暴虐非道について

四字熟語 | 暴虐非道 |
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読み方 | ぼうぎゃくひどう |
意味 | 人の道を外れた残酷で乱暴な行いのこと。 または、そのような人のこと。 |
出典 | - |
類義語 | 悪逆非道(あくぎゃくひどう) |
悪逆無道(あくぎゃくむどう) | |
極悪非道(ごくあくひどう) | |
残酷非道(ざんこくひどう) | |
大逆無道(たいぎゃくむどう) |
使用されている漢字
「暴」を含む四字熟語
一暴十寒(いちばくじっかん)
努力を続けられずに怠ることが多いことを戒めた言葉。 「暴」は日に曝すということ。 「寒」は冷やすということ。 日に曝して暖めようとして、一日は暖めて十日間日陰においたまま冷やすという意味から。
以暴易暴(いぼうえきぼう)
暴力によって暴力をおさえること。 古代中国の暴君と名高い殷の紂王を周の武王が武力により征伐したさいに、伯夷と叔斉の兄弟が武王を非難した言葉。 「暴を以て暴に易う」とも読む。
婬虐暴戻(いんぎゃくぼうれい)
ふしだらで荒々しく、無慈悲な様子。 「婬虐」は淫らで残酷な様子。 「暴戻」は人としての道から外れていて乱暴なこと。 「淫虐暴戻」とも書く。
横徴暴斂(おうちょうぼうれん)
税金などを非常に厳しく取り立てること。 「横徴」と「暴斂」はどちらも強引に取り立てること。 似た意味の言葉を重ねて意味を強調した言葉。
狂悖暴戻(きょうはいぼうれい)
狂っているように暴力的で、道理に反していること。 「狂悖」は良心を失って、道理に反すること。 「暴戻」は暴力的で道理に反していること。
荒怠暴恣(こうたいぼうし)
気持ちが荒れていて、わがままな様子。 「荒怠」は気持ちが荒れていて、やらなければならないことを怠けること。 「暴恣」は暴力的で自分勝手なこと。
「虐」を含む四字熟語
婬虐暴戻(いんぎゃくぼうれい)
ふしだらで荒々しく、無慈悲な様子。 「婬虐」は淫らで残酷な様子。 「暴戻」は人としての道から外れていて乱暴なこと。 「淫虐暴戻」とも書く。
邪知暴虐(じゃちぼうぎゃく)
悪いことに知識がよく働き、乱暴な行動で人々を苦しめること。 「邪知」は悪知恵。 「暴虐」は乱暴で残酷なこと。 「邪智暴虐」とも書く。
暴虐非道(ぼうぎゃくひどう)
「非」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
有情非情(うじょうひじょう)
人間や動物、植物に加えて、命を持たない石や水などを含めた世界に存在する全てのもののこと。
拒諫飾非(きょかんしょくひ)
他人からの忠告を聞かず、道理にそむいた行いの言い訳をすること。 「拒諫」は他人からの忠告を受け入れないこと。 「飾非」は道理にそむいた行いの言い訳をすること。 「諫を拒み非を飾る」とも読む。
曲直是非(きょくちょくぜひ)
物事の善悪のこと。 「曲直」は曲がっていることと、まっすぐなこと。 「是非」は正しいことと、間違っていること。
口是心非(こうぜしんひ)
口に出して言うことと、気持ちが一致していないこと。 言葉では賛成しているが、心の中では反対していることをいう。 「口に是し心に非とす」とも読む。
今是昨非(こんぜさくひ)
今になって過去の行いが過ちだったと気づいて悔いること。 「是」は正しいこと、「非」は誤りのことで、今日は正しいが、昨日までは間違っていたという意味から。 「今の是にして昨の非なりしを覚る」を略した言葉。
「道」を含む四字熟語
悪逆非道(あくぎゃくひどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「非道」は人としての道理にはずれていること。
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
人の道をはずれた計り知れないほどの悪行のこと。 「悪逆」は律令法の八逆の中の一つで親族殺しのこと。 「無道」は人としての道理にはずれていること。
隠居楽道(いんきょらくどう)
世間から離れ、山奥などの静かな場所に住み、清くゆったりとした気持ちで生活すること。または、文人が街中での生活を楽しむこと。 「隠居、道を楽しむ」とも読む。
王道楽土(おうどうらくど)
「王道」は徳をもって公平で無私の政治で、王が行うべき道、「楽土」は安楽の土地のことで、徳があり、公平な政治が行われている楽しくて平和な国のこと。
感応道交(かんのうどうこう)
仏の力が人々の信仰の心に応えて、仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応」は仏と人々の心が通じ合うこと。 「感応の道交わる」とも読む。
詭道険語(きどうけんご)
人を困惑させるやり方や、分かりづらい言葉のこと。 「詭道」は人を不安にさせたり、好ましくない行動に走らせるやり方。 「険語」は難しく、理解し辛い言葉。