「雨」に関連する四字熟語一覧
「雨」に関連する四字熟語の一覧です。
雨笠煙蓑(うりゅうえんさ)
雨の中で働いている漁師の容姿を言い表す言葉。 霧雨でぬれた笠と蓑ということから。
銀河倒瀉(ぎんがとうしゃ)
大きくて立派な滝を言い表す言葉。 または、雨が激しく降る様子を言い表す言葉。 「銀河」は天の川。 「倒瀉」は逆さまになって流れ落ちてくること。 銀河が地上に降り注ぐという意味から。 「銀河(ぎんが)、倒(さか)しまに瀉(そそ)ぐ」とも読む。
傾盆大雨(けいぼんのたいう)
激しく降る雨、豪雨のたとえ。 「盆」は水や酒を入れるための大きい器、鉢。 鉢をひっくり返したように見えるほどの雨ということから。
黒雲白雨(こくうんはくう)
空が黒い雲に覆われて、激しい雨が降ってくること。 「白雨」は一時的に降る激しい雨。
黒風白雨(こくふうはくう)
暴風雨のこと。 「黒風」はちりやほこりが巻き上がるほどの強い風のこと。 「白雨」は急に降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりする雨、にわか雨のこと。
黒風飛雨(こくふうひう)
暴風雨の別称。 「黒風」は砂塵をまき上げ、空を黒くするような強い風。 「飛雨」は激しく打ち付ける雨。
桟雲峡雨(さんうんきょうう)
山の中にあるかけ橋付近に漂う雲と谷の中に降る雨のこと。 「桟」は丸太や蔓などを使って、山の険しい場所にかけられているかけ橋のこと。 「峡」は山間の谷間。
集中豪雨(しゅうちゅうごうう)
限られた一定の範囲において、比較的短い時間のあいだに激しく降る雨。
凄風苦雨(せいふうくう)
冷たい強風と長く降り続く雨のこと。 「苦雨」は何日も降り続いている雨。 「凄風」は冷たく激しい風。 「苦雨凄風」ともいう。
碧落一洗(へきらくいっせん)
雨が降ったあとに、空がきれいに晴れ渡ること。 「碧落」は綺麗に晴れ渡った空。 「一洗」はすっきりと洗い流すこと。
満城風雨(まんじょうふうう)
町全体が風雨に襲われること。 または、事件などがすぐに町中に知れ渡り、いろんな所で大騒ぎになること。 「城」は城壁に囲まれた町のこと。