風声鶴唳とは
風声鶴唳
ふうせい-かくれい
四字熟語 | 風声鶴唳 |
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読み方 | ふうせいかくれい |
意味 | ちょっとしたことに驚いたり怯えたりすることのたとえ。
「風声」は風の音。 「鶴唳」は鶴の鳴き声。 前秦の符堅の軍が東晋の軍に敗れて逃げるとき、兵たちは風の音や鶴の鳴き声のようなわずかな音でも、敵軍の追撃だと思い恐れたという故事から。 「鶴唳風声」ともいう。 |
出典 | 『晋書』「謝玄伝」 |
異形 | 鶴唳風声(かくれいふうせい) |
漢検級 | 1級 |
場面用途 | 恐怖 |
類義語 | 影駭響震(えいがいきょうしん) |
疑心暗鬼(ぎしんあんき) | |
草木皆兵(そうもくかいへい) | |
杯弓蛇影(はいきゅうだえい) | |
杯中蛇影(はいちゅうのだえい) | |
使用漢字 | 風 / 声 / 鶴 / 唳 |
「風」を含む四字熟語
- 一路順風(いちろじゅんぷう)
- 一竿風月(いっかんふうげつ)
- 一世風靡(いっせいふうび)
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- 威風堂堂(いふうどうどう)
- 威風凜然(いふうりんぜん)
- 威風凜凜(いふうりんりん)
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- 雲竜風虎(うんりょうふうこ)
- 和気香風(かきこうふう)
- 花鳥風月(かちょうふうげつ)
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- 凱風寒泉(がいふうかんせん)
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- 虎嘯風冽(こしょうふうれつ)
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- 五風十雨(ごふうじゅうう)
「声」を含む四字熟語
- 悪声狼藉(あくせいろうぜき)
- 鴉雀無声(あじゃくむせい)
- 飲泣呑声(いんきゅうどんせい)
- 因声求義(いんせいきゅうぎ)
- 駅路鈴声(えきろのれいせい)
- 鼾声如雷(かんせいじょらい)
- 姦声乱色(かんせいらんしょく)
- 金声玉振(きんせいぎょくしん)
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- 水声山色(すいせいさんしょく)
- 声聞過情(せいぶんかじょう)
- 声名狼藉(せいめいろうぜき)
- 先声後実(せんせいこうじつ)
- 先声奪人(せんせいだつじん)
- 曾参歌声(そうしんのかせい)
- 大声疾呼(たいせいしっこ)
- 大喝一声(だいかついっせい)
- 同声異俗(どうせいいぞく)
- 忍気呑声(にんきどんせい)
- 吠影吠声(はいえいはいせい)
- 吠形吠声(はいけいはいせい)
- 風声鶴唳(ふうせいかくれい)
- 浮声切響(ふせいせっきょう)
- 霹靂一声(へきれきいっせい)
- 鞭声粛粛(べんせいしゅくしゅく)
- 蜂目豺声(ほうもくさいせい)
- 無声之詩(むせいのし)
- 無声無臭(むせいむしゅう)
- 名声赫赫(めいせいかくかく)
- 名声過実(めいせいかじつ)
「鶴」を含む四字熟語
- 懿公喜鶴(いこうきかく)
- 懿公好鶴(いこうこうかく)
- 一琴一鶴(いっきんいっかく)
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- 鶴汀鳧渚(かくていふしょ)
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- 鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)
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- 華亭鶴唳(かていかくれい)
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- 閑雲野鶴(かんうんやかく)
- 九皐鳴鶴(きゅうこうのめいかく)
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- 群鶏一鶴(ぐんけいのいっかく)
- 鶏群一鶴(けいぐんのいっかく)
- 鶏皮鶴髪(けいひかくはつ)
- 彦倫鶴怨(げんりんかくえん)
- 孤雲野鶴(こうんやかく)
- 孤雌寡鶴(こしかかく)
- 断鶴続鳧(だんかくぞくふ)
- 梅妻鶴子(ばいさいかくし)
- 風声鶴唳(ふうせいかくれい)
- 焚琴煮鶴(ふんきんしゃかく)
「唳」を含む四字熟語
- 華亭鶴唳(かていかくれい)
- 風声鶴唳(ふうせいかくれい)