「む」で終わる四字熟語
「む」で終わる四字熟語 — 13 件
一場春夢(いちじょうのしゅんむ)
人生の栄光や繁栄が、儚く消えてしまうことのたとえ。 「一場」はほんの短い間の意。 春の夜にみる夢のように儚いということから。
開物成務(かいぶつせいむ)
物を開発して、事業や職務を望んだとおりに完成させること。または、人々の知識を開発して、世の中がうまくいくように導くこと。 易経の目的を言い表す言葉で、全てのものの能力を完全に引き出して、本来の役目を果たせるようにすることをいう。 「物を開き務めを成す」とも読み、この言葉を略して「開成」ともいう。
疑雲猜霧(ぎうんさいむ)
周囲の人々の疑惑や嫉妬が、雲や霧がかかっているかのように晴れないこと。 「疑」は疑うこと。「猜」は嫉妬すること。 疑ったり妬んだりする周囲の人々の気持ちを雲や霧がかかってすっきりとしない様子に例えた言葉。
人生如夢(じんせいじょむ)
人の一生が儚いことのたとえ。 人の一生は夢のように消えてしまいやすいということから。 「人生(じんせい)夢の如(ごと)し」とも読む。
聖人無夢(せいじんむむ)
徳を積んだ聖人は、悩むことや心を乱すことがないので、夢をみることがないということ。 「聖人に夢無し」とも読む。
清淡虚無(せいたんきょむ)
静かで落ち着いて、わだかまりなどがなにもなく、欲の少ない心。 「清淡」は心が清らかでさっぱりしていること。 「虚無」は何もない状態ということから、物欲がないという意味。
昼想夜夢(ちゅうそうやむ)
昼に考えていたことが、夜になって夢になること。または、いつも思い続けていることを言い表す言葉。 「昼想い、夜夢(ゆめ)む」とも読む。
同床異夢(どうしょういむ)
立場や仕事が同じでも、考え方や目的が違うこと。 同じ寝室に寝ていても、見る夢の内容はそれぞれ違うという意味から。
同床各夢(どうしょうかくむ)
立場や仕事が同じでも、考え方や目的が違うこと。 同じ寝室で寝ても、見る夢の内容はそれぞれ違うという意味から。
呑雲吐霧(どんうんとむ)
仙人の術を使う人が、その術を使って雲を飲み込んで霧を吐き出すこと。 または、仙人の術の修行をするときに、食べ物を食べずに気を養うこと。 「雲を呑(の)み霧を吐く」とも読む。
不急之務(ふきゅうのむ)
いつかはしなければならないが、特に急ぐ理由のない仕事のこと。
浮生若夢(ふせいじゃくむ)
人の一生は儚いということ。 「浮生」は儚い人の一生ということ。 「浮生(ふせい)は夢の若(ごと)し」とも読む。
夢中説夢(むちゅうせつむ)
内に何も無く、頼りにならないこと。 または、この世の全てのものには実体がなく、うつろではかないものであるということ。 夢の中で夢の話をするという意味から。 「夢中(むちゅう)夢を説く」とも読む。
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