「てつ」から始まる四字熟語
絞込み検索
鉄硯磨穿(てっけんません)
強い意志を持ち続けて、達成するまで変えないこと。 または、休まず学問に励むこと。 「磨」はすり減らすこと、「穿」は穴をあけること。 鉄の硯(すずり)に穴を空けるほど学問に励むという意味。 「鉄硯磨穿」ともいう。
手甲脚半(てっこうきゃはん)
手や脚を守るために身に付けるもののこと。 「手甲」は手の甲を守るための布。 「脚半」は脛に巻く布で、脚を守り、動きやすくするためのもの。 旅や屋外で作業するときに身に付けていた。 「手甲脚絆」とも書く。
手甲脚絆(てっこうきゃはん)
手や脚を守るために身に付けるもののこと。 「手甲」は手の甲を守るための布。 「脚半」は脛に巻く布で、脚を守り、動きやすくするためのもの。 旅や屋外で作業するときに身に付けていた。 「手甲脚絆」とも書く。
徹骨徹髄(てっこつてつずい)
心に強く感じること。 または、物事の核心や奥底までに達すること。 骨や髄に深く染み込むという意味から。 「骨髄に徹する」という言葉から生まれた造語。
鉄樹開花(てつじゅかいか)
将来の可能性がないこと。または、非常に珍しいこと。 「鉄樹」は鉄でできた木のことで、鉄でできた木は花が咲かないという意味から。 または、「鉄樹」は六十年に一度だけ花が咲くといわれているということから。 「開花」は花が咲くこと。
鉄心石腸(てっしんせきちょう)
鉄や石のように固く強い心と意志のこと。 「鉄心」は鉄のように固い心臓、「石腸」は石のように固い腸。 「心」と「腸」は内臓の心臓と腸のことから、心や意志のたとえ。
鉄中錚錚(てっちゅうのそうそう)
普通の人の中で少しだけすぐれている人のたとえ。 「錚錚」は金属の音の形容で、金や銀に比べると劣るが、鉄の中だと少し良い音がするという意味から。
鉄中錚々(てっちゅうのそうそう)
普通の人の中で少しだけすぐれている人のたとえ。 「錚錚」は金属の音の形容で、金や銀に比べると劣るが、鉄の中だと少し良い音がするという意味から。
鉄腸石心(てっちょうせきしん)
鉄や石のように固く強い心と意志のこと。 「鉄腸」は鉄のように固い腸。 「石心」は石のように固い心臓。 「腸」と「心」は内臓の腸と心臓のことから、心や意志のたとえ。 「石心鉄腸」ともいう。
跌宕狷介(てっとうけんかい)
好き放題に振る舞い、自分の考えを変えないこと。 「跌宕」は思ったまま、好き放題に振る舞うこと。 「狷介」は自分の考えに執着して、他人の考えを受け入れないこと。
徹頭徹尾(てっとうてつび)
始めから終わりまで意志や覚悟を曲げないこと。 「徹」は貫くこと。頭から尾まで貫くという意味から。
跌蕩放言(てっとうほうげん)
周りに気を使わずに好き勝手に喋り散らすこと。 「跌蕩」は小さなことにこだわらずに、すき放題すること。
哲婦傾城(てっぷけいじょう)
賢い女性が事あるごとに口をはさむようになると、国家や城を傾け滅ぼしかねないということ。 「哲婦」は賢い女性、「傾城」は城を傾けるという意味から、城を滅ぼすという意味。 「哲婦(てっぷ)城(くに)を傾(かたむ)く」とも読む。
哲婦傾城(てっぷけいせい)
賢い女性が事あるごとに口をはさむようになると、国家や城を傾け滅ぼしかねないということ。 「哲婦」は賢い女性、「傾城」は城を傾けるという意味から、城を滅ぼすという意味。 「哲婦(てっぷ)城(くに)を傾(かたむ)く」とも読む。
轍鮒之急(てっぷのきゅう)
危険や困難が迫っていることのたとえ。 また、切迫した状況にある人のたとえ。 「轍」は車輪の跡、わだちのこと。 「鮒」は魚の鮒(ふな)のこと。 車輪の跡にできた枯れかけの水たまりにいる鮒という意味から。 荘子が監河侯に米を借りに行ったが、監河侯から「近々年貢が入るのでその後に貸しましょう」と言われた。 それを聞いた荘子は、「ここに来る途中で枯れかけの水たまりにいる鮒から水をくださいと助けを求められました。そこで私は、後で川の水を持ってきてあげようと答えました。しかし鮒は、水が欲しいのは今だと言って怒ってしまいました」というたとえ話をして窮状を訴えたという故事から。
鉄網珊瑚(てつもうさんご)
珍しい品物や、素晴らしい才能をもつ人物を得るために探すこと。 海の底に鉄の網を沈めて、それに着生させ、成長したあとに引き上げて珊瑚を採取するという、唐の時代に東ローマ帝国で行われたとされる方法から。
轍乱旗靡(てつらんきび)
戦いに負けて慌てて逃げる様子。 「轍乱」は車輪の跡が乱れること。 「旗靡」は旗が横たわること。 戦争で使う兵車の車輪の跡が乱れていて、軍旗が倒れているという意味から。