狷介固陋について

四字熟語 | 狷介固陋 |
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読み方 | けんかいころう |
意味 | 意志をかたく守り、頑固で他人の意見を受け入れないこと。 「狷介」は自分の意志を難く守り、決して妥協しないこと。 「固陋」は視野が狭く、頑固なこと。 |
出典 | - |
類義語 | 頑迷固陋(がんめいころう) |
狷介孤高(けんかいここう) | |
狷介不屈(けんかいふくつ) | |
孤独狷介(こどくけんかい) | |
風岸孤峭(ふうがんこしょう) |
使用されている漢字
「狷」を含む四字熟語
王述忿狷(おうじゅつふんけん)
中国の晋の時代の王述は、ひどく怒りやすい性格だったという故事のこと。 「忿」は怒ること。 「狷」はすぐに怒る性格のこと。 王述が卵を食べようとして、箸で突き刺そうとしたができなかったことに怒り、卵を地面に叩きつけ、下駄で踏もうとしたができず、最後には拾って噛み付いて吐き出したという故事から。
狷介孤高(けんかいここう)
意志を曲げずに、他人と協力しないこと。 「狷介」は自分の意志を固く守り、決して妥協しないこと。 「孤高」は自分一人の狭い視野だけを信じること。
狷介固陋(けんかいころう)
狷介不羈(けんかいふき)
意志を固く保って、なにものにも縛られないこと。 「狷介」は自分の意志を難く守り、決して妥協しないこと。 「不羈」は決して縛られないこと。
孤高狷介(ここうけんかい)
意志を曲げずに、他人と協力しないこと。 「孤高」は自分一人の狭い視野だけを信じること。 「狷介」は自分の意志を難く守り、決して妥協しないこと。
跌宕狷介(てっとうけんかい)
好き放題に振る舞い、自分の考えを変えないこと。 「跌宕」は思ったまま、好き放題に振る舞うこと。 「狷介」は自分の考えに執着して、他人の考えを受け入れないこと。
「介」を含む四字熟語
狷介孤高(けんかいここう)
意志を曲げずに、他人と協力しないこと。 「狷介」は自分の意志を固く守り、決して妥協しないこと。 「孤高」は自分一人の狭い視野だけを信じること。
狷介不羈(けんかいふき)
意志を固く保って、なにものにも縛られないこと。 「狷介」は自分の意志を難く守り、決して妥協しないこと。 「不羈」は決して縛られないこと。
孤高狷介(ここうけんかい)
意志を曲げずに、他人と協力しないこと。 「孤高」は自分一人の狭い視野だけを信じること。 「狷介」は自分の意志を難く守り、決して妥協しないこと。
駟介旁旁(しかいほうほう)
武装した四頭立ての馬が引く戦車が戦場を駆け巡ること。 「駟」は四頭立ての馬のこと。 「介」は鎧のこと。 「旁旁」は駆け巡る様子。
常鱗凡介(じょうりんぼんかい)
普通の人のたとえ。 「鱗」は魚の鱗のことから、魚のたとえ。 「介」は貝のこと。 普通の魚と平凡な貝類という意味から。
聡明剛介(そうめいごうかい)
賢く、意思が強いこと。 「聡明」は賢いこと。 「剛介」は意思が固いこと。
「固」を含む四字熟語
意志堅固(いしけんご)
目的を果たそうとする気持ちが並外れて強いこと。 「意志」は目的を果たそうとする気持ちのこと。 「堅固」は丈夫なこと。
頑固一徹(がんこいってつ)
自分の考えや態度をかたくなに変えようとせずに最後まで押し通すこと。または、そのような性格のこと。 「頑固」と「一徹」はどちらも考えや態度を変えずに貫き通すという意味。似ている意味の言葉を重ねて強調した言葉。
頑迷固陋(がんめいころう)
頑固で視野が狭く、正しい判断が出来ないこと。 「頑迷」は頑固で物事の道理がわからないこと。 「固陋」は古いものに固執すること。 「頑冥固陋」とも書く。
堅塞固塁(けんさいこるい)
並外れて守りの堅い砦。 「塞」と「塁」はどちらも要塞のこと。
堅牢堅固(けんろうけんご)
守りが非常に固くて、容易に破れたり壊れたりしないこと。 または、極めて丈夫なこと。 「堅牢」と「堅固」はどちらも非常に硬いという意味で、同じ意味の言葉を重ねて強調した言葉。
固定観念(こていかんねん)
強く思い込んでいて、変えることの難しい考えのこと。 「固定」は一定の状態から変化しないこと。 「観念」は物事に対する意識や考えのこと。 一つの考えに拘束され、適切な判断ができないという悪い意味で使われることが多い言葉。
「陋」を含む四字熟語
頑迷固陋(がんめいころう)
頑固で視野が狭く、正しい判断が出来ないこと。 「頑迷」は頑固で物事の道理がわからないこと。 「固陋」は古いものに固執すること。 「頑冥固陋」とも書く。
頑陋至愚(がんろうしぐ)
頑固で分別がなく、極めて愚かなこと。 「頑陋」は頑固で分別がないこと。 「至愚」は極めて愚かなこと。
孤陋寡聞(ころうかぶん)
知識が偏っていて、見識が狭いこと。 「孤陋」は他人の考えを聞かず、視野が狭いこと。 「寡聞」は見聞が狭いこと。
固陋頑迷(ころうがんめい)
他人の意見を聞くことなく、視野が狭いために、柔軟で適性な判断が出来ないこと。 「固陋」は古いものに固執すること。 「頑迷」は自分の考えや態度を変えずに見識のないこと。
固陋蠢愚(ころうしゅんぐ)
他人の意見を聞くことなく、視野が狭いために、柔軟で適性な判断が出来ないこと。 「固陋」は他人の考えを聞かず、視野が狭いこと。 「蠢愚」は愚かで知識がないこと。
独学孤陋(どくがくころう)
師匠や友に学ぶ友人もいずに一人で学問をすることは、見識が狭くなり、他人の意見を聞こうとしなくなるということ。 「孤陋」は見識が狭く、考えや態度を変えようとしないこと。 「独学固陋」とも書く。