「抱」を含む四字熟語一覧
抱を含む四字熟語の一覧です。
五十音順に表示しています。
合抱之木(ごうほうのき)
両手でやっと抱えることができるほどの大木。 「合抱(ごうほう)の木(き)も毫末(ごうまつ)より生(しょう)ず」を略した言葉。 大きな大木も小さな芽から育ったものであり、大事も小さなことの積み重ねによってなるということのたとえ。
抱関撃柝(ほうかんげきたく)
地位の低い役人のたとえ。 「抱関」は門番、「撃柝」は夜警のことで、どちらも地位の低い仕事であることから。
抱残守欠(ほうざんしゅけつ)
ほとんどがなくなって不完全な書物や、残った書物の欠片を大切にすること。または、保守的な思想で、革新的な思想を受け入れないこと。 「残」と「欠」は失われたものの残った部分。 「抱」と「守」は抱きかかえるように大切に守ること。 「残(ざん)を抱(いだ)き欠(けつ)を守る」とも読む。 「抱残守闕」とも書く。
抱残守闕(ほうざんしゅけつ)
ほとんどがなくなって不完全な書物や、残った書物の欠片を大切にすること。または、保守的な思想で、革新的な思想を受け入れないこと。 「残」と「欠」は失われたものの残った部分。 「抱」と「守」は抱きかかえるように大切に守ること。 「残(ざん)を抱(いだ)き欠(けつ)を守る」とも読む。 「抱残守闕」とも書く。
抱薪救火(ほうしんきゅうか)
害を取り除こうとして行動すると、逆に被害が大きくなること。 薪を抱えたまま火を消そうとするということから。 「薪(たきぎ)を抱(いだ)きて火を救う」とも読む。
抱柱之信(ほうちゅうのしん)
約束を守りぬくことのたとえ。 または、正直すぎて機転がきかないことのたとえ。 「抱柱」は橋の脚にしがみつくこと。 「信」は信義という意味。 魯の国の尾生が橋の下で女性と会う約束をしたが、いつまでも女性はこないまま尾生は橋の下で待ち続けた。 やがて、雨が降り始めて川が増水して、橋の橋脚に抱きついたまま溺れ死んだという故事から。
抱痛西河(ほうつうせいか)
自身の子供が死んで、ひどく悲しむことのたとえ。 中国の春秋時代、孔子の弟子の子夏は、西河で教えを説いている時に自身の子供が死んだことを聞き、悲しみのあまり失明してしまったという故事から。
抱腹絶倒(ほうふくぜっとう)
腹を抱えて笑いこけること。 「捧腹」は腹を抱えること。 「絶倒」は倒れそうなほど大笑いすること。 「抱腹絶倒」とも書く。
抱腹大笑(ほうふくたいしょう)
腹を抱えて笑いこけること。 「捧腹」は腹を抱えること。 「抱腹大笑」とも書く。