「親子愛」に関連する四字熟語 — 22 件
「親子愛」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全22件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
哀哀父母(あいあいふぼ)
自分を生んで苦労を重ねてくれた父母の死を悼み、その恩に報いることができず哀しむこと。 「哀哀(あいあい)たる父母」とも読む。
哀毀骨立(あいきこつりつ)
哀しみのあまり体を毀し、骨と皮ばかりになるほど痩せること。 多くは肉親の死を悼む場合にいう。
倚門之望(いもんのぼう)
母親が子の身を案じ、その帰りを待ちわびる深い愛情のたとえ。 「倚」は寄りかかる意で、母が門に寄りかかって子の帰りを待ち望むさまをいう。 斉の閔王に仕えた王孫賈が朝出て夜に帰らぬことが続いたため、母は「おまえが朝出て遅く帰る日は、私は家の門に寄りかかって待ち、日暮れに出て戻らぬ日は、村里の入り口の門まで出て、そこに寄りかかって待つ」と語ったという故事から生まれた言い回し。
倚閭之望(いりょのぼう)
母親が子のことを思う愛情のこと。 「倚」は寄りかかるという意味。 母親が門に寄りかかって、子の帰りを待ち望むという意味から。 中国の戦国時代の斉の王孫賈は、朝早くから夜遅くまで出掛けることが多く、母親は家の前の門や、村の入り口にある閭という門に寄りかかって帰ってくるのを待ちわびたという故事から。
寒泉之思(かんせんのおもい)
子どもが親を思いやり、尽くそうとする心。 「寒泉」は冷たい地下水。 植物を育む冷たい地下水のように愛情をもって育ててくれた母親に対して、七人の子どもたちは苦労をかけるばかりで孝行できなかったことを自責したという話から。
凱風寒泉(がいふうかんせん)
親子の愛情が深いこと。 「凱風」は『詩経』にある詩の題名で、優しく吹く南風のことをいい、そこから母親の深い愛情にたとえた言葉。 「寒泉」は冷たい井戸水のこと。 井戸水ですら人の喉を潤すのに、子どもが七人いても、誰も母親を気遣わずに心配ばかりかけることを悔いる様子を言い表す言葉。
顧復之恩(こふくのおん)
育ててもらった親への恩のこと。 「顧復」は親が何度も振り返って、子を心配すること。
子為父隠(しいふいん)
子が父親の犯した罪や過失をかばって隠すこと。 身内の不正を世間にさらすよりも、肉親としての情によって庇護するほうが人の道にかなうとする立場を表す。 孔子が、直き者のあり方を問われた際、正直とは身内の過ちを暴くことではなく、親子が互いにかばい合うその情の内にこそ備わるものだと説いたことに由来する。 規範や法の順守よりも親への情愛を上位に置く、儒教的な倫理観を示す語。
四鳥別離(しちょうべつり)
雛(ひな)鳥が巣立つときに親鳥が悲しい声で鳴く様子から、親子の悲しい別れのこと。 「四鳥」は四羽の雛鳥のこと。 孔子が早朝に悲鳴のような泣き声を聞き、これはなんだろうと弟子の顔回に尋ねると、垣山にいる四羽の雛鳥が巣立とうとしていたときの悲しげな母鳥の声に似ていると答えた。 調べてみると、父親が亡くなり、貧しくて子を売ることになった母親の泣き声だったという故事から。
舐犢之愛(しとくのあい)
親が自身の子を溺愛すること。 「舐」は舐める、「犢」は牛の子のことで、牛が子牛を舐める様子にたとえた言葉。
孺慕之思(じゅぼのおもい)
幼い子供が親を慕うこと。 または、他人にそのような感情を抱くこと。 「孺」は幼い子供のこと。 幼い子供が親を慕って泣き叫ぶのを見た、孔子の弟子である有子と子游が言ったという故事から。
噬指棄薪(ぜいしきしん)
母と子の気持ちがお互いに通じることのたとえ。 「噬指」は指を噛む。 「棄薪」は薪(たきぎ)を捨てるという意味。 後漢の蔡順が薪を採りに行っている間に来客があって、母が困って自分の指を噛むと、その気持ちが通じ、蔡順が薪を捨てて帰ってきたという故事から。
属毛離裏(ぞくもうりり)
親子のつながりが深いこと。 「属」と「離」はどちらも連なるという意味。 「毛」は体の外側にあるという意味から、陽の存在を言い表す言葉で、父親のたとえ。 「裏」は母胎という意味から、母親のたとえ。 父親を手本にし、母親に育てられて成長することをいう言葉。
伯兪泣杖(はくゆきゅうじょう)
両親が年をとって衰えたことに気がつき、悲しむこと。 「伯兪」は中国の漢の時代の人の名前。 「杖」は鞭のこと。 親孝行で知られていた伯兪は、過ちの罰として母親に鞭でたたかれたが、少しも痛みを感じなかったことに母親が老いて衰えたことを感じて泣いたという故事から。 「伯兪(はくゆ)杖(つえ)に泣く」とも読む。 「伯瑜泣杖」とも書く。
父為子隠(ふいしいん)
父親が我が子の罪や過ちを表沙汰にせず、そっとかばい隠すこと。 子の非をあえて公にしないのが親としての自然な情であり、そうした肉親の情愛のうちにこそ真の正しさがあるという見方に基づく。 他人の過ちを告発する行いを「正直」とする考えに対し、孔子は、親子が互いに庇護し合う関係にこそ人倫の要があると論じた。 血縁の情を社会的な規律に優先させる態度をいう。
父子有親(ふしゆうしん)
親と子の間柄を支えるのは、たがいをいつくしむ情だということ。 「親」はここでは、身近な者どうしの深い情愛。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は君臣・夫婦・長幼・朋友のあり方と並べてこれを挙げた。 「父子(ふし)親(しん)有り」とも読む。
分形連気(ぶんけいれんき)
親子の関係が非常に深いこと。 「分形」は体が異なっていること。 「連気」は気持ちがつながっていること。 体は異なっているが気持ちがつながっているということから。
望雲之情(ぼううんのじょう)
遠くの地にいる故郷の父母を思う心情のこと。 唐の時代、狄仁傑という人物が、大公山に登って、白い雲が流れるのを見て、あの雲の下に父母がいると語り、長い間たたずんでいた故事から。
罔極之恩(もうきょくのおん)
両親から受けた報いきれないほどの恩のこと。 「罔極」は限りがないという意味。 報いることが出来ないほどの限りない恩という意味から。
孟母三遷(もうぼさんせん)
子どもは周りの影響を受けやすいので、子どもの教育には環境を整えることが大事であるということ。 「孟母」は孟子の母親。 「三遷」は三度転居すること。 孟子の母親は、孟子への悪い影響を避けるため墓地の近くから市場の近くに引っ越し、さらに学校の近くに引っ越した。 その結果、孟子は勉学に励み偉大な儒者になったという故事から。
養志之孝(ようしのこう)
親の心や気持ちを汲み取って、体だけでなく心も満たす親孝行のこと。 「養志」は親の志を養うという意味。
翼覆嫗煦(よくふうく)
愛すること。 親が子を、政治家が人民を、男が女を慈しみ愛することをいう。 「嫗煦」は暖めて育てること。 親鳥が雛や卵を翼で覆って、暖め育てることにたとえた言葉。
