「こびへつらう」に関連する四字熟語 — 35 件
「こびへつらう」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全35件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
阿世曲学(あせいきょくがく)
学問の正当な道理を歪め、権力や世間の意向、時流に迎合し、好意を買うためにへつらうこと。 「阿世」は世間の好意を得るために迎合する様子。 「曲学」は正道から逸脱した学問。 「曲学阿世」ともいう。
阿附迎合(あふげいごう)
相手に気に入られようと、相手の言うことを何でも聞き、媚びて機嫌をとること。 「阿附」は人に気に入られようとして、機嫌を取ったり、言うことを聞いたりすること。 「迎合」は相手の言うことを何でも聞くこと。
阿諛曲従(あゆきょくしょう)
相手に気に入られようとして、相手の言うことを何でもきいて機嫌をとること。または、そのための言動。 「阿諛」は気に入られようと振る舞う。 「曲従」は気に入られるために、自分の意思を曲げてまでして従う。
阿諛傾奪(あゆけいだつ)
権力者に媚びて他人を失脚させ、地位などを奪うこと。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「傾奪」は他人を陥れて地位などを奪うこと。
阿諛迎合(あゆげいごう)
相手に気に入られるために、媚びて機嫌を取ること。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「迎合」は相手の気に入るように調子を合わせること。
阿諛追従(あゆついしょう)
相手に気に入られるために、お世辞を言ったり相手の言うことに従ったりして機嫌を取ること。 「阿諛」は気に入られるために機嫌を取ること。 「追従」は逆らわず言うとおりに従うこと。
阿諛便佞(あゆべんねい)
相手の気に入るように口先だけのうまいことを言って、調子を合わせること。 「阿諛」は相手の気に入るように振る舞うこと。 「便佞」は口ではうまいことを言いながら、誠意がまったくないこと。そのような人のこと。
暗送秋波(あんそうしゅうは)
ひそかに機嫌を取ってとりいろうとすること。 または、女性が色目を使うこと。 または、表には出さず陰で悪だくみをすること。 「暗」はこっそり、ひっそりの意。 「秋波」は美人の澄んだ目は秋の波のように涼しげであることから、色目のこと。 「暗(あん)に秋波(しゅうは)を送る」とも読む。
唯唯諾諾(いいだくだく)
物事のよしあしにかかわらず、何にでもはいはいと人の言いなりになること。 「唯」と「諾」はどちらも「はい」という意味の返事のこと。
内股膏薬(うちまたこうやく)
自分の意見を持たず、その時によって都合のいいほうについていくこと。または、そのような人のこと。 「膏薬」は練り薬のことで、内股に張ると歩くたびに、右足についたり、左足についたりすることから。
甘言蜜語(かんげんみつご)
相手に気に入られるための心地よい言葉。 「蜜語」は男女の甘い語らいのことで、蜜のように甘い言葉ということから。
奸佞邪智(かんねいじゃち)
性格がひねくれていて、悪知恵がはたらくこと。 「奸佞」は心がひねくれていて悪賢く、人にこびへつらうこと。 「邪智」は悪いことにだけよく働く知恵。 「奸佞」は「姦佞」とも、「邪智」は「邪知」とも書く。 「邪智奸佞」ともいう。
曲意逢迎(きょくいほうげい)
自分の意見や主張を曲げて、他人にこびへつらうこと。 「曲意」は意志や主張を曲げること。 「逢迎」はこびへつらうこと。 「意を曲げて逢迎(ほうげい)す」とも読む。 「曲意奉迎」とも書く。
欺軟怕硬(ぎなんはこう)
弱者を苦しめ、強者に媚びへつらうこと。 「欺」は軽んずること。 「軟」は弱者のたとえ。 「怕」は怖がること。 「硬」は強者のたとえ。 「軟(なん)を欺(あざむ)き硬(こう)を怕(おそ)る」とも読む。
君側之悪(くんそくのあく)
君主のそばに仕えている悪人のこと。または、君主に媚を売り、悪いことを企んでいる人のこと。 「君側」は君主に近いところ、側近。 「悪」は悪人。
巧言令色(こうげんれいしょく)
心のこもっていない言葉や取り繕った表情などで、相手に気に入られようとすること。 「巧言」は相手に気に入られるために飾った言葉。 「令色」は表情を愛想良く飾ること。
讒諂面諛(ざんてんめんゆ)
他人の悪口を言って、相手に媚を売ること。 「讒諂」は他人の悪口を言って、相手に気に入られようと媚を売ること。 「面諛」は相手の目の前で直接こびへつらうこと。
舐痔得車(しじとくしゃ)
