版籍奉還について

四字熟語 | 版籍奉還 |
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読み方 | はんせきほうかん |
意味 | 明治維新の後に行われた政治改革で、日本全国の藩主が朝廷に領地と領民を返還したこと。 「版籍」は版図と戸籍のことで、土地と領民のこと。 「奉還」は返すという意味の言葉で、それを謙って言う言葉。 「藩籍奉還」とも書く。 |
出典 | - |
別表記 | 藩籍奉還(はんせきほうかん) |
使用されている漢字
「版」を含む四字熟語
版籍奉還(はんせきほうかん)
「籍」を含む四字熟語
阮籍青眼(げんせきせいがん)
来客を心から歓迎すること。 中国の晋の賢者の阮籍は、気に入らない客には白い目をしてそっけなく扱い、気に入った客には青い目をして喜んで迎えたという故事から。
載籍浩瀚(さいせきこうかん)
たくさんの書物があることのたとえ。 「載籍」は物事の内容や様子を記した書籍という意味から、書物のこと。 「浩瀚」は巻数が多いという意味。
版籍奉還(はんせきほうかん)
名声籍甚(めいせいせきじん)
よい評判が世の中に広く知られるようになること。 「籍甚」はよい評判が極めて高くなること。 「名声藉甚」とも書く。
「奉」を含む四字熟語
勤労奉仕(きんろうほうし)
公の利益のために、報酬を得ずに仕事をすること。 「勤労」は報酬を得て、決まった時間働くこと。 「奉仕」は人のために尽力すること。
述懐奉公(じゅっかいぼうこう)
不満などの愚痴をこぼしながら、主人や君主に仕えること。 「述懐」は愚痴を言うこと。 「奉公」は身をささげて仕えること。
赤心奉国(せきしんほうこく)
誠意を込めて国のために尽くすこと。 「赤心」は嘘のない本当の心という意味。
洗手奉職(せんしゅほうしょく)
真面目に働くこと。 または、清く正しく職務に励むこと。 「手を洗い職に奉ず」とも読む。
大政奉還(たいせいほうかん)
江戸時代の末期である、一八六七年に江戸幕府十五代将軍徳川慶喜が、明治天皇に政権を返上したこと。 「大政」は天下の政治。 「奉還」は天皇に返すという意味。
奉公守法(ほうこうしゅほう)
公務員の務めのことで、公務をきっちりと遂行して、法をしっかりと守ること。 「公を奉じ法を守る」とも読む。
「還」を含む四字熟語
衣錦還郷(いきんかんきょう)
「故郷に錦を飾る」の語源で、出世して故郷に帰ること。 「錦」は金や銀などの糸で織り込んだ美しい絹織物のこと。
空手還郷(くうしゅげんきょう)
手に何も持たずにふるさとに帰ること。 道元が宋の国に行って如浄禅師に出会い、当たり前のことをあるがままに知ることが悟りであり、ほかに悟るべき格別の仏法は存在しないということを悟って、帰国したという故事から。 「空手にして郷に還る」とも読む。
大政奉還(たいせいほうかん)
江戸時代の末期である、一八六七年に江戸幕府十五代将軍徳川慶喜が、明治天皇に政権を返上したこと。 「大政」は天下の政治。 「奉還」は天皇に返すという意味。
版籍奉還(はんせきほうかん)