「所」を含む四字熟語
「所」を含む四字熟語 — 16 件
一業所感(いちごうしょかん)
複数の人の前世の同じ業によって、複数の人が同じ報いを受けること。 たくさんの人が災害などにあった時に、前世の同じ業による報いを受けているということを説明する言葉。 「業」は必ず結果が出る過去の行い。 「所感」は過去の行いから生まれる結果。
一所懸命(いっしょけんめい)
命がけで物事に取り組む様子。全力で物事に取り組む様子。 「一所」は主君から賜った一か所の領地。 「懸命」は命をかけて取り組むこと。 中世の日本で、幕府から賜った領地を命がけで守ることをいった言葉。
一所不住(いっしょふじゅう)
一定の場所に住まず、各地を転々とすること。 特に行脚して回る僧のことをいう言葉。
有所得心(うしょとくしん)
利益・得・成功などを望み、害・損失・失敗などを避けようとするこだわり。執着。 「有所得」は空を理解せずに物事に対して執着すること。仏教の言葉。
近所合壁(きんじょがっぺき)
家の近くの家のこと。 「合壁」は壁一枚で遮られているだけの隣の家のこと。
在在所所(ざいざいしょしょ)
「あちらこちら」または「いたるところ」という意味。 「在在」と「所所」はどちらも「あちこち」や「ところどころ」という意味。
十手所指(じっしゅしょし)
多数の人の意見や評価が一致することのたとえ。 十人が同じところを指さすことから。 「十手(じっしゅ)の指(ゆびさ)す所(ところ)」とも読む。
十目所視(じゅうもくしょし)
多数の人の意見や評価が一致することのたとえ。 十人が同じところをみることから。 「十目(じゅうもく)の視(み)る所(ところ)」とも読む。
随宜所説(ずいぎしょせつ)
教えを聞く相手の素質や能力に合わせて、理解できるように説かれた仏の教えのこと。 「随宜」は仏教語で相手に順応するという意味。
随所任意(ずいしょにんい)
どんなときにもどこにいても、好きなように行動できること。 「随処」はいつでも、どこでもという意味。 「任意」は自分の好きなように行動すること。 「随所任意」とも書く。
大所高所(たいしょこうしょ)
一部ではなく、全体を見通す広い視野のこと。 「大所」は広い立場、「高所」は高い場所のこと。 どちらも広く見渡せる場所のことで、似ている意味の語を重ねて強調した言葉。 「高所大所」ともいう。
適材適所(てきざいてきしょ)
その人の能力や特性などに適した地位や役目をあたえること。 「適材」は最適な才能を持つ人のこと。 「適所」は適している地位や仕事のこと。
屠所之羊(としょのひつじ)
次第に死期に近づいていくことのたとえ。 屠殺場に連れて行かれる羊という意味から。
不労所得(ふろうしょとく)
労働をせずに収入を得ること。 配当金や利子、土地の利用料などで得られる収入をいう。
名所旧跡(めいしょきゅうせき)
素晴らしい風景で知られている場所や、歴史的な出来事や建物がある場所。 「旧跡」は歴史的な出来事や建物がある場所。 「名所旧蹟」とも、「名所旧迹」とも書く。
名所古跡(めいしょこせき)
素晴らしい風景で知られている場所や、歴史的な出来事や建物がある場所。 「古跡」は歴史的な出来事や建物がある場所。
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