「楽しむ」に関連する四字熟語一覧
「楽しむ」に関連する四字熟語の一覧です。
一遊一予(いちゆういちよ)
遊び楽しむこと。 「一」は"あるときは"の意味。 「遊」と「予」はともに遊び楽しむという意味。 王が楽しみを兼ねて民の生活を視察していたということから。
一家団欒(いっかだんらん)
家族が集まって仲良く談笑したりしながら楽しい時間を過ごすこと。 「団欒」は人が集まって輪になって座ること。または、親しい人たちが集まって楽しく過ごすこと。
隠居楽道(いんきょらくどう)
世間から離れ、山奥などの静かな場所に住み、清くゆったりとした気持ちで生活すること。または、文人が街中での生活を楽しむこと。 「隠居(いんきょ)、道(みち)を楽しむ」とも読む。
花鳥風月(かちょうふうげつ)
季節によって変わる美しい自然の風景。または、そのような自然の風景を題材にして、書画や詩歌を作って楽しむこと。 「花鳥」は花と鳥、「風月」は風と月のこと。 代表的な自然の風物を並べた言葉。
歌舞優楽(かぶゆうらく)
歌や踊りをのんびりと楽しむこと。 「優楽」はのんきにのんびりと楽しむこと。
曲肱之楽(きょくこうのたのしみ)
富を求めずに、貧しくても正しい行いをする楽しみのこと。または、貧しい暮らしをしていても、その中に楽しみはあるということ。 「曲肱」は枕が買えないために腕を曲げて、肘を枕にするという意味。
懸鶉楽道(けんじゅんらくどう)
粗末な姿で、貧しくも清らかな生活を楽しむこと。 「懸鶉」はぶら下げたうずらのことで、すそがあがった衣服に見えるということから、破れた粗末な衣服のたとえ。 「楽道」は聖人と賢者の道を守りながら楽しむこと。 「懸鶉(けんじゅん)、道を楽しむ」とも読む。
嘯風弄月(しょうふうろうげつ)
自然の景色を愛でて、風流を好んで楽しむこと。 「嘯風」は風に合わせて歌を歌うこと。 「弄月」は月を見て褒め称えること。 「風に嘯(うそぶ)き月を弄(もてあそ)ぶ」とも読む。
逍遥自在(しょうようじざい)
世間から離れて、自由に楽しむこと。 「逍遥」は気分に任せて歩くということから、思うままに楽しむこと。 「自在」は何ものにも縛られないこと。
朝観夕覧(ちょうかんせきらん)
朝に見て、夕方にも見ること。 絵画などの芸術品を何度も見て楽しむことをいう言葉。
盤楽遊嬉(ばんらくゆうき)
思いっきり遊んで楽しむこと。 「盤楽」と「遊嬉」はどちらも遊んで楽しむこと。 同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。
忙裡偸閑(ぼうりとうかん)
忙しくても、ちょっとした時間を見つけて、その時間を楽しむこと。 「忙裡」は忙しい最中。 「忙裡(ぼうり)に閑(かん)を偸(ぬす)む」とも読む。 「忙裡」は「忙裏」とも、「偸閑」は「偸間」とも書く。
抹月批風(まつげつひふう)
文人は、客を十分にもてなすことができないほどに、貧しいということのたとえ。 または、世間から離れて趣味を楽しむこと。 「抹」は細かく切ること。 「批」は薄く切ること。 風月を料理のようにして、客をもてなすという意味から。 「月を抹(まっ)し、風(かぜ)を批(ひ)す」とも読む。
問柳尋花(もんりゅうじんか)
花や柳を探しながら景色を楽しむことから、春の景色を楽しむこと。 または、花や柳を遊女や芸妓にたとえて、色町で遊ぶこと。 「柳を問い、花を尋ねる」とも読む。 「尋花問柳」ともいう。
遊嬉宴楽(ゆうきえんらく)
親しくなって、遊んで楽しむこと。または、遊んで楽しむこと。 「遊嬉」は遊んで楽しむこと。 「宴楽」は宴会を開いて一緒に楽しむこと。または、ゆったりとした気持ちで楽しむこと。 「遊嬉」は「游嬉」とも、「宴楽」は「燕楽」とも書く。
悠悠閑適(ゆうゆうかんてき)
落ち着いてのんびりと楽しむこと。 「悠悠」は落ち着いていて余裕があること。 「閑適」は落ち着いて楽しむこと。 「優悠閑適」「優游閑適」とも書く。
遊戯三昧(ゆげざんまい)
なにものにもとらわれることなく、仏の境地に遊ぶこと。 または、嫌なことでも、やることそのものを楽しむこと。 「遊戯」は仏教の言葉で、仏や菩薩、悟りを開いた修行者がなにものにもとらわれることなく、思いのままに振る舞うこと。 「三昧」は一つのことに夢中になること。