「出」で終わる四字熟語
「出」で終わる四字熟語 — 12 件
議論百出(ぎろんひゃくしゅつ)
たくさんの意見が出されて、活気のある議論がされること。 「百」は数が多いことのたとえ。
酒入舌出(しゅにゅうぜっしゅつ)
酒に酔いすぎると口数が多くなって、失言する恐れがあるということを戒めた言葉。 中国の春秋時代の斉の桓公は、大臣たちに酒を振る舞った時に、宰相の管仲は半分ほど飲んで捨てたのを見て、それを咎めると、「酒に深く酔うと失言する恐れがあり、失言して身を捨てるよりは酒を捨てるほうがよい」と答えたという故事から。 「酒(さけ)入(い)れば舌(した)出(い)ず」とも読む。
深居簡出(しんきょかんしゅつ)
奥の深いところで閉じこもり、出歩かないようにすること。 「深居」は奥の深い場所にいること。 「簡出」は機会を選んで出ること。または、稀に出ること。 高い身分の人が姿をくらます時に使われる言葉。
水落石出(すいらくせきしゅつ)
物事の隠れていた実体がはっきりとわかるようになること。 川の水面の高さが低くなって、普段は見えない川底の石が現れるという意味から。 「水(みず)落ちて石(いし)出(い)づ」とも読む。
賤斂貴出(せんれんきしゅつ)
価格が安いときに暴落を防ぐために買って保存しておき、価格が高くなったときに、高騰しすぎないように保存しておいたものを売って物価の安定を図る政策のこと。 昔の中国が行った政策。 「賤」は安価。 「斂」は集めること。 「貴」は高価。 「賎(せん)に斂(おさ)め貴に出(いだ)す」とも読む。
悖入悖出(はいにゅうはいしゅつ)
不当な行いで得た財産は、同じように不当な方法で出て行くということ。 徳にそむく行いをすれば、道理をはずれたやり方で罰を受けるという意味から。 「悖(もと)りて入(い)れば悖(もと)りて出(い)ず」とも読む。 似ている四字熟語の「[[悖出悖入*https://yoji.jitenon.jp/yojib/915.html]]」は別の意味の言葉。
破綻百出(はたんひゃくしゅつ)
喋れば喋るほどぼろが出ること。 「破綻」は布の破れとほころび。 「百」は数が多いことのたとえ。 破れやほころびがたくさん出てくるという意味から。
変態百出(へんたいひゃくしゅつ)
次から次へと姿や形が変わること。 「変態」は形が変化すること。 「百出」は次々と出現すること。
門外不出(もんがいふしゅつ)
とても大切な技術や物などを、決して他人に知られないように人に見せ付けたり自慢することなく隠して外に出さないこと。 家の門から外に出さないという意味から。
量入為出(りょうにゅういしゅつ)
収入を計算して、その後に支出を決めること。 「量入」は収入の額を計算すること。 「為出」は支出を定めること。 国家の財政を健全に運営するための原則をいう言葉。 「入(い)るを量りて出(い)ずるを為(な)す」とも読む。
量入制出(りょうにゅうせいしゅつ)
収入を計算して、その後に支出を決めること。 「量入」は収入の額を計算すること。 「制出」は支出を定めること。 国家の財政を健全に運営するための原則をいう言葉で、「入るを量りて出づるを制す」の形で使うことが多い言葉。
和盤托出(わばんたくしゅつ)
包み隠さずにすべて見せること。 「盤」は食べ物をのせる台のこと。 客に食べ物を出すときに、食べ物をのせた台も一緒に出すとの意から。
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