい日。 「令月」はめでたい月。