「孟」を含む四字熟語一覧
孟を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
韓雲孟竜(かんうんもうりゅう)
男性同士で肉体関係を持つこと。 または、男の同性愛のこと。 「韓」と「孟」はどちらも人の名前で、韓愈と孟郊のこと。 二人は互いに地位を気にせずに、親友としての契りを交わしていたが、世間からは同性愛と噂されたということから。 「雲」と「竜」は互いに必要とし合っていることを言い表す言葉。
韓雲孟竜(かんうんもうりょう)
男性同士で肉体関係を持つこと。 または、男の同性愛のこと。 「韓」と「孟」はどちらも人の名前で、韓愈と孟郊のこと。 二人は互いに地位を気にせずに、親友としての契りを交わしていたが、世間からは同性愛と噂されたということから。 「雲」と「竜」は互いに必要とし合っていることを言い表す言葉。
孔孟老荘(こうもうろうそう)
古代中国の四人の思想家をまとめていう言葉。 儒家の孔子と孟子、道家の老子と荘子のことをいう。
孟光荊釵(もうこうけいさい)
中国の後漢の梁鴻が妻を選んだという故事のこと。 「孟光」は人の名前で、梁鴻の妻。 「荊釵」はいばらでできたかんざしのことで、質素な装飾品のたとえ。 梁鴻は妻を選ぶ時に美しい女性ではなく、容姿の醜い孟光を選んだ。 孟光は嫁ぐ時に美しく着飾ったが梁鴻は相手にせず、孟光は理由を尋ねると、共に隠遁する人を探していたと答えた。 思い違いをしていた孟光はそのことを詫びて、それまでの質素な服装にいばらのかんざしをつけたところ、梁鴻は喜んで孟光を迎え入れたという故事から。
孟仲叔季(もうちゅうしゅくき)
兄弟姉妹の長幼の順番をいう言葉。 長子、次子、三子、四子のこと。 三人では「孟仲季」という。
孟母三遷(もうぼさんせん)
子どもは周りの影響を受けやすいので、子どもの教育には環境を整えることが大事であるということ。 「孟母」は孟子の母親。 「三遷」は三度転居すること。 孟子の母親は、孟子への悪い影響を避けるため墓地の近くから市場の近くに引っ越し、さらに学校に近くに引っ越した。 その結果、孟子は勉学に励み偉大な儒者になったという故事から。
孟母断機(もうぼだんき)
物事を途中でやめてしまったり、諦めてしまってはいけないという戒めの言葉。おもに学問のことを指す。 「孟母」は孟子の母親のこと。 「断機」は織りかけている機の糸を途中で切ること。 孟子が学問を投げ出そうとしたときに、孟子の母親は織り途中の機の糸を切断して「学問を途中でやめることは、この織物と同じようなものだ」と言って戒めたという故事から。
孟浪咄嗟(もうろうとっさ)
いい加減な処置をとること。 「孟浪」はいい加減で大雑把なこと。 「咄嗟」は急なこと。 対処を考えずに、適当にその場で済ませることをいう。
優孟衣冠(ゆうもういかん)
他人の真似をする人。 または、演技をすること。 姿は似ているが、実態が違うもののたとえ。 「優孟」は人名。 「衣冠」は衣服と冠のこと。 中国の春秋時代の楚の国の宰相の叔敖は清廉な人だったが、叔敖の死後にその子孫は貧しく生活に苦しんでいた。 叔敖に恩があった俳優の優孟は、叔敖の衣服と冠を身に付けて叔敖になりすまし、叔敖の功績と子孫の不遇を訴えると、荘王は反省して子孫に領地を与えたという故事から。