斗粟尺布とは
斗粟尺布
とぞく-しゃくふ
四字熟語 | 斗粟尺布 |
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読み方 | とぞくしゃくふ |
意味 | 兄弟の仲が悪いこと。
「斗粟」の「斗」は容量の単位。 一斗の粟のことから、少しの食べ物のたとえ。 「尺布」の「尺」は長さの単位。 一尺の布のことから、少しの衣服のたとえ。 中国の漢の淮南王と文帝は腹違いの兄弟だったが、文帝はおごり昂って法に背く行いを多くしたために、淮南王に王位を奪われ流罪にされた。 その道中で文帝は悶え苦しみ、食を断って死んだ。 人々はそのことについて「一尺の布でも一斗の粟でも、分け合えば互いの寒さと飢えをしのげるのに、何故仲良くできなかったのか」と歌ったという故事から。 「尺布斗粟」ともいう。 |
出典 | 『史記』「淮南厲王長伝」 |
異形 | 尺布斗粟(しゃくふとぞく) |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 家族 / 兄弟 / 兄弟の不仲 |
使用漢字 | 斗 / 粟 / 尺 / 布 |
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