鶏口牛後とは
鶏口牛後
けいこう-ぎゅうご
四字熟語 | 鶏口牛後 |
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読み方 | けいこうぎゅうご |
意味 | 大きな組織に入って上の人に付き従い言いなりになるより、小さな組織だとしても上に立つほうがよいということ。
「鶏口」は鶏の口ばしのことで、小さな組織の長という意味。 「牛後」は牛の尾のことで、大きな組織の末端という意味。 戦国時代、蘇秦が韓王に秦の属国になるより、たとえ小国だとしても一国の王のほうがよいと説得した故事から。 「寧(むし)ろ鶏口と為(な)るも、牛後と為(な)るなかれ」の略。 |
出典 | 『史記』「蘇秦伝」,『戦国策』「韓策」 |
漢検級 | 3級 |
場面用途 | ことわざ |
類義語 | 鶏尸牛従(けいしぎゅうしょう) |
使用語彙 | 鶏口 |
使用漢字 | 鶏 / 口 / 牛 / 後 |
「鶏」を含む四字熟語
「口」を含む四字熟語
- 悪口雑言(あっこうぞうごん)
- 悪口罵詈(あっこうばり)
- 異口同音(いくどうおん)
- 一口両舌(いっこうりょうぜつ)
- 開口一番(かいこういちばん)
- 箝口結舌(かんこうけつぜつ)
- 餓狼之口(がろうのくち)
- 興言利口(きょうげんりこう)
- 金口玉言(きんこうぎょくげん)
- 金口木舌(きんこうぼくぜつ)
- 錦心繍口(きんしんしゅうこう)
- 苦口婆心(くこうばしん)
- 鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
- 口角飛沫(こうかくひまつ)
- 口角流沫(こうかくりゅうまつ)
- 口血未乾(こうけつみかん)
- 紅口白牙(こうこうはくが)
- 口尚乳臭(こうしょうにゅうしゅう)
- 口心門戸(こうしんもんこ)
- 口耳講説(こうじこうせつ)
- 口耳相属(こうじそうぞく)
- 口耳之学(こうじのがく)
- 口如匾担(こうじょへんたん)
- 口耳四寸(こうじよんすん)
- 口是心非(こうぜしんひ)
- 口中雌黄(こうちゅうのしおう)
- 口誅筆伐(こうちゅうひつばつ)
- 口蜜腹剣(こうみつふくけん)
- 口無択言(こうむたくげん)
- 虎口余生(ここうよせい)
「牛」を含む四字熟語
- 一牛吼地(いちぎゅうこうち)
- 一牛鳴地(いちぎゅうめいち)
- 蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)
- 蝸牛之庵(かぎゅうのいおり)
- 火牛之計(かぎゅうのけい)
- 割鶏牛刀(かっけいぎゅうとう)
- 汗牛充棟(かんぎゅうじゅうとう)
- 乞食飯牛(きっしょくはんぎゅう)
- 帰馬放牛(きばほうぎゅう)
- 九牛一毛(きゅうぎゅうのいちもう)
- 矯角殺牛(きょうかくさつぎゅう)
- 牛飲馬食(ぎゅういんばしょく)
- 牛鬼蛇神(ぎゅうきだしん)
- 牛驥同皁(ぎゅうきどうそう)
- 牛溲馬勃(ぎゅうしゅうばぼつ)
- 牛首馬肉(ぎゅうしゅばにく)
- 牛歩戦術(ぎゅうほせんじゅつ)
- 鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
- 鶏尸牛従(けいしぎゅうしょう)
- 呼牛呼馬(こぎゅうこば)
- 呉牛喘月(ごぎゅうぜんげつ)
- 牛頭馬頭(ごずめず)
- 食牛之気(しょくぎゅうのき)
- 対牛弾琴(たいぎゅうだんきん)
- 泥牛入海(でいぎゅうにゅうかい)
- 童牛角馬(どうぎゅうかくば)
- 呑牛之気(どんぎゅうのき)
- 売剣買牛(ばいけんばいぎゅう)
- 馬牛襟裾(ばぎゅうきんきょ)
- 蚊子咬牛(ぶんしこうぎゅう)
「後」を含む四字熟語
- 雨後春筍(うごしゅんじゅん)
- 冠前絶後(かんぜんぜつご)
- 空前絶後(くうぜんぜつご)
- 鶏口牛後(けいこうぎゅうご)
- 後悔噬臍(こうかいぜいせい)
- 後患無窮(こうかんむきゅう)
- 後顧之憂(こうこのうれい)
- 後車之誡(こうしゃのいましめ)
- 後如脱兎(こうじょだっと)
- 後生可畏(こうせいかい)
- 後生大事(ごしょうだいじ)
- 後生菩提(ごしょうぼだい)
- 最後通牒(さいごつうちょう)
- 三思後行(さんしこうこう)
- 承前啓後(しょうぜんけいご)
- 自今以後(じこんいご)
- 而今而後(じこんじご)
- 事後承諾(じごしょうだく)
- 先花後果(せんかごか)
- 先義後利(せんぎこうり)
- 先庚後庚(せんこうこうこう)
- 先甲後甲(せんこうこうこう)
- 先斬後奏(せんざんこうそう)
- 先事後得(せんじこうとく)
- 先声後実(せんせいこうじつ)
- 先難後獲(せんなんこうかく)
- 先憂後楽(せんゆうこうらく)
- 前倨後恭(ぜんきょこうきょう)
- 前虎後狼(ぜんここうろう)
- 善後処置(ぜんごしょち)