「賤」を含む四字熟語一覧
賤を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
一貴一賤(いっきいっせん)
貧しくなったり、豊かになったりすること。 または、貧しいときと豊かなときで人の扱いが変わるということ。 「一」は"あるときは"という意味。 「貴」は豊かな様子。 「賤」は貧しい様子。
貴耳賤目(きじせんもく)
他人から聞いたことを信じ込み、自分の目で見たことを信じないこと。または、現在を軽視して、過去の出来事を重視すること。 「耳を貴(とうと)び目を賤(いや)しむ」とも読む。
貴賤上下(きせんじょうげ)
身分や階級、地位の高い人と低い人。 または、それらの人たち全てのこと。 似た意味の言葉を重ねて強調した言葉。
貴賤貧富(きせんひんぷ)
貧しい人と裕福な人、高貴な人と下賎な人のこと。 「貴賤貧富」ともいう。
貴賤老若(きせんろうにゃく)
年齢や身分に関係なく、全ての人たちという意味。 「老若」は老人と若者のこと。 「貴賤」は身分の高い人と低い人のこと。 「貴賤老若」ともいう。
賤斂貴出(せんれんきしゅつ)
価格が安いときに暴落を防ぐために買って保存しておき、価格が高くなったときに、高騰しすぎないように保存しておいたものを売って物価の安定を図る政策のこと。 昔の中国が行った政策。 「賤」は安価。 「斂」は集めること。 「貴」は高価。 「賎(せん)に斂(おさ)め貴に出(いだ)す」とも読む。
賤斂貴発(せんれんきはつ)
価格が安いときに暴落を防ぐために買って保存しておき、価格が高くなったときに、高騰しすぎないように保存しておいたものを売って物価の安定を図る政策のこと。 「賤」は安価。 「斂」は集めること。 「貴」は高価。 「発」は出すこと。 「賤(せん)に斂(おさ)め貴(き)に発す」とも読む。
貧賤驕人(ひんせんきょうじん)
貧しくて卑しい人間は、失うものがないので傲慢な態度を取ることができるということ。 「賤」は卑しい人間。 貧しく卑しい人は失うものがなく、いざとなれば逃げればいいので、権力者相手でも横暴に振る舞うことができるという意味から。 「貧賤(ひんせん)人に驕(おご)る」とも読む。
貧賤之交(ひんせんのまじわり)
貧しく苦労している時から交友のある友人のこと。または、そのような友人は大切にすべきであるということ。 出世すると以前の友人を捨てて、高い地位を持っている人と付き合おうとするが、以前の友人を捨ててはならないということ。
貧富貴賤(ひんぷきせん)
貧しい人と裕福な人、高貴な人と下賎な人のこと。 「貴賤貧富」ともいう。
老若貴賤(ろうにゃくきせん)
年齢や身分に関係なく、全ての人たちという意味。 「老若」は老人と若者のこと。 「貴賤」は身分の高い人と低い人のこと。 「貴賤老若」ともいう。