「家臣」に関連する四字熟語 — 34 件
「家臣」に関連する四字熟語を一覧で紹介します。各四字熟語の読み方・意味もあわせて確認できます。全34件を五十音順に掲載しています。
四字熟語一覧(五十音順)
一族郎党(いちぞくろうとう)
血縁関係のある家族や親族とそれらに付き従う家来のこと。 または、権力のある者やその者に付き従い利益を分けあう者たちのこと。 「一族」は血縁者の総称。「郎党」は家臣のこと。 「一族郎等」とも書く。
一家眷族(いっかけんぞく)
家族や親族、血縁者のこと。 または、その家臣や部下のこと。 「一家眷属」とも書く。
陰鷙鉗伏(いんしけんぷく)
忠義に欠ける臣下のたとえ。 裏で悪行を働いて、ばれないように隠すということから。 「鷙」はあらあらしい様子。 「鉗伏」は隠蔽すること。
王之爪牙(おうのそうが)
君主の助けとなったり、国家を守ったりする武に秀でた臣下。 「爪牙」はつめときばのことで、武器や兵のたとえ。
王門伶人(おうもんれいじん)
王家に仕える演奏家。 または、権力者に召抱えられている芸術家。 「王門」は王家。 「伶人」は演奏家。 武陵王は、琴の達人の戴逵を召抱えようとしたが断られたという故事から。
諤諤之臣(がくがくのしん)
相手に対して控えることなく、正しいと思うことをはっきりと言う人のこと。 「諤諤」は遠慮せずに思ったことをはっきり言うこと。
君臣有義(くんしんゆうぎ)
主君と家臣の間柄を支えるのは、道理にかなった筋目だということ。 「義」は人として行うべき正しい筋道。 儒教が守るべきとした五つの人の道(五倫)の一つで、『孟子』は父子・夫婦・長幼・朋友のあり方と並べてこれを挙げた。 「君臣(くんしん)義(ぎ)有り」とも読む。
黄裳元吉(こうしょうげんきつ)
忠義を尽くす家臣が主家に仕えると、必ずよい結果をもたらすということ。 易経の言葉で、「黄裳」は黄色のもすそのことで、「黄」は五行で中心の色とされ、天子などの高貴なものの象徴で、もすそは家臣をたとえたもの。 「元吉」は大吉のこと。 「黄裳(こうしょう)は元吉(げんきつ)なり」とも読む。
股肱羽翼(ここううよく)
主君を補佐する人のこと。 「股肱」は手足のことで、一番信頼できる人物のたとえ。 「羽翼」は鳥の羽と翼のことから、左右から助けること、補佐のたとえ。
股肱之臣(ここうのしん)
君主の信頼できる家臣。 または、そのような部下のこと。 「股」は足のもも。 「肱」は腕のひじ。 どちらも人が動くために大切な部分ということから、なくてはならない大切なものをいう。
狐媚猫馴(こびびょうじゅん)
悪い心を持った臣下のたとえ。 狐(きつね)のようにこびを売り、猫のように親しみじゃれついてくるという意味から。
沙中偶語(さちゅうのぐうご)
臣下同士で謀反を起こす相談をすること。 「沙中」は人のいない砂地のこと、「偶語」は向かい合って話し合うこと。 古代中国の漢の君主の劉邦の時代に、功績を上げていても褒賞がもらえずに、他に人のいない砂地で、臣下たちが謀反の相談をしていたという故事から。
三木一草(さんぼくいっそう)
後醍醐(ごだいご)天皇の建武政権下で功績を上げ、重用された四人の臣下の総称。 「三木」は、名前に「き」の付く三人。結城親光(ゆうきちかみつ)、名和長年(なわながとし)の役職、伯耆守(ほうきのかみ)、楠木正成(くすのきまさしげ)のこと。 「一草」は、名前に「くさ」の付く一人。千種忠顕(ちぐさただあき)のこと。
社稷之臣(しゃしょくのしん)
国家の重要な職についている臣下のこと。 「社」は土地の神、「稷」は五穀の神のことで、どちらも国家にとって重要な守り神ということから、「社稷」は国家や朝廷という意味。
社稷之守(しゃしょくのまもり)
国家の守りとなる臣下のこと。 「社」は土地の神、「稷」は五穀の神のことで、どちらも国家にとって重要な守り神ということから、「社稷」は国家や朝廷という意味。
食客三千(しょっかくさんぜん)
たくさんの人を客分として扱い、自分の家来として抱えておくこと。 「食客」は客として家に住む人のこと。 高貴な人が才能のある人を客として養い、私的な家来とすることをいう。
臣一主二(しんいつしゅに)
誰に仕えるかは、個人の自由ということ。 元は臣下としての自分の体は一つしかないが、仕えることのできる主人はたくさんいるという意味の言葉。 仕えている君主が駄目なら、他にも君主はたくさんいるので、自由に見つけて仕えてもよいということをいう。
述懐奉公(じゅっかいぼうこう)
不満などの愚痴をこぼしながら、主人や君主に仕えること。 「述懐」は愚痴を言うこと。 「奉公」は身をささげて仕えること。
石画之臣(せっかくのしん)
失敗や危険が少ない計画を立てる臣下。 または、壮大な計画を立てる臣下。 「石画」は石のように堅い計画。
爪牙之士(そうがのし)
君主を守り、手助けをする臣下のこと。 爪や牙になって君主を守るという意味から、心から信頼できる臣下をいう言葉。
大法小廉(たいほうしょうれん)
全ての家臣が忠義を尽くし、清く正しいこと。 臣下の心得をいう言葉で、「大法」は大臣が法律を守ること、「小廉」は身分の低い臣下、小臣が清廉に仕えること。
託孤寄命(たくこきめい)
国の重要なことをまかせること。 または、そのような大切なことを任せることのできる臣下。 「託孤」は父親が亡くなった子どもをあずけること。 「寄命」は政治の全てを任せること。 王位を持つ父親に死なれ、幼い内に王位を継いでも、その補佐として政治の全てを任せることのできる重臣という意味から。 「孤(こ)を託し命(めい)を寄(き)す」とも読む。
丹書鉄契(たんしょてっけい)
手柄のあった家臣に、天子が与えた誓いの証。 「丹書」は朱で書くこと、「鉄契」は鉄でできた割り符。 朱で書けば字が消えないので、鉄の札に朱で誓いを記し、本人やその子孫が罪を犯しても罰を軽くすると約束した証とした。
天威咫尺(てんいしせき)
天子の側近のこと。または、天子の威光に近づきすぎて怖れ多いこと。 「天威」は自然と恐れ従わせる天子の威厳。 「咫尺」の「咫」は長さの八寸、「尺」は十寸ということから、「咫尺」は非常に近いという意味。 天子の威光が非常に近くにあるという意味から。
天顔咫尺(てんがんしせき)
天子の側近として仕えること。 「天顔」は天子の顔。 「咫尺」の「咫」は長さの八寸、「尺」は十寸のことから、「咫尺」は非常に近いことのたとえ。
日居月諸(にっきょげっしょ)
「日よ月よ」という意味。 「居」と「諸」は語句の助字。 または、「日」や「月」が天から照らすものであることから「君主と臣下」もしくは「君主とその夫人」、「父と母」などのたとえ。
被官郎党(ひかんろうとう)
武士、または、その家来のこと。 「被官」は大名などの上級武士に直接仕えている下級武士のこと。 「郎党」は武士の下僕のことで、血の繋がりがなく、領地を持っていない人のこと。 「被官」は「被管」、「郎党」は「郎等」とも書く。
尾大不掉(びだいふとう)
臣下の力が大きくなりすぎると、君主が統制することができなくなるということ。 「尾大」は尾の大きさが大きいこと。 「掉」は振り動かすこと。尾が大きすぎると自力で尾を動かすことができないという意味から。
腹心之臣(ふくしんのしん)
心から信頼できる家臣のこと。 「腹心」は自分の腹や心になるという意味で、確実な信頼をすること。
夢賚之良(むらいのりょう)
夢の中で天の使いから賜った家臣のこと。 「良」はすぐれた能力のある家臣。 古代中国の殷の高宗が夢でよい家臣を天から賜った。 目が覚めた高宗は、人相書を描いて全国を探させると、囚人と共に道路工事をしていた説という人を見つけて臣下にした。 説は宰相として非常に活躍したという故事から。
乱臣賊子(らんしんぞくし)
人の道を外れた悪事を働く人のこと。 君主を裏切り、国を乱す家臣と、親を悲しませたり大切にしない子どもということから。 「賊子」は親不孝な子ども。
竜逢比干(りゅうほうひかん)
忠義を尽くす家臣のたとえ。 「竜逢」と「比干」はどちらも人の名前。 竜逢と比干はどちらも暴君に仕え、君主をいさめたために処刑されたということから。
梁冀跋扈(りょうきばっこ)
臣下が権力を使って、好き勝手に振る舞うこと。 「梁冀」は後漢の時代の大将軍の名前。 「跋扈」は魚を捕らえるための罠の竹垣を魚が飛び越えて逃げ出すということから、好き勝手に振る舞うこと。 横暴な振る舞いをしていた大将軍の梁冀は、八歳の質帝に「跋扈将軍」とあだ名をつけられたことに怒り、質帝を毒殺したという故事から。
和羹塩梅(わこうあんばい)
主君を補佐してうまく国を治める有能な大臣や宰相のこと。 「和羹」は様々な材料や調味料を合わせて作る吸い物のこと。 「塩梅」は塩と梅酢のこと。 国政の執行を塩と梅酢を程よく加えて美味しく仕上げる吸い物にたとえたもの。
