「本質を見抜く」に関連する四字熟語 — 34 件
「本質を見抜く」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全34件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
一葉知秋(いちようちしゅう)
わずかな前兆や現象から、物事の本質や変化、衰退などを察知すること。 「一葉」は一枚の葉のこと。 「知秋」は秋がきたことを知る意。 一枚の葉が落ちるのを見て、秋の訪れを察知するということから。
岡目八目(おかめはちもく)
当事者よりも、傍観者のほうが物事の情勢を正確に判断できることのたとえ。 「岡目」は、他人の行動を横から見ること。 囲碁では、対局者よりも観戦者のほうが冷静に局面を見通し、八手先まで予測できるといわれることに由来する言葉。
快人快語(かいじんかいご)
さっぱりとした人が核心をついた言葉をはっきりと言うこと。 または、その言葉。 「快人」はさっぱりとした人。 「快語」は核心をついた心地よい言葉。
格致日新(かくちにっしん)
物事の本質や真理を日々追究し続け、常に向上し続けること。 「格致」は「格物致知」を略した言葉で、物事の本質や真理を追い求めて、知識を高めること。 「日新」は毎日新たに向上し続けること。 「格致(かくち)日(ひ)に新たなり」とも読む。
格物究理(かくぶつきゅうり)
物事を突き詰めて、道理を明らかにすること。 「格物」は物事を突き詰めること。物事の道理を極めつくすこと。 「究理」は物事の道理を明らかにすること。
眼光炯炯(がんこうけいけい)
目が鋭く光る様子。 「眼光」は目の光。または、物事の本質を見抜く能力のこと。 「炯炯」は鋭く輝くこと。 物事の真実を見抜いているような、人を圧倒する目をいう。
眼光紙背(がんこうしはい)
読解力が極めて優れていることのたとえ。 「眼光」は眼の光のこと。転じて、物事を見通す力。 「紙背」は文章などが書かれた紙の裏のこと。 眼の光が鋭く、紙の裏まで貫くという意味から。 「眼光紙背に徹す」を略した言葉。
綱挙網疏(こうきょもうそ)
細かいことにこだわらず、物事の根本をつかむことを重んじること。 また、大もとの悪を正すために、小さな不正には目をつぶること。 「綱」は網の口を締める太い綱、「疏」は目が粗いこと。 太い綱さえ引き上げれば網は残らず持ち上がるのだから、網の目は粗くてかまわない、という意味から。
巧発奇中(こうはつきちゅう)
すぐれた発言で、他者の気持ちや事実を言い当てること。 「奇」はすばらしいや、すぐれているという意味。 「中」は当たること。
察言観色(さつげんかんしき)
人の言葉や表情、顔の様子から相手の性格や考え方を見抜くこと。 「色」は表情や顔つきのことで、人の表情や顔つき、言葉を観察するという意味から。 「言(げん)を察して色(いろ)を観る」とも読む。
至誠如神(しせいじょしん)
真心を尽くす人には、様々な事柄に配慮し、あらゆることを見抜く洞察力が備わるということ。 この上ない誠実さは、万物に通じる神のようであるということから。 「至誠(しせい)は神(かみ)の如(ごと)し」とも読む。
疾風勁草(しっぷうけいそう)
その人の真価は苦境に立って初めてわかることのたとえ。 「疾風」は激しく勢いの強い風、「勁草」は強い草のことで、激しい風が吹くことで、初めて強い草がどれかわかることから。
心耳心眼(しんじしんがん)
心を研ぎ澄まして、物事を深く理解したり判断したりすること。 心の耳と心の眼を使って洞察するとの意から。
実事求是(じつじきゅうぜ)
「実事」は本当のことや事実、「求是」は真実を求めるということから、事実の実証に基づいて物事の真理を追求すること。
推本溯源(すいほんそげん)
物事の根本を考えて、その全てを知ろうとすること。 根源を推察して、根源にさかのぼるという意味から。 「本を推(お)して源(みなもと)に溯(さかのぼ)る」とも読む。 「溯源」は「遡源」とも書く。 「そげん」は「さくげん」とも読む。
寸鉄殺人(すんてつさつじん)
短い一言で相手の弱点や欠点をつくことのたとえ。 「寸」は長さの単位で、短い長さのたとえ。 「寸鉄」は長さの短く鋭い刃物ということから、短く的を射た言葉のこと。 急所を突けば、短い刃物でも確実に人を殺すことが出来るという意味から。 「寸鉄(すんてつ)人を殺す」とも読む。
先見之明(せんけんのめい)
これから先にどうなるかを見抜くことができる能力。 「先見」は先のことを見抜くこと。 「明」は物事の本質を見抜く能力のこと。
大所高所(たいしょこうしょ)
一部ではなく、全体を見通す広い視野のこと。 「大所」は広い立場、「高所」は高い場所のこと。 どちらも広く見渡せる場所のことで、似ている意味の語を重ねて強調した言葉。 「高所大所」ともいう。
大処着墨(たいしょちゃくぼく)
物事の一番重要な部分から取り掛かること。 「大処」は最も大切なところ、「着墨」は墨をつけるという意味から、書き始めるという意味。 文章や絵を書くときに、一番大切な要所から書き始めるという意味から。 「大処(たいしょ)より墨を着く」とも読む。
談言微中(だんげんびちゅう)
直接ではなく、遠回しに人の急所を突く話し方のこと。 「談言」は話し方。 「微中」はさりげなく相手の重要なところを突くこと。
着眼大局(ちゃくがんたいきょく)
細かいことだけにとらわれずに、全体をしっかりと把握して本質を見極めて対処すること。 「着眼」は大事なことに注意して見ること。 「大局」は全体を見ること。
追根究底(ついこんきゅうてい)
本質まで徹底的に追求、究明すること。
提綱挈領(ていこうけつりょう)
重要な部分を理解すること。 「綱」はおおづなのことで、物事の要点や根本のたとえ。 「挈」は身に着けて持つこと。 「領」は衣服の襟のこと。 大綱を掴んで、襟を持つという意味から。 「綱(つな)を提(さ)げ領(えり)を挈(と)る」とも読む。
徹骨徹髄(てっこつてつずい)
心に強く感じること。 または、物事の核心や奥底までに達すること。 骨や髄に深く染み込むという意味から。 「骨髄に徹する」という言葉から生まれた造語。
洞見癥結(どうけんちょうけつ)
見つけにくい問題や事柄を見抜くこと。 「洞見」は見通すや見抜くという意味。 「癥結」は腹の内部にできたしこりのことで、表面から見えない問題のたとえ。 中国の戦国時代の鄭の国の医者の扁鵲は、長桑君という人からもらった薬を飲むと壁の向こうを見通せるようになり、病人を見ると体内のしこりを全て見抜くことができたという故事から。
桐葉知秋(どうようちしゅう)
わずかな前兆や現象から、物事の本質や衰退を察知すること。 「知秋」は秋の到来を知ること。 一枚の葉が落ちることから、秋の訪れを察知するということから。
入木三分(にゅうぼくさんぶ)
筆勢が非常に強いこと。 または、物事を深くまで的確に追究すること。 「入木」は木に染み込むこと。 「三分」は長さのことで約七ミリのこと。 書家の王羲之は筆勢が強いことで知られていて、文字を記した木を削ってみると、三分の深さまで墨が染み込んでいたという故事から。 書道の別称「入木道(じゅぼくどう)」の語源。
熱願冷諦(ねつがんれいてい)
熱意をもって強く願うことと、冷静に本質を見定めること。
燃犀之明(ねんさいのめい)
物事の本質を鋭く見抜く力があることのたとえ。 怪物がいるといわれる深い淵の中で、犀(さい)の角を燃やして探してみると、水の底に本当に怪物がいたという故事から。
飛耳長目(ひじちょうもく)
すぐれた情報収集能力があり、深い観察力と鋭い判断力を備えていること。 「飛耳」は遠くの音までよく聞くことができる耳のこと。 「長目」は遠くまで見通せる目のこと。 「長目飛耳」ともいう。
牝牡驪黄(ひんぼりこう)
物事の見た目にこだわらず、本質を見抜くことのたとえ。 「牝牡」はめすとおすのこと。 「驪黄」は色の黒色と黄色。 中国の秦の穆公が、馬を見抜く名人である伯楽に推薦された九方皐に馬を探しに行かせた。 九方皐が黄色い牝馬を見つけたという報告を受けたが、連れ帰られた馬は黒い牡馬であった。 穆公は馬の色や性別も分からないのかと怒ったが、これに対して伯楽は色や性別などの見た目にこだわらず、馬本来の能力を見るべきだといった。 そして、その馬は他と比べることのできないほどの名馬だったという故事から。
不失正鵠(ふしつせいこく)
物事の一番大切な部分を正確にとらえること。 「正鵠」は弓の的にある中心の黒い星のこと。 矢を外すことなく、正確に正鵠を射抜くという意味から。
明察秋毫(めいさつしゅうごう)
どんな小さなことも見逃さない非常に優れた洞察力のたとえ。 「秋毫」は秋に生え変わる獣の細い毛のことで、その細い毛さえも見分けることができるという意味から。
名論卓説(めいろんたくせつ)
本質を見通しているすぐれた意見のこと。 素晴らしい意見と説という意味から。
