非義非道について

四字熟語 | 非義非道 |
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読み方 | ひぎひどう |
意味 | 人としてやってはいけない、道に背いた悪い行いのこと。 「非義」は義理に背いた行い。 「非道」は人としての道から外れた行い。 |
出典 | - |
類義語 | 不義不正(ふぎふせい) |
不義不貞(ふぎふてい) |
使用されている漢字
「非」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
有情非情(うじょうひじょう)
人間や動物、植物に加えて、命を持たない石や水などを含めた世界に存在する全てのもののこと。
拒諫飾非(きょかんしょくひ)
他人からの忠告を聞かず、道理にそむいた行いの言い訳をすること。 「拒諫」は他人からの忠告を受け入れないこと。 「飾非」は道理にそむいた行いの言い訳をすること。 「諫を拒み非を飾る」とも読む。
曲直是非(きょくちょくぜひ)
物事の善悪のこと。 「曲直」は曲がっていることと、まっすぐなこと。 「是非」は正しいことと、間違っていること。
口是心非(こうぜしんひ)
口に出して言うことと、気持ちが一致していないこと。 言葉では賛成しているが、心の中では反対していることをいう。 「口に是し心に非とす」とも読む。
今是昨非(こんぜさくひ)
今になって過去の行いが過ちだったと気づいて悔いること。 「是」は正しいこと、「非」は誤りのことで、今日は正しいが、昨日までは間違っていたという意味から。 「今の是にして昨の非なりしを覚る」を略した言葉。
「義」を含む四字熟語
因声求義(いんせいきゅうぎ)
漢字は音で概念を表すとする考え方。または、音が同じ漢字は同じ意義を示すとする考え方。 中国の清朝考証学で重要とされる原則で、王念孫や段玉裁を中心に唱えられた。 「声に因りて義を求む」とも読む。
引喩失義(いんゆしつぎ)
都合のよいたとえ話や、悪い前例を持ち出して正しい意義を見失うこと。 「引喩」はたとえを引くこと。 「失義」は道理から外れること。 「喩を引きて義を失す」とも読む。
義理一遍(ぎりいっぺん)
世間体のために形式的に物事をすること。 「義理」は世間体のために、仕方なくやらなければならない物事のこと。 「一遍」は一度、一通りという意味。
義理人情(ぎりにんじょう)
義理と人情。 「義理」は社会で暮らす上で守らなければいけない、正しい道理。 「人情」は人が生まれたときから持っている、他人への情けや思いやりの気持ち。
権理通義(けんりつうぎ)
様々なものに当てはまる原理で、人が生まれた時から持っている権利。 「権理」は権利のこと。 「通義」は世間一般に受け入れられている道理。
古言古義(こげんこぎ)
昔から伝わっている格言や金言のこと。 「古義」は昔から伝えられているものの意味を明らかにすること。
「道」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
隠居楽道(いんきょらくどう)
世間から離れ、山奥などの静かな場所に住み、清くゆったりとした気持ちで生活すること。または、文人が街中での生活を楽しむこと。 「隠居、道を楽しむ」とも読む。
王道楽土(おうどうらくど)
「王道」は徳をもって公平で無私の政治で、王が行うべき道、「楽土」は安楽の土地のことで、徳があり、公平な政治が行われている楽しくて平和な国のこと。
感応道交(かんのうどうこう)
仏の力が人々の信仰の心に応えて、仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応」は仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応の道交わる」とも読む。
詭道険語(きどうけんご)
人を困惑させるやり方や、分かりづらい言葉のこと。 「詭道」は人を不安にさせたり、好ましくない行動に走らせるやり方。 「険語」は難しく、理解し辛い言葉。