遠慮会釈について

四字熟語 | 遠慮会釈 |
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読み方 | えんりょえしゃく |
意味 | 他人のことを考え、控えめな態度で接すること。 「遠慮」は控えめにすること。 「会釈」はおじぎをして挨拶するということから、他人を思いやるという意味。 多くは否定の語句をつけて、強引に物事を行うことを批判するときに使う言葉。 |
出典 | - |
類義語 | 会釈遠慮(えしゃくえんりょ) |
使用されている漢字
「遠」を含む四字熟語
殷鑑不遠(いんかんふえん)
失敗の戒めになるものは、身近なことにあるということ。 「殷」は古代中国の国の名前。 「鑑」は鏡のことで、手本や見本のたとえ。 殷は、昔の出来事を手本にするよりも、圧政で滅びた前代の夏の国を手本とするべきであるという戒めから。 「殷鑑遠からず」という形で使うことが多い言葉。
永遠偉大(えいえんいだい)
いつまでも変わらずに立派な様子。 「永遠」は永久、いつまでも変わらずに続くこと。
永遠回帰(えいえんかいき)
宇宙の全ての事象は永遠と同じものが同じことを繰り返しているということ。 「永遠」は終わりがない長い時間。 「回帰」は同じところに帰ってくるという意味。 この世は延々と循環運動を行っていて、来世や前世というものは考えず、今の人生を繰り返していてもその生を肯定して、一瞬を大切にして生きるべきであるということ。 ドイツの哲学者ニーチェの根本思想であり、生への絶対的肯定。
永遠不変(えいえんふへん)
いつまでも変化しないこと。 「永遠」は永久、終わることなく続くこと。 「不変」は変わらないこと。
永遠不滅(えいえんふめつ)
いつまでもなくなることなく、残り続けること。 「永遠」は永久、終わることなく続くこと。 「不滅」はいつまでもなくならないこと。
永遠無窮(えいえんむきゅう)
果てしなく続くこと。または、終わりのない永遠に続く長い時間。 「無窮」は限りが無いこと。
「慮」を含む四字熟語
一致百慮(いっちひゃくりょ)
物事を色々と考えても、結論は結局一つになるということ。 「一致」は考えた末に出る結論。 「百慮」は色々な考え。 「致を一にして慮を百にす」とも読む。
会釈遠慮(えしゃくえんりょ)
他人のことを考え、控えめな態度で接すること。 「会釈」はおじぎをして挨拶するということから、他人を思いやるという意味。 「遠慮」は控えめにすること。 多くは否定の語句をつけて、強引に物事を行うことを批判するときに使う言葉。
遠謀深慮(えんぼうしんりょ)
深く考えをめぐらせて、遠い先の未来のことを見通して、手抜かりのない計画を立てること。 または、その計画そのもののこと。 「遠謀」は将来のことを見通してしっかりと考えること。 「深慮」は欠陥がないようにしっかり考えられた計画。
遠慮近憂(えんりょきんゆう)
これから先のことをしっかりと考えて行動しないと、突然切迫した心配事が起きるということ。 「遠慮」は将来のことをしっかりと考えること。 「近憂」は身近なところで起こる心配事のこと。 「遠き慮り無ければ、必ず近き憂い有り」を略した言葉。
遠慮深謀(えんりょしんぼう)
深く考えをめぐらせて、遠い先の未来のことを見通して、手抜かりのない計画を立てること。 または、その計画そのもののこと。 「遠慮」は将来のことを見通してしっかりと考えること。 「深謀」は欠陥がないようにしっかり考えられた計画。
軽率短慮(けいそつたんりょ)
結果がどうなるかを考えずに、軽々しく行動や物事を決めること。 「軽率」は深く考えることなく、軽々しく事を行うこと。 「短慮」は考えが足りずに浅いこと。
「会」を含む四字熟語
一期一会(いちごいちえ)
一生に一度だけの機会。または、一生に一度だけ会えること。 「一期」は生まれてから死ぬまでのこと。 「一会」は一度の会合や集会などの人の集まりのこと。 「一期」と「一会」はどちらも仏教の言葉。 もとは千利休の弟子の山上宗二が説いた茶人の心構え。 たとえ同じ人、同じ場所で茶会を開いたとしても、同じものになることはなく、毎回生涯で一度だけのものなので、主人も客も誠意を尽くすべきであるというもの。
以文会友(いぶんかいゆう)
学問を通じて仲間を集めること。 君子の交友をいう言葉。 「文を以て友を会す」とも読む。
飲酒高会(いんしゅこうかい)
規模が大きく、華やかな酒宴。
盂蘭盆会(うらぼんえ)
陰暦の七月十五日に祖先の霊をまつる行事。 盆や精霊会ともいう。現在は八月十五日に行うことが多い。
会釈遠慮(えしゃくえんりょ)
他人のことを考え、控えめな態度で接すること。 「会釈」はおじぎをして挨拶するということから、他人を思いやるという意味。 「遠慮」は控えめにすること。 多くは否定の語句をつけて、強引に物事を行うことを批判するときに使う言葉。
会者定離(えしゃじょうり)
出会った人とは必ず離れる運命にあるということ。 「会者」は現世で出会った人のこと。 「定離」は例外なく離れることになるという意味。 元は仏教語で、世の中が無常であることをたとえた言葉。 「生者必滅会者定離」という形で用いることが多い。
「釈」を含む四字熟語
会釈遠慮(えしゃくえんりょ)
他人のことを考え、控えめな態度で接すること。 「会釈」はおじぎをして挨拶するということから、他人を思いやるという意味。 「遠慮」は控えめにすること。 多くは否定の語句をつけて、強引に物事を行うことを批判するときに使う言葉。
遠慮会釈(えんりょえしゃく)
釈迦八相(しゃかはっそう)
仏教の言葉で、釈迦の一生を表す八つの段階や局面のこと。 「八相」は降兜率、托胎、出胎、出家、降魔、成道、転法輪、入滅の八つの段階や局面をいう言葉。
釈根灌枝(しゃくこんかんし)
「釈根」は根を捨てる、「灌枝」は枝に水を注ぎかけるという意味から、他の事に気をとられて物事の本質を忘れること。 または、問題の本質を調べることをせずに結果だけを問題にすること。
凍解氷釈(とうかいひょうしゃく)
氷が解けるように疑問や問題などが解決すること。 「解」と「釈」はどちらも氷が解けるという意味。
廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)
仏教を排斥する運動のこと。 日本では、明治元年に神仏分離令が公布されて、神道を国教にするために寺や仏像などの破壊運動が起こった。