「契」を含む四字熟語一覧
契を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
鴛鴦之契(えんおうのちぎり)
夫婦の絆が非常に堅いこと。 または、いつまでも夫婦として仲良く暮らすという夫婦の約束のこと。 「鴛鴦」は雄と雌のおしどりのことで、雌雄が常に一緒にいる鳥ということから、夫婦の仲がよいことのたとえ。
金蘭之契(きんらんのけい)
極めて固く親密な友人関係のこと。 「蘭」はよい香りのするふじばかまのこと。 金のように堅く、蘭のようにかぐわしい関係という意味から。
金蘭之契(きんらんのちぎり)
極めて固く親密な友人関係のこと。 「蘭」はよい香りのするふじばかまのこと。 金のように堅く、蘭のようにかぐわしい関係という意味から。
死生契闊(しせいけっかつ)
生死を共にすることを約束して、共に苦労しながらも努力すること。 「契闊」は長い間会わないことや、苦労し努力すること。
芝蘭結契(しらんけっけい)
良い影響を受ける賢者との交友。 「芝」は霊芝のこと。 「蘭」は藤袴のこと。 どちらも植物で香り高いということから、善人や賢者のたとえ。
神会黙契(しんかいもくけい)
言葉を使わずに、互いに意思が通じること。 「神会」は理解すること。 「黙契」は言葉で示さずに意思が伝わること。
丹書鉄契(たんしょてっけい)
功労のあった家臣に天子が与えた誓文のこと。 鉄に朱で書かれた割り符で、本人やその子孫が罪を犯したときに減免される証となった。
独知之契(どくちのけい)
自分だけが約束が成り立っていると思い込むこと。 「独知」は自分一人が知っているということ。 「契」は約束や契約のこと。 相手の意思をはっきりと確かめていない約束のことをいう。
莫逆之契(ばくぎゃくのちぎり)
互いに争うことがなく、気心の知れた関係。親友。 「莫」は否定を意味する助字で、「莫逆」は逆らうことがないという意味。
伐木之契(ばつぼくのちぎり)
厚い友情を言い表す言葉。 「伐木」は『詩経』にある詩の一編で、山中で友を呼び合う鳥と、友人や古くからの知り合いと酒を酌み交わす様子を描写したもので、友情の大切さを詠んでいる一編。