「弦」を含む四字熟語一覧
弦を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
韋弦之佩(いげんのはい)
自分の短所の改善に努めること。 または、自分の性格を改めて人格を高めるために戒めの物を身につけること。 「佩」は身につけるという意味。 「韋」はなめし皮のこと。 「弦」は弓のつるのこと。 中国の戦国時代、西門豹は短気な性格を直そうと「ゆったりとしたなめし皮」を身に着け、春秋時代の董安于は厳格な性格に改めるために「かたい弓のつる」を身につけたという故事から。 「韋弦之佩」ともいう。
改弦易轍(かいげんえきてつ)
法律や制度を変えること。 「改弦」は弦楽器の弦を張りかえて調子を改めること。 「易轍」は車輪の軸幅を変えること。 「弦(げん)を改め轍(てつ)を易(か)う」とも読む。 「改絃易轍」とも書く。
緩弦朗笛(かんげんろうてき)
ゆったりとした弦楽器の音色と、すっきりとはっきり響く笛の音色のこと。 「緩絃」はゆったりとした弦楽器の音色。 「朗笛」ははっきりとよく響く笛の音色。 「緩弦朗笛」とも書く。
扣人心弦(こうじんしんげん)
人の心を感動させること。 「扣」は打つこと。 「心弦」は心のことで、人の心は互いに共鳴するということから、心を弦にたとえた言葉。
詩歌管弦(しいかかんげん)
漢詩や和歌を吟じたり、音楽をかなでたりすること。 または、文学や音楽のこと。 「詩歌」は漢詩と和歌などの韻文のこと。 「管弦」は管楽器、弦楽器のことで音楽のこと。
四弦一撥(しげんいっぱつ)
楽器の琵琶の四つの弦が同時に鳴らされること。 または、それが悲しそうな音をたてること。 「四絃」は四本の弦ということから、弦が四本ある楽器の琵琶のこと。 「一撥」は一回音を鳴らすこと。または、そのための道具のこと。 「四弦一撥」とも書く。
独弦哀歌(どくげんあいか)
一人で弦楽器を引いて、悲しげな調子で歌を歌うこと。 または、痛ましい様子で弁舌すること。 「独絃哀歌」とも書く。
佩韋佩弦(はいいはいげん)
自分の短所の改善に努めること。 または、自分の性格を改めて人格を高めるために戒めの物を身につけること。 「佩」は身につけるという意味。 「韋」はなめし皮のこと。 「弦」は弓のつるのこと。 中国の戦国時代、西門豹は短気な性格を直そうと「ゆったりとしたなめし皮」を身に着け、春秋時代の董安于は厳格な性格に改めるために「かたい弓のつる」を身につけたという故事から。 「韋弦之佩」ともいう。
伯牙絶弦(はくがぜつげん)
非常に深い関係の親友を失った悲しみ。 「伯牙」は中国の春秋時代の人の名前。 琴の名手である伯牙は、自分の一番の理解者であり、親友だった鍾子期が亡くなり、自分の琴を理解してくれる人はもういないといい、琴の弦を切って、二度と弾くことはなかったという故事から。 「伯牙絶絃」とも書く。
繁弦急管(はんげんきゅうかん)
音楽の調子が激しく速いこと。 「繁」と「急」は変化が激しいという意味から、演奏の調子が早くなること。 「絃」は弦楽器、「管」は管楽器のこと。 「繁弦急管」とも書く。