口角飛沫について

四字熟語 | 口角飛沫 |
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読み方 | こうかくひまつ |
意味 | 口の端からつばを飛ばすほどの激しい議論のこと。 |
出典 | - |
類義語 | 口角流沫(こうかくりゅうまつ) |
使用されている漢字
「口」を含む四字熟語
悪口雑言(あっこうぞうごん)
様々な悪口を好き放題に言うこと。 またはその言葉のこと。
悪口罵詈(あっこうばり)
好き勝手に悪口を言うこと。または、その悪口のこと。
異口同音(いくどうおん)
全員が同じことを言うこと。 または、全員の意見が一つに揃うこと。 「異口」は多くの自分以外の口。 「同音」は口をそろえて言うこと。
一口両舌(いっこうりょうぜつ)
前に話した内容と、後で話した内容とが食い違っていること。 以前に言ったことと違うことを、平気で言う人のこと。 一つの口に二つの舌があるということから。
開口一番(かいこういちばん)
「開口」は口を開き話しを始めることで、口を開いて前置きもなく、一番最初に言う言葉。または、いきなり話し始めること。
膾炙人口(かいしゃじんこう)
多くの人々の話題となり、人気を集めること。 「膾」は生肉を細かく刻んだ食べ物、「炙」は炙り肉のことで、どちらも多くの人がご馳走として好んで食べることから。
「角」を含む四字熟語
烏白馬角(うはくばかく)
絶対にあるはずがないこと。 「烏白」は頭の色が白い烏、「馬角」は角の生えている馬のことで、そのような動物は存在しないということから。
海角天涯(かいかくてんがい)
二つの地がきわめて離れていることのたとえ。 天の果て、海の角という意味。
蝸角之争(かかくのあらそい)
取るに足らない小さな争いのたとえ。 「蝸角」はかたつむりの角のこと。 かたつむりの角のように小さく、左右にある国同士が小さな領土を奪い合う争いをしたという故事から。 「蝸牛角上の争い」を略した言葉。
蝸牛角上(かぎゅうかくじょう)
取るに足らない小さな争いのたとえ。 「角」はかたつむりの角のこと。 かたつむりの角のように小さく、左右にある国同士が小さな領土を奪い合う争いをしたという故事から。 「蝸牛角上の争い」を略した言葉。
含牙戴角(がんがたいかく)
獣のこと。 口に牙があって、頭に角がある生き物という意味から。 「牙を含み角を戴く」とも読む。
亀毛兎角(きもうとかく)
この世界に存在するはずのないもののこと。 亀の甲羅に毛が生え、兎の頭に角が生えるという意味から。 元は戦争が起こる触れのことを言った言葉。
「飛」を含む四字熟語
暗中飛躍(あんちゅうひやく)
ひそかに計画を立てて、見事な活躍をすること。 「飛躍」は高く飛び上がるという意味から、見事な活躍をすることのたとえ。 「暗躍(あんやく)」と省略して用いられることもある。
烏飛兎走(うひとそう)
あっという間に月日が過ぎていくこと。 「烏」は日(太陽)、「兎」は月のたとえであることから、「烏」と「兎」で月日のことを表している。 「飛」や「走」は経過が早いことを表している。 太陽には金烏、月には兎が住んでいるとされる中国の伝説からきた言葉。
雲烟飛動(うんえんひどう)
筆の勢いが生き生きとしていて力強いこと。 「雲烟」は雲と霞。または、雲と煙。 雲や霞、煙などとどまることなく、常に飛ぶように動いているという意味から。 「雲煙飛動」とも書く。
燕雁代飛(えんがんだいひ)
入れ違いになること。 または、互いに隔てられていることのたとえ。 燕が南から渡ってくる季節には、雁は北へ渡り、雁が北から渡ってくる季節には、燕は南に渡るために出会うことはないということから。 「燕雁代わって飛ぶ」とも読む。
鳶飛魚躍(えんぴぎょやく)
全ての生き物が生まれた時から持っている性質に従って、その性質を楽しみながら自由に生きること。 または、そのような天の摂理のこと。 または、よい政治が行われ、世の中が平和なことのたとえ。 「鳶飛び魚躍る」を略した言葉で、鳥の鳶が自由に空を飛びまわり、川の淵で魚が躍るという意味から。
骨騰肉飛(こっとうにくひ)
心も体も躍動すること。 または、美しい女性を見て、情欲が沸き立つ様子のこと。 元は、兵士が戦場を勇敢に走り回る様子をいう言葉。 「骨騰り肉飛ぶ」とも読む。