先従隗始とは
先従隗始
せんじゅう-かいし
四字熟語 | 先従隗始 |
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読み方 | せんじゅうかいし |
意味 | 物事を行うときは、まずは身近なことから始めるべきという教え。
または、提案した人が率先して物事を始めるべきであるということ。 「隗」は郭隗という人の名前。 中国の戦国時代の燕の昭王が、郭隗によい人材が欲しいと相談すると、郭隗は、自分を優遇すれば、愚かな自分でも優遇されると知った賢い者が集まると言った。 昭王は郭隗の言うとおりに、郭隗の家を建て替えて重用すると、多くの賢人が集まってきたという故事から。 「先(ま)ず隗(かい)従(よ)り始めよ」とも読む。 |
出典 | 『史記』「燕召公世家」 |
漢検級 | 1級 |
類義語 | 燕昭築台(えんしょうちくだい) |
使用漢字 | 先 / 従 / 隗 / 始 |
「先」を含む四字熟語
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- 先聖先師(せんせいせんし)
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「従」を含む四字熟語
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- 鶏尸牛従(けいしぎゅうしょう)
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- 世辞追従(せじついしょう)
- 先従隗始(せんじゅうかいし)
- 草偃風従(そうえんふうじゅう)
- 文従字順(ぶんじゅうじじゅん)
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「隗」を含む四字熟語
- 先従隗始(せんじゅうかいし)