「爛」を含む四字熟語
「爛」を含む四字熟語 — 12 件
衍曼流爛(えんまんりゅうらん)
悪人が多く世の中全体に蔓延ること。 「衍曼」はどこまでも広がる様子。 「流爛」は離れ離れになること。 「衍漫流爛」とも書く。
桜花爛漫(おうからんまん)
桜の花が開き、鮮やかに咲き乱れている様子。
魚爛土崩(ぎょらんどほう)
国家や物事が内側から壊れてなくなること。 「魚爛」は魚が内臓から腐ること。 「土崩」は積み上げた土が崩れること。 「土崩魚爛」ともいう。
滾瓜爛熟(こんからんじゅく)
しっかりと習得していることのたとえ。 または、しっかりと覚え、声に出してとなえることのたとえ。 「滾瓜」は転がるほどに丸く大きくなった瓜のこと。 「爛熟」は十分に熟しているということから、十分に習得していること。
豪華絢爛(ごうかけんらん)
目がくらむほど美しく、贅沢で煌びやかな様子。 「豪華」は華やかで贅沢なこと。 「絢爛」は目がくらむほど美しいこと。 「絢爛豪華」ともいう。
才華爛発(さいからんぱつ)
素晴らしい才能が溢れ出ていること。 「才華」は素晴らしい才能のこと。 「爛発」は鮮やかに現われること。
朱墨爛然(しゅぼくらんぜん)
学問や読書に精を出すこと。 「朱墨」は朱色の墨。 「爛然」は鮮やかで美しいこと。 朱色の墨で書物に様々なことを書き込んでいて、鮮やかで美しいという意味から。
断爛朝報(だんらんちょうほう)
ばらばらになって、どこがどう繋がるかわからない朝廷の記録のこと。 「断爛」はちぎれてぼろぼろになること。 「朝報」は朝廷の記録のこと。 中国の北宋の王安石が、儒教の五経の一つの『春秋』をそしったという故事から。
天真爛漫(てんしんらんまん)
取り繕ったりせずに、ありのままの心や感情がそのまま溢れ出ている様子。明るく素直で悪気がない様子。 「天真」は生まれるときに天から与えられた純粋な性格のこと。 「爛漫」はありのままの状態で光輝く様子。
腹心内爛(ふくしんないらん)
内側から崩れること。 「腹心」は腹の内側の中心部分。 「内爛」は内側から腐敗すること。
爛額焦頭(らんがくしょうとう)
大切なことを忘れて、必要の無いことを重要視すること。 または、何かをするときに非常に苦労すること。 「爛額」は額が爛(ただ)れること。 「焦頭」は頭を焦がすこと。 火事のときに消火や救助をしてくれた人には感謝して、防火方法を教えてくれた人には感謝せず、加えて防火もしていなかったという故事から。 「焦頭爛額」ともいう。
爛腸之食(らんちょうのしょく)
食べ過ぎること。 「爛腸」はたくさんのご馳走を食べて内臓をただれさせること。 腸をただれさせるほどの、たくさんの肉や酒などのご馳走を食べるという意味から。
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