自分を卑しめることまでして大きな利益を手に入れること。 「舐痔」は痔を舐めること。 「得車」は車を得ること。 中国宋の曹商は使者として秦に行き、大きな車を与えられて帰国した。 これに対して荘子は「痔を患っている秦王の患部を舐めてその車をもらったのだろう」と揶揄したという故事から。
揣摩迎合(しまげいごう)
相手が思っていることを推測して、調子を合わせること。 「揣摩」は推測する。 「迎合」は相手に合わせて、さからわないようにすること。
承顔順旨(しょうがんじゅんし)
相手の顔色を窺って媚びへつらうこと。 「承顔」は相手の顔色を窺って、それに従うこと。 「順旨」は相手の気持ちや考えに従うこと。 「顔(かお)を承(う)け旨(し)に順(したが)う」とも読む。 「承顔順指」とも書く。
事大主義(じだいしゅぎ)
自分の考えを持たず、自分の保身のために強いものを迎合する考えや態度のこと。
柔茹剛吐(じゅうじょごうと)
弱者を見下して、強者に謙るという、世の常を言う言葉。 「柔茹」は柔らかい食べ物を食べること。 「剛吐」は固い食べ物を吐き出すこと。 「柔(じゅう)なるは茹(くら)い剛(ごう)なるは吐(は)く」とも読む。
趨炎附熱(すうえんふねつ)
その時に権力のあるものにこびへつらうこと。 「趨」は走ること。 「炎」と「熱」は激しい勢いがあるもののたとえ。 勢いのある炎に走って向かい、熱いものにつくということから。 「炎(えん)に趨(おもむ)き熱に附(つ)く」とも読む。 「趨炎付熱」とも書く。
世辞追従(せじついしょう)
相手に気に入られようとして、相手の言うことを何でもきいて、機嫌をとること。 「世辞」は気に入られようとして、機嫌をとること。 「追従」は逆らうことなく、言うとおりに従うこと。
前倨後恭(ぜんきょこうきょう)
調子にのって横暴な態度をとっていたが、急に態度を変えて、相手にへつらうようになること。 「倨」は偉そうな態度をとること。 「恭」は礼儀正しく丁寧なこと。 中国の戦国時代の遊説家の蘇秦は、諸国を放浪して貧しくなって故郷に帰ると、家族は偉そうに馬鹿にした態度をとった。 蘇秦は、その後に六国の宰相になって故郷に帰ると、家族は腰を低くして丁寧に迎え、媚びへつらったという故事から。 「前(さき)には倨(おご)りて後(のち)には恭(うやうや)し」とも読む。
長舌三寸(ちょうぜつさんずん)
人前ではお世辞をいい、その裏では馬鹿にして笑うこと。 「長舌」は思ってもいないお世辞をいうこと。 「三寸」は長さが短いということから、舌先でお世辞をいうことのたとえ。
諂上欺下(てんじょうぎか)
自分よりも力のあるものには媚びを売り、自分よりも力のないものには馬鹿にした態度をとること。 「上(かみ)に諂(へつら)い下(しも)を欺(あざむ)く」とも読む。
諂佞阿諛(てんねいあゆ)
相手に気に入られるように振る舞うこと。 「諂佞」と「阿諛」はどちらもお世辞を言ったりして、気に入られるために振る舞うことで、似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
吐剛茹柔(とごうじょじゅう)
弱い者を押さえつけるが、強い者からは逃げること。 「吐剛」は固い食べ物を吐き出すこと。 「茹柔」は柔らかい食べ物を食べること。 固い食べ物は吐き出して、柔らかい食べ物だけを食べるという意味から。 「剛を吐(は)き柔を茹(く)らう」とも読む。 「茹柔吐剛」ともいう。
同而不和(どうじふわ)
こびへつらって調子を合わせているが、親しみは持っていないこと。 孔子が、くだらない人間との付き合い方について言った言葉。 「同じて和(わ)せず」とも読む。
卑躬屈節(ひきゅうくっせつ)
自分の信念や持論を無理に変えて、人にこびへつらうこと。 「卑躬」は腰をかがめて頭を下げること。 「屈節」は主義、主張を曲げること。
俛首帖耳(ふしゅちょうじ)
人の機嫌をとる卑しい態度のこと。 「俛首」は頭を伏せること。 「帖耳」は耳を垂れること。 犬が飼い主に従う様子ということから。 「首(こうべ)を俛(ふ)し耳を帖(た)る」とも読む。 「俯首帖耳」とも書く。
望塵之拝(ぼうじんのはい)
身分の高い人や権力のある人に気に入られようと振る舞うこと。または、遅れを取ること。 「望」は後ろから眺めること。 「塵」は車が動くときに巻き起こす砂埃。 中国の西晋の時代の人物、潘岳は当時強い権力を持っていた賈謐に媚びへつらい、賈謐の乗った車が去るときには、車が巻き起こした砂埃の中でいつまでもお辞儀をしていたという故事から。
面従後言(めんじゅうこうげん)
直接目の前にいる時は気に入られるように振る舞い、その人がいないところでは、その人のことを悪く言うこと。
揺頭擺尾(ようとうはいび)
気に入られるために相手の機嫌をとること。 「擺尾」は尾を振ること。 川の流れに逆らって泳ぐ魚の動作のことをいい、頭を揺らしながら尾を振るという意味から。 「頭(かしら)を揺(うご)かし尾を擺(うご)かす」とも読む。
