伯夷叔斉とは
伯夷叔斉
はくい-しゅくせい
四字熟語 | 伯夷叔斉 |
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読み方 | はくいしゅくせい |
意味 | 私欲がなく清らかな人格の人のたとえ。
「伯夷」と「叔斉」はどちらも人の名前。 伯夷と叔斉は自国を出て、周の文王に身を寄せた。 文王の死後、息子の武王が後を継ぎ、自身の主君である殷の紂王を討とうとしたので、不忠だと諫(いさ)めたが聞き入れられなかった。 その後、紂王を討ち取った武王が周王朝を建てたが、伯夷と叔斉は主君を討ち取った武王を非難し、周のものを食べることを恥として、周から離れて隠遁した後に餓死したという故事から。 |
出典 | 『史記』「伯夷伝」 |
漢検級 | 準1級 |
場面用途 | 清廉 / 無欲 / 性質 |
類義語 | 伯夷之清(はくいのせい) |
伯夷之廉(はくいのれん) | |
使用漢字 | 伯 / 夷 / 叔 / 斉 |
「伯」を含む四字熟語
「夷」を含む四字熟語
「叔」を含む四字熟語
- 伯夷叔斉(はくいしゅくせい)
- 伯仲叔季(はくちゅうしゅくき)
- 孟仲叔季(もうちゅうしゅくき)