頽堕委靡について

四字熟語 | 頽堕委靡 |
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読み方 | たいだいび |
意味 | 体力や気力が少しずつ弱くなっていくこと。 「頽堕」はしっかりとしていない、だらしないこと。 「委靡」は衰えること。 |
出典 | 韓愈「送高閑上人序」 |
使用されている漢字
「頽」を含む四字熟語
「堕」を含む四字熟語
頽堕委靡(たいだいび)
堕落腐敗(だらくふはい)
気持ちがゆるんで、だらしない生活をするようになること。 「堕落」と「腐敗」はどちらも行いが悪くなり、生活が乱れるという意味。
腐敗堕落(ふはいだらく)
気持ちがゆるんで、だらしない生活をするようになること。 「腐敗」と「堕落」はどちらも行いが悪くなり、生活が乱れるという意味。
「委」を含む四字熟語
委肉虎蹊(いにくこけい)
わかっていながらも危険な状況や災難を招くことのたとえ。 または、無駄死にすること。 「委」は捨てるや、置くという意味。 「虎蹊」は虎がいる道。 虎が出る道に肉を落とすという意味から。 「肉を虎蹊に委つ」という形で使うことが多い言葉。
紆余委蛇(うよいだ)
山や林などがうねうねと曲がり、どこまでも連なっている様子。 「紆余」は曲がりくねっていて長く続いている様子。 「委蛇」は曲がりくねっている様子。
頽堕委靡(たいだいび)
顛委勢峻(てんいせいしゅん)
川のどこでも流れに勢いがあって激しいこと。 「顛委」は頂上と末端という意味から、水の水源と末流、上流と下流という意味。 「勢峻」は勢いが激しいこと。
白紙委任(はくしいにん)
人に頼みごとをする時に、こちらから条件をつけずに相手に全て任せること。 「白紙」は何も書いていない真っ白な紙。または、自分の見解を持っていないこと。 「委任」は他の人に全て任せること。
「靡」を含む四字熟語
一世風靡(いっせいふうび)
ある時代で、大いに流行ること。 「風靡」は草木が風でなびくこと。 草木が風で同じ方向になびくことを、その時代のたくさんの人がなびくことにたとえた言葉。 「一世を風靡する」と用いることが多い言葉。
萎靡沈滞(いびちんたい)
次第に勢いが弱くなっていくこと。 「萎靡」は草木がしなびること。 「沈滞」は一つの場所で滞って動かなくなること。 どちらも勢いがなくなることのたとえ。 「委靡沈滞」とも書く。
萎靡不振(いびふしん)
元気がない様子。 「萎靡」は活気がない様子。 「萎靡して振るわず」とも読む。
沈滞萎靡(ちんたいいび)
次第に勢いが弱くなっていくこと。 「沈滞」は一つの場所で滞って動かなくなること。 「萎靡」は草木がしなびること。 どちらも勢いがなくなることのたとえ。
轍乱旗靡(てつらんきび)
戦いに負けて慌てて逃げる様子。 「轍乱」は車輪の跡が乱れること。 「旗靡」は旗が横たわること。 戦争で使う兵車の車輪の跡が乱れていて、軍旗が倒れているという意味から。
波流弟靡(はりゅうたいび)
絶えず変化する世の中を言い表す言葉。または、世の変化に逆らわずに生きること。または、しっかりとした考えのないために、世の流れに流されること。 「波流」は水の流れのことで、常に変化を続ける世の中のたとえ。 「弟靡」は草木が風でなびくことで、物事の流れに従うこと。