「権」を含む四字熟語一覧
権を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
越権行為(えっけんこうい)
与えられた権限を越えた行いのこと。 「越権」は自分に許されている権限を越えること。
越権行為(おっけんこうい)
与えられた権限を越えた行いのこと。 「越権」は自分に許されている権限を越えること。
開権顕実(かいごんけんじつ)
仏教で悟りにいたる三つの方法の三乗は仮の姿であり、仏の統一された教えの一乗こそが真実の教えであるとうち明けること。 「開」は本当のことを話す、「権」は仮、「顕実」は真実の姿をはっきりさせること。
傀儡政権(かいらいせいけん)
実権を持たず、他国からの言い分をそのまま受けるだけの政府のこと。 「傀儡」は操り人形のことで、相手に動かされるままに動くという意味から。
強権発動(きょうけんはつどう)
政府や官庁などが強制的に権力を行使すること。または、弱い立場の人に対して強制的に命令すること。 「強権」は国家が国民に対して強制的に行使できる権力。
権謀術策(けんぼうじゅっさく)
他人を騙し貶める策略のこと。 「権謀」は状況にあわせた策略。 「術策」は策略のこと。 特に社会や組織などの集団の中で他者を貶めて、自分の都合がいい状況に仕向け、地位や評価を上げる策略のこと。
権謀術数(けんぼうじゅっすう)
他人を騙しておとしめる策略のこと。 「権謀」は状況にあわせた策略。 「術数」は策略のこと。 特に、社会や組織などの集団の中において、他者をおとしめることで自分にとって都合がいい状況になるように仕向けて、地位や評価を上げる策略のこと。
権理通義(けんりつうぎ)
様々なものに当てはまる原理で、人が生まれた時から持っている権利。 「権理」は権利のこと。 「通義」は世間一般に受け入れられている道理。
国民主権(こくみんしゅけん)
国家を統治するための、最も大きな権力は国民が持っているという考え。 「主権」は国家の最も大きい権力。
主権在民(しゅけんざいみん)
国家を統治するための、最も大きな権力は国民が持っているという考え。 「主権」は国家の最も大きい権力。 「在民」は国民が持っているということ。
職務権限(しょくむけんげん)
その職が担当する仕事の範囲で行使できる権限。また、その権限が及ぶ範囲。
職権乱用(しょっけんらんよう)
自分の職務上認められている権限を越えた行いをしたり、不正に使用したりすること。 「職権」は職務上認めらている権限のこと。 「濫用」は良し悪しを考えず無闇に使うこと。 「職権乱用」とも書く。
職権濫用(しょっけんらんよう)
自分の職務上認められている権限を越えた行いをしたり、不正に使用したりすること。 「職権」は職務上認めらている権限のこと。 「濫用」は良し悪しを考えず無闇に使うこと。 「職権乱用」とも書く。
自由民権(じゆうみんけん)
人は自由であり、平等に政治へ参加する権利を持っているという考え。 「民権」は普通の人々が政治に参加することのできる権利。 日本では、これを実現するために、明治時代の初期に政治運動が起こった。
人権蹂躙(じんけんじゅうりん)
人が生まれながらに持っている権利を侵すこと。 または、憲法で保障されている、国民が人らしく生きるための権利を国家が侵すこと。 「人権」は人が生まれながらに持っている、人らしく生きるための権利。 「蹂躙」はふみにじること。侵害すること。
治外法権(ちがいほうけん)
外国の元首や外交官などの特定の外国人が、滞在国の法律や裁判権の適用を免れる国際法上の特権。
中権後勁(ちゅうけんこうけい)
軍隊の策略と陣容が整っていること。 「中権」は陣営の中央で参謀が策略を練ること。 「後勁」は後ろに強い部隊が待機していること。 「中(ちゅう)は権(はか)り後(のち)は勁(つよ)し」とも読む